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GANTZ#5

「夜は甘く長く苦くの巻」

自宅に帰ってきた玄野だが,その扉の前には岸本が座って眠っていた.つい胸を眺めていると岸本が目覚める.彼女は学生証を届けにここに来たのだ.一度は立ち去ろうとするも,「お水もらえるかな?」と玄野のアパートに上がり,さらにお腹が空いていたので玄野の夕食のコンビニ弁当ももらう.そして岸本はもう一度帰ろうとするのだが戻ってきて,そして玄野に上目遣いの潤んだ瞳で「飼って…くれないかな? ダメ?」ととんでもない提案.玄野にそれを拒否する理性などなく,岸本は玄野の家で飼われることになる.
玄野のアパートで2人きりになった玄野と岸本.岸本が風呂に入っている間に玄野はコンビニへ買い物に.風呂の岸本.昨日の夜からこれまでの自分に起きたことを思う.岸本のオリジナルは生きていて,なのにコピーの自分も生きている.だからコピーの自分には,居場所がない.
                       

性と死の交錯するいろんな意味での冒険アニメ「GANTZ」.今回はこれからの展開のための前提条件の描写のはじまり.ちなみにOPで使用している材料を先回までで使いきったことから,今回から先は本編の放映と前後して作っている部分ではないかと.そのため過激な内容をどう再構築するかという「内容の壁」だけでなく,映像そのものの「品質の壁」との戦いも本格化.これもまた1つの見所ですので,変な楽しみ方ですけども見守りたいところです.実は前々回あたりまでの本当に原作に忠実な絵よりは,今回のようなアニメで動かしやすいように簡略化した絵のほうが好きかも.さらに全体通して愉快すぎるのが音楽!その選曲とタイミングがツボを見事に押さえています!

前半はエロ玄野のもとにセクシー岸本参上.参上されただけでも一杯一杯の玄野ですが,その彼女に「飼って」なんて言われて普通でいられるはずがありません.「ダメじゃない!ダメじゃない!」と頑張る玄野がとてもダメ(笑).こんなむっつりエロスの元に転がりこむなど,事情があるとはいえ岸本も随分と大胆な行動に出たもの.玄野は風呂を覗いてみたりコンビニでの買い物で笑われたりと一人盛り上がり,しかし岸本は己の居場所を確保するために必死.このあたりの意識の違いが後半の一番いいところで炸裂します.
そんなお祭り状態の玄野の描写の間には,ヤンキー夫婦やおばあちゃんと孫,おばさんに虐待された加藤の弟,ヤンキーに向かっていく父親と子どもなどが描かれています.この番組の登場人物になるということは,とんでもない状況に巻き込まれるに違いないということ(加藤は既に巻き込まれていますが).他の面子に比べると,おばあちゃんの戦闘能力がまったく読めません.岸本以下? テーマとしては「守るべき者のいる面子での戦い」になりそうです.

後半は玄野のエロ祭りが加速.その加速ぶりを微妙に外しているようで外していない音楽が愉快です.コンビニから戻った玄野は岸本が服を着ていてがっくり.なんで岸本がここにいるのか,そして自分はどうすればいいのかわからなくなって大混乱の玄野.しかし神は玄野を見放していませんでした.この家には布団は1組しかありません.「一緒のベッドで寝ていい?」と岸本.玄野の心中での祭りはどれほど大規模なことでしょうか.そして岸本はシャツ1枚で布団に.玄野も一緒に寝て,おやすみなさい.…あの,この状況で何もしないの? とさすがの玄野も突っ込みます.しかし岸本の必死の一撃,「あたしは,玄野くんのペットだから.ペットとはHしないじゃん」がヒット! 恐らく水を飲みながら必死で考えた詭弁です.だがしかし玄野もこのまま引き下がれません.「抱きしめたりチューしたりはしてた」と食い下がり,岸本もそのレベルまでは妥協.おかげで玄野は岸本を抱きしめてそれが気持ちがよくてファンファーレ.これでなしくずしに先に進むかと思ったら…
「あたしね」.油断した玄野に岸本第2撃.これも自らを守るための言葉に違いありません.家に帰ったら自分がもう1人いたことを玄野に告白する狡猾な岸本.こんな深刻な状況ではさすがの玄野も手が出せずに生殺し.そして次の,新しい朝がはじまったところで次回に続きます.

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