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金色のガッシュベル#49

「知の力・目覚める力の巻」

部屋から石版がなくなったことに気がつく清麿.ウマゴンが持って行ったのかと小屋を調べようとすると,ウマゴンの執拗かつ手痛い反撃に遭う.普段から戦いのために生傷が多い清麿.ガッシュは清麿に傷を負わせないためには,自分を鍛えるしかないのかと悔しそうだ.清麿が体力や戦術の面で強くなることは必要だが,それにも限界がある.バリー相手のような圧倒的な力量差を覆すには,今把握できていない第3の要素,本の秘密を解くしかない.それももう少しで解けそうなのだが,何かが足りないと苦悩する清麿.
そんなシリアスな雰囲気ぶち壊しのお客様がご来訪.ナゾナゾ博士と魔物の子キッド,そしてマジョスティックトゥエルブ.まずはマジョスティックトゥエルブ(12人)が清麿たちの前に立ちはだかる.人間離れした能力を発揮する超人たちだが,どう見ても浮いているのが一人.その浮きっぷりに本の光すら衰える始末.そして博士の問いは「仲間はずれはだーれ?」「…ビッグボイン」「正解!また会おう!」 そのとんでもない精神攻撃に呆然とするしかない清麿とガッシュ.

今週は,苦悩と愉悦に揺れる前半から,そこにアクションが加わって最後に新技という驚異へと至る後半へと鮮やかに流れます.1話ごとに面白いだけ,戦ってるだけ,あるいは悩むだけという話とは違い,「ガッシュ」は場面ごとに重みを置くべき方向がまったく異なるパッチワーク構造で,これこそが原作の持ち味・強みでもあるんですが,そこを矯めずに力技で描ききったところがすごい.というか時間の制約もあるのでマジョスティックトゥエルブをちゃんと全員動かすとは思っていなかったんですけども,それをやってのけたバカっぷり&前衛表現万歳.超人集団は全員うさんくさくてたまりません.あいつら普段はどんな暮らしをしているんだろう.そりゃ清麿でなくたって「また来るのかな…」って言いたくもなるところです.
上のあらすじでは外してあるんですが,前半でもナゾナゾ博士はナオミちゃんと戦ったり?14人で空港のレストランに行ったりとやりたい放題.ナオミちゃんが新たな敵のかませ犬として機能している現状に疑問は残りますが(笑).そして技はかなり強力&トリッキーなのですが,繰り出される博士の嘘に終始翻弄されているキッドが愉快.あの効果音&反転は今後も維持していただきたく.

後半はキッドVSガッシュというよりはやはり博士VS清麿.本や魔界のことを清麿よりも深く知っている博士.それを知るための清麿の戦いはそのまま博士の導きでもあります.一人では届かなかった先を知りたいゆえの清麿の猛追ですが,力の差は大きく本を落とされる始末.そこで出てくる3つのなぞなぞ.最初の1つは置いておいて(笑)2つ目の問い「本は何か」には清麿正解.本は人の心を魔物の力に変えるもの.しかし3問目「術はどこから生まれる?」にはすぐには正解できません.それこそが清麿の限界で,「本」というかたちに発想が縛られていたからゆえに突破できなかった大きな壁.そう.マジョスティックトゥエルブの戦う能力がただのクイズのネタだったように,魔物の本も本そのものが重要なわけではないのです.もし清麿がそれに気がついていれば,ナゾナゾ博士と戦うまでもなく新技をあみだしていたのかもとか思ったんですけどもそれはさすがに無理ですよ博士(笑)!
本に術が出るから使えるようになるわけではなく,ガッシュに眠る力が目覚めたときに,本に術が出る.考えていた因果関係が逆向きであったことに気がついた清麿は,ガッシュにその力の発現を促します.「自分を信じろ,強さはお前の中にある!」 ガッシュはその声に答え,自分の内に眠る力を自らの意思で引き出します.そして目覚める第6の術・ラウザルクは一体どんな術なのか,次週に続きます!

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