« 会社を休んで骨董市をぷらぷらと | トップページ | 第3回しりとり竜王戦 本戦 »

第3回しりとり竜王戦 予選

今日もやってきましたおなじみしりとり竜王戦! 評判がいいらしいこの企画,皆様楽しみにされているのでしょうか.前日からこの単語でこのサイトにいらっしゃる方も急激に増えております(笑).今晩はスペシャルとして「虎の門」の90分を占拠.テーマに沿ったしりとりという単純この上ない企画なのですが,それゆえに出される回答は名人の面白性能と他の名人との相性に激しく左右されます.今回は予選で勝ちあがった川元が新名人として参加.彼がどこまで舞い上がるのかが見所となっています,

今回の参加者は板尾,竹若,川元,竹原,大槻,有田,清水,有野竜王.川元が予選より参入.竹原と大槻教授が素人,清水美子が女流.真っ当すぎておかしい竹原はいつもの通りですが,予選では出てくる単語に期待一杯の大槻教授とその声がどこまで場を支配できるかが気になる清水にも注目したいところです.そしてデジタル放送では5.1chシステムで声が回るようになっているようで.どうしてここで技術力を無駄に使うのですか.CATVの契約をデジタルに変えて,さらにスピーカー買いに行きたくて仕方なくなるじゃないですか(苦笑).また,現在の竜王は有野名人なのですが,これがまたどうしようもなく貫禄がありません.

さて,予選の競技は「しりとりイマジネーション」.テーマから思いつく言葉でしりとり.
予選Aグループは板尾,竹若,川元,竹原の4人.実力からすれば板尾が明らかに強いのですがここで川元がどこまで頑張れるか.竹若と竹原は…適当に頑張ってくれという感じ.実際には板尾が強さを見せつける展開となります.

1つ目のテーマは「ボツになったドラえもんの道具」
竹原からはじまりますが「着やせドレス」はボツにならない気が.そして板尾の「スキャンティーカメラ」は間違いなくボツです.やっぱりしずかちゃん? 竹若「ランデブーゼリー」は食うのか塗るのか(笑).そして川元の「留年キャンディ」は良い手でした.他の名人とはネタの方向性が少し違いますが遜色なく楽しい.板尾の「大型爪楊枝」.先が太くてせせれないんでしょうね(笑).中盤は狙いすぎで今ひとつの回答が続く中で出た竹原の「肝あめ」が実際以上に面白く感じられてしまう始末.で,時間をたっぷり使い,間を溜めた上で放たれた板尾の「眼鏡コンタクト」は,わざわざ長考して出てくるのがそれかよという情けなさも相まってネタも演出も素晴らしい.板尾が強すぎて終盤は他の名人は何もできず.
さすがマイペースの板尾名人,序盤よりいつもの通りです.またこの段階でボツにならない道具を出していた竹若がかなり出遅れ.そして竹原の追い詰められぶりが点には繋がりませんが面白いです(苦笑).

2つ目のテーマは「部長が影で言われているあだ名」
板尾,「マーメイドテレフォン」と最初なのに「ん」(笑).明らかにルールを忘れて大ボケするのが素晴らしい.そんな板尾名人の強さをボケの影響を一挙に背負う気の毒な竹若,「丸首地蔵」などの回答は全て普通にしか聞こえません.逆に勢いに乗り始めた川元.「鵜呑み」はいい感じです.竹若の「やどかりのから」は考えを巡らせやすい悪くない回答.続く川元の「ラメ」もいいですね.イベントがあるとラメ服とか汗ぎとぎとでてらてら光ってるから? 竹原の 「めだかのおやじ」は『目玉』の間違いなのですがむしろ間違いで首が繋がった感じに.そして板尾の「地雷ペンシル」ってのはむしろ前のテーマのドラえもん道具にふさわしく,そのマイペースぶりにやはり周囲が飲みこまれていきます.そんな板尾の支配に抵抗する川元の「寸止め」は悪くないですね.
終始自分の妄想に溺れつつさらにネタを展開した板尾名人の不条理芸人っぷりが素晴らしく,結果は奔放な板尾と己を保ち続けた川元が同点で本選に進出しました.

予選Bグループは大槻,有田,清水,有野竜王.特に大槻教授については,見てるほうも出てる本人も不安です(苦笑).清水美子はなかなかの人選.声のような表面的な面白がネタの面白にどこまで影響できるかが試されます.

1つ目のテーマは「新ヒーローの必殺技」
すぐ手を上げた大槻より「チャネリング攻撃」.司会者には笑いにくいようですが少なくとも自分はテレビの前で大爆笑です.専門用語で来ましたよ! 清水の「華奢な体でパンチ!」はその声だけで場を支配するのですが,有野の「チームチェンジ」はネタとして非常に優秀.素晴らしい.大槻の「地雷攻撃」はヒーロー技としてはかなり卑怯(笑).中盤は有野の「キラーアルデンテ」は悪者技にしか聞こえませんがそれでもおかしい.有野がテーマの波に乗っています.『攻撃』を指摘された大槻の「テレフォン謀略」って謀略は技なのか? しかもその技はやたら出るまで時間がかからないか? そしてこのあたりから自分世界をつかみはじめた有田の猛攻開始. 「車で轢く」はヒーロー技としてはビジュアルが強すぎる&黒すぎる素晴らしさ.さらに有野の「リヤカー投げ」はビジュアルとして明らかに優れた技で高い評価を.清水・大槻は声や単語は面白いものの2人の世界に完全に飲み込まれ埋もれていきます.有田は「まじまじと説教」で完全に自分の世界をつくることに成功.この時点で有野と有田がリード.特に有野の割と無邪気なテーマでの波のつかみの早さには驚くものがあります.

2つ目のテーマは「高倉健の口癖」
有野の「ネコ派ですか?」は既に高倉健というキャラを掴み始めています.大槻の「可愛い子だね」は素.特定のキャラが浮かんできません.そして有田の「寝てないですよ」は独自のキャラでづけで卑怯(笑).清水の「酔い覚ましに味噌汁を一杯」は長すぎ,有野の「椅子は結構です」はさすがつかんでいるだけあっていい台詞.大槻の素な回答と有田の苦し紛れのネタが続いたので清水の「まずは晩酌セットで」はまあまあ.そしてさらにたたみかける「出ること出ますか」という有野の掴みっぷり.この時点で完全に場を支配したのは有野.次の周回で「ラップしときますね」と強い手を打ちます.高倉健の抑え目で丁寧なキャラをよく示していて微笑ましく楽しい.終盤,有田が「イタイイタイイタイ」で独自世界でのキャラ立てに成功します.清水の「イカ徳利は北を思い出すな」終盤でも説明的過ぎて弱い.声の魔力は最初の2巡程度しか効かないようです.最後の有野の「名札はここですか」.駄目押しの素晴らしい手で終了.
というわけで終始世界を掴んでいた有野と,己の世界を貫き通し後半に至ると世界を確立できる有田の勝利.清水はちょっと長くて説明的すぎ,大槻は高倉健を知らないというとんでもないハンディを背負っていました.

|

« 会社を休んで骨董市をぷらぷらと | トップページ | 第3回しりとり竜王戦 本戦 »

「レビュー◆しりとり竜王戦」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/5112/485012

この記事へのトラックバック一覧です: 第3回しりとり竜王戦 予選:

« 会社を休んで骨董市をぷらぷらと | トップページ | 第3回しりとり竜王戦 本戦 »