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BURN-UP SCRAMBLE#10

「立ち上がれ.世界を取り戻すためにの巻」

前後が落ち,孤立した海上道路.その上にはバスジャックに遭ったバスがいた.海上道路の橋脚で隊長から突入命令を受けるリオだが,乗客の被害を考えると今命令に従うことはできない.その返答を聞き,「こちらで処理します」と隊長は宣言し,直後に2つの影が飛来する.黒いバトルスーツを纏う二人の女は,バスに同乗する人質の命など考えもせず,容赦なしに全乗客を殲滅する.その行いに怒り戦いを挑むリオ.リオと同じ動きで戦う黒い女.しかしその力は圧倒的だ.マヤも銃を扱う黒い女に,肉体的にそして精神的にいたぶられる.最後の仕上げとしてバスごと犯人は爆破され,リオもマヤも生き残りはしたものの,手ひどい傷を負った.
黒の女たちを指示していたのはリオたちの隊長.そして隊長の後ろには警察の幹部たちがいた.彼女たちは新しいウォーリアーズチームだったのだ.彼女たちはリオ・マヤの旧チームより高い能力を持つとの評価を受ける.
一方,リオは病院で目を覚ました.バスの乗客は全員死亡.マヤは精神的ショックにより面会謝絶に.リオの見舞いに来ていたリリカは急な呼び出しを受ける.基地では,リリカの新しいパートナーとしてあの黒の女たちが待っていた.

たとえ物理現象を多少捻じ曲げてでも,安心・安全設計だったコントセットことバーンナップ界.しかし今週は黒の女たちの襲来によっていきなりその世界秩序が破壊されてしまいます.殺される人質,死にかける主人公など,今までのバーンナップ界ではありえない現象が続発.何より辛いのは笑えるところがまったくなく,徹頭徹尾シリアスなドラマが展開されてしまって呆然です.こんなのバーンナップじゃない(苦笑)!

最強の敵・新生ウォーリアーズはリオとマヤの強化コピーだったわけですが,色といい能力といい,これはちょいと古いロボットアニメのお約束そのものですね.考えてみれば新チームが女性である必要はないんですけども(苦笑),きっとなんかこだわりがあるんでしょう.薬の力で反応速度を上げ,集中力を高め,ついでに精神的なリミットを外して高い身体能力を引き出しているんでしょうが,そのために周囲の総合的な判断がリオ・マヤ以下になっているのが非常によろしくありません.その低い判断・応用能力を補うのがリリカの先読み能力.つまりはリリカは新チーム全体の目であり耳であり,また頭脳でもあるのです.
でもってそのリリカ.たとえめちゃくちゃでも,周囲に被害が出ないように仕事をしてきたリオとマヤの姿を,彼女はちゃんと覚えていました.自分の判断で新チームの正体を調べ,リオ先輩にリークです.そう,たとえコントセットだろうと作画が悪かろうと話がめちゃくちゃだろうと,旧ウォーリアーズのほうが皆が幸せだったわけですから.そんなリリカの手紙で一度は今までの自分に迷いを抱き,嫌いなユージとデートしてしまったリオも自分を取り戻します.再起不能に見えるほど精神的に傷つけられたマヤも,その不屈の魂で戦線に復帰します.そう,このまともすぎて辛い世界の秩序を,元のいいかげんで楽しい世界に戻さなければならないのです!
幹部の間で繰り返される言葉,「計画」の意味とは.リオたちはどんな手であの強力な黒の女たちを退けるのか.そして隊長のあの姿は.ストーリーはベタで結構.ただしこれだけじっくりネタふりしたわけですから,来週はおいしいところでちゃんと笑いを視聴者に届けてくださいよ.頑張れ!

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