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プリズナーNo.6#2

「男,彫刻をつくるの巻」

村では大展覧会が開催されることになった.また,ヘリで新しい女が運ばれてきた.彼女にはナンバー8の番号が振られ,男の隣家に暮らすことに.男がここに連れてこられたときのようなふるまいを見せるナンバー8.ナンバー8は男に尋ね,男はこう答える.「ここはどこですか」「村です」「あの人たちは誰」「あなたは誰だ」.いかにも村に慣れた風の受け答えをする男.ナンバー8はそれに苛立つ様子を見せる.
浜辺.ナンバー8の様子を見ながら,ナンバー2と男は夢の話をする.村を世界に広げるというナンバー2の夢.男の夢は月へいくこと.ナンバー8は遥か沖へと泳いでいく.やがてオレンジ警報が発令.白い風船が彼女を村に連れ戻し,気絶した彼女は病院へ運ばれる.男はナンバー2に呼び出され病院へ.そこではナンバー8が拷問を受けていた.男は大展覧会への出品と引き換えにナンバー8の身柄を引き取り,面倒を見ることに.

今回は海からの脱出と脱出先についての問題がネタになっています.序盤は表面はほのぼの.男は新しいナンバー8と仲良くなっていくわけですが,先週のあの状況を見ていると,村だけでなく男もナンバー8も見た目とはまったく別のことを腹に抱えているんではないかと視聴者ですら勘ぐりたくなるわけで.これが「プリズナー」の面白さ.何もかも信用できない状態で画面を眺めるしかないため,推理の楽しみが存分に味わえます.
男がつくった彫刻こと船の材料.作品の意味は「見たとおり」でタイトルが「脱出」ってのににやにや.閉じ込められた村を示していると思われる彫刻の中心部の空洞から,ナンバー2の肖像が見えているのが芸が細かい.大賞の賞金で購入した大きなタペストリーにもナンバー2の絵が.このタペストリーは帆になるのですが,船で海に出たとしてもそこにはやはりナンバー2の目があるって暗喩なんだろうなぁやっぱり.

最後,ナンバー8がビックベンにこだわらなかったら男はトリックに気がつかなかったはずなので,あの話は案外ナンバー8の本心だったのかもしれず.最後の歩みだす男の姿が皮肉でかっこいい.「でもあの人はまたやるわよ」って台詞にもぞくぞくします.両手両足を縛りつけるような状態では男は秘密を決して語らないから.男がいかにも介入できそうな隙をつくっておいて,その行動を監視し,分析し,情報を引き出そうとしているのが今回のナンバー2の方向性.しかし失敗してしまったので,次回は薬物で攻撃です.

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