魁!!クロマティ高校#16
「田中信夫様万々歳の巻」
日本番長選手権は,年1度の不良業界では権威ある全国大会.それに出たいものの,友達づきあいがよくないためにクラスの連中に混じれない北斗.あのときカラオケに行っておけばと後悔したり後悔したことはどうでもいいと考えたりまた後悔したり.そこで北斗の子分はクラスの連中に北斗のすごさをアピールしようとする.しかしスケールの大きさを強調してしまったがゆえに話がずれ,おかしなことに.
神山グループに参加した北斗と子分.割とどうでもいい話をしているうち,北斗の子分,みんな(北斗含む)が自分の名前を知らない&忘れていることに気づく.なんとか自己紹介したいのだが,そこに迫る様々な困難が子分を苦しめる.
まずはともかく! ナレーション:田中信夫にしびれてください(笑).なんて豪華な声だ! 日本番長選手権の優勝だって,出てなくても差し上げますいらなくても.こういうところにまったく手を抜いてないのが偉いなぁとつくづく考えるわけで.かわりに脚本がないというとんでもないアニメなのですが….
友達づきあいがなかなかできない北斗のカラオケに関する言い訳?など,北斗のいかにもラスボス風の顔や声と,話してる内容のミスマッチが愉快.お弁当もはみがきコップも意外と可愛いかも.「がんばってくれ」の背景でわらわらしてる不良がどこか「ヘルシング」(原作)風.後半は,北斗の子分の奮闘ぶりが気の毒.テロップ出ないし,提供後のカットですら時間切れ,半年学校にいても名前を覚えてもらえない可愛そうな子分.「どうでもいいと思ったから」覚えないって,そりゃいくらなんでもひどいだろ神山.一応主人公のはずなんですが,最初に比べ,だんだんものに動じない,実も蓋もない冷たい奴になってきています.
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