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魁!!クロマティ高校#22

「名は体を表すってんだよの巻」

北斗の子分,子分をやめたいと言い出す.林田は断固反対.だってやめたらなんて呼べばいいんだよ! 「北斗の」が落ちて誰からも「子分」呼ばわりされるんだぞ.それでも北斗の子分,ちゃんと名前があるんだと主張するものの,林田理論からすれば戸籍上の名前には意味がないのだ.
北斗の子分,北斗に子分をやめると挨拶.去るものは追わずと引きとめない北斗.しかし今度は神山が,「引き止めないのか」と妨害工作.北斗の脳裏を走る幼き日々の思い出.
フレディとゴリラ,見た目は立派なのだが役に立たないということで,喧嘩に行かせることに.神山に通訳を頼むと絵を描いて意思疎通に成功.フレディが喧嘩に行くことに.ところがフレディ,その強さ以外は幼稚園児並みに使えない男であった.

全体的に画面が平面であるということをよく生かした効果を積極的に使っていて,それが台詞回しのテンポとも相まって面白い.情報量を限界まで上げることによって生まれるスピード感は,ろくなアクションシーンがないはずなのになかなかのものです.

押しも押されもしない一流のバカ,林田君の超絶理論炸裂よりスタート.これは記号論です(笑).少なくともクロ高では,彼が北斗の子分であるからこそ,「北斗の子分」=彼,というルールが共有化されているので,北斗の子分でなくなることは,「北斗の子分」=彼(北斗の子分) という等式の関係を崩すことになります.それはクロ高全体で共有化されているルール,すなわち彼らにとっての常識や主観的世界そのものに変更を加えることに等しい.
等式のルールを崩さないためには「子分」=彼(**の子分)という形でおさめるしかないのですが,「子分」という言葉は「**」の存在なしには成立しないので無理.ということで子分の離脱を必死で引き止める林田.もちろん北斗の子分にとっては,「戸籍上の名前」=自分というルールが成立しているのですが,クロ高中ではあくまで彼のローカルルールで大勢を占めるものではないというのが不幸なところ.
で,もし実際に子分でなくなったとしたら,たぶん「北斗の子分」=彼という関係だけ残ってしまい,子分でもないのに「北斗の子分」と言われ続けるか,「北斗の子分」という言葉がより短く,元のわからない形に変形し,「変形したあだな」=彼という関係がすぐに成立することになるんじゃないかと.いや,あいつのことなんか「北斗の子分」で十分なんですけども.どさくさにまぎれてベータが踏まれてましたね.そして子分の離脱を引き止める神山がちょっと熱血入って日曜に活躍中の別人の声に.

人語がどうも怪しいフレディに対して神山が見せた絵が…いや,ちゃんと通じるなら別にいいんですけど,案の定間違って別の標的ことヤクザの人をフレディが叩きのめしてしまってるのでやっぱり通じてない(笑).フレディの「はじめてのおつかい」を,物陰からどきどき見守る4人組.そして神山に引率されてるフレディが哀愁漂ってしまってどうしようもなく.あれ,方向音痴の自分にとっては他人事には見えないので余計情けないですよ.間違ってイマイさんと入れ替わってしまったフレディ.とりあえず社運を託してネクタイつけてみるという対応は,あまりに軽率です(笑).

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