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GANTZ#9

「あと10点が遠すぎての巻」

迫る鈴木星人の前で立ち尽くす玄野だが,最初は何もしてこない.しかし玄野が鳥を払い落としたのをきっかけに敵となる.追いかける鈴木星人から逃げる玄野は加藤たちと合流.敵と戦いはじめたのは西だった.
鈴木星人は西の攻撃をことごとくかわし戦いは川の中へ.その中,何かが壊れ西の姿が消えなくなった.攻撃された西は傍観している玄野たちに向かい,「手伝え!」と叫ぶ.しかしこれまでのこともあり即席チームの助力が得られないどころか「死ね」と言われる始末.ヤンキーのリーダーは西が仲間を殺したことを責め,わびるなら助けてやると言うが西は謝らない.今度は西のスーツが壊れ,鈴木星人は近づき,それでも西は謝らない.逃げる西を助けるために立ち上がったのは加藤.「あいつが死んだら何もわからなくなる」と川の中へ.

ようやくはじまった2度目の戦い.緻密で過激な原作をアニメにするためには,技術の壁と倫理規制の壁の両方をクリアしなければならないわけですが…展開,早(苦笑).原作をそのままつくると通らないとしても,回避する手段はこれまでのアニメの歴史の中でいくつも開発されてきたはずで,この削りっぷりはそのノウハウをもってしてもなんともならないんでしょうか.とりあえず作る側の要領が悪すぎるということで(苦笑).
速度全開で展開される前半では,鈴木星人と西の死闘.あと10点で自由になれるはずの西ですが,あまりにも生意気であったために他の助力を得られず大変なことに.ガンツのゲームで生き延びるために重要なのはまずは知識.しかし知識だけでは通用しない場合があり,そのときはコミュニケーション能力が生き延びるための鍵となる.さらに個人の知識が足りない場合も,他者と協力することでそれを補える…状況は突飛なのですが根底にある理論は現実の世界と何も変わりません.装置が壊れ消えなくなって愕然となり,その上スーツまで壊される西.今は万能のように見えますが,スーツも使ううちにだめになっていくんだろうか.冷笑が消え狼狽し,死ぬしかない西を救おうとしたのは,コミュニケーション能力しかない加藤でした.彼は自分に何が足りないのかをよくわかっています.

後半も展開はめまぐるしく.そして前半から引き続いてペットこと岸本,ある意味大活躍(苦笑).欲望一杯だが表に出さない玄野に比べ,岸本は己のエゴを周囲にそのままぶつけ,そのことで周囲が動くと考えている節もあって狡猾.もし天然だとしても同性には嫌われそうですが異性には非常にもてるタイプだなきっと.
川の中では西・加藤と鈴木星人の戦い.スーツがない玄野が傍観しているうちに.西は鈴木星人の攻撃をまともに食らいはじめ,早く敵を殺してくれと叫ぶものの肝心の加藤は暴力を振るう自分に対する恐怖があるのか鈴木星人を殺すことができず.そして加藤の死に直面し恐慌する岸本が自分が助けに行くと言い出してはじめて動き始める玄野.岸本もどうかと思いますが玄野もどうかと(苦笑).もちろんこの典型にはまらない具合が作品をリアルに見せているのですが.玄野は銃を撃つがはずれ,しかし加藤が鈴木星人を捕まえることに成功.締め付けると中からはでかい鳥.あの小さな鳥はこの鳥の子なのだろうか.自分の子を殺されれば怒り狂っても仕方はなさそうですが…ネギ星人もそうでしたね.玄野が銃で撃つと鳥が送られて,一応戦いは終わります.これで玄野に点が入ったのかな.
そして終る西の時間.彼の転落死は…自殺.俺だけはちゃんとしないとと呟く西は,最後まで自分のことしか考えることができず,ゆえにあと10点を残してご臨終.ガンツの音がふざけすぎ.さて,一応戦いは終結したものの生きて帰れるかどうかはまた別の話.次回に続きます.

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