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しりとり竜王戦ドラフト会議・予選1回戦

お久しぶりのしりとり企画の「虎の門」.今回は竜王経験者と新人棋士を組み合わせる「ドラフト会議」というよりはむしろしりとりチーム戦.2人の竜王,板尾・有野の強さは他の名人を軽く凌駕するものすごいものなのですが,意外と他のメンバーとの相性を選ぶ有野よりはやはり板尾のほうが快調だった感があります.しかし他のメンバーと組むチーム戦となれば話は別になるわけで.今企画の流れとしては,

1)8人の新人棋士から2人の名人が4人を交互に選択してチームをつくる
2)チーム内でしりとりを2回行い,最初は1人,次には2人戦力外通告し,自分のベストパートナーである新人棋士を1人選択する
3)名人が新人棋士とタッグを組んで2回のしりとりを行い,チームとしての勝敗を決める

最初から最後まで名人フル回転の企画です(笑).参加する新人の数も多く,勝俣曰く「駅弁祭り」.バラエティに溢れる戦いが期待できます.で,実際は決勝がすごいことになりましたので眠い目のこすりがいはあったのではないかと!

新人棋士8人は,ブラザートム・岸部四郎・嶋大輔・MEGUMI・高山善廣・温水洋一・まこと・デーブ スペクター.深夜らしい素晴らしい顔ぞろえ(笑).一見しておわかりの通り地雷が2つ混じってます.棋士紹介では早速ボケるトムと岸部,勢いだけの嶋,本人もなんでここにいるのかわからないMEGUMI(事務所も断れよ).そして「竹之内」高山は「リングに上がる以外は全てしりとりですから!」という名言からスタート.洒落が通じ,格闘家で腹も据わっている点から私的には一番の注目棋士です.温水は小心者らしく脇に汗をかき,まことは作詞で言葉遣いに自信があるとのこと.で,最強カモ伝説デーブ.今回も序盤でぼろぼろになるに違いないと全員が確信(苦笑).チーム名は板尾バファローズと有野ブルーウェーブ.時事ネタですね(笑).

まずは4人チームをつくるわけですが,ドラフトの結果は以下の通り.

 板尾1位:まこと.芸人ではないジャンル違いを選択
 有野1位:MEGUMI,有野が写真集大好きのため
 有野2位:トム,「トムさんの会社」所属に笑いが起きる
 板尾2位:温水,この段階で板尾側は優男3人になるものの
 板尾3位:高山,いきなりでかくて強い奴が加わる
 有野3位:嶋,有野側は不思議な品揃えに!
 有野4位:岸部,究極の選択です…そうか(笑).
 板尾4位:デーブ,残り物.

竜王の感想としては.板尾の「デーブが来るとは(笑)!」に爆笑.ただし本人も言うとおり他のメンバーは粒揃いのいい駒が揃っている印象があります.…でもデーブはだめ.
チームが決定したのでまずは監督によるしりとりノックの4局指し.デーブ,正座を崩していいかは大人なんだから自分で考えろ.

まずは板尾チームから4局指し開始.棋士と竜王が交互にしりとりを行います,
テーマは「セレブな言葉」
まことの「いつも外食」でチープセレブからスタート.それに対する板尾は「クリスマスだらけ」と響きはいいのだがテンションはまだまだ.温水は「毛皮が一杯」…普通で難しい.その普通すぎる流れに水を指すのが板尾で「犬も笑う」.前段の普通さからの飛躍を目指したのかもしれませんがこれは飛びすぎでわからない(笑)! で,この変則スピン球を正面から受ける高山の「うにを腹いっぱい」は演技も内容も実に正統派で素晴らしい! 板尾は「犬も外食」と序盤のまことと己のネタを受けた流れに.そして別の意味での注目株デーブ「くれぐれも家の便所もエビアン」で「ん」.あんまり面白くない上に自爆! そのへたれっぷりに調子を崩したのか板尾,「…」名人なのに時間切れという大荒れ具合(笑)! 観客も呆れデーブのおかげで沈んだ空気がよくわからないものにリセット! で,まことがどきどきする長考の末に「靴下もシルク」と繊細で美しいネタを.しかも「く」で受けて「く」で戻す優しさ?厳しさ? 板尾はさらりと「区長も来るよ」ってきっとさっき言うはずだったネタを打ち返すものの,今度は温水は「ようかんを20本」っていいんだけど「ん」はだめだって(苦笑)! どいつもこいつもコントロールの定まらないだめ選手団です.再び板尾が「幼稚園はアメリカ」と正常な流れに戻してみると,これに答える高山の「金持ち」が剛速球ど真ん中! これを受ける板尾の「ちくわって何」は彼らしい愉快な味の受けっぷり.最後はデーブの「庭で叶姉妹と遊ぶ」で終了.

とりあえず高山のネタの重さ,コントロールが絶妙! 次が場をコントロールできる綺麗なストレートネタのまことでしょうか.温水は2人の個性の間ではやはり弱く.そして1名が戦力外ということで困った顔の野村さんが口にしたのは…やっぱりデーブだ(笑)! 「ボクが選んだんじゃない」と言い切る板尾.…やっぱり紹介の時点で帰ったほうがよかったんじゃないかなかませ犬は(苦笑).

今度は有野チームの1回戦.テーマは「おしゃれな言葉」
岸部がルールをおぼろげに理解していたり駒を忘れた有野のところに駒が滑って到着したりと変な見所満載でスタート.
このテーマ,普通の棋士には(理解できないゆえに)難しいんですが,これをMEGUMIが「Gパン一杯あるよ」と意外といい回答でスタート.有野の「酔っ払っててもグッチ」は普通ですが次のトム,「遅漏なんて平気さ」って深夜だけど関東ローカルだけどそのプレイはどうなのか(笑)! 有野はこのおっさんくさい雰囲気を「さらりとはおる」で強制軌道修正しますがでも今ひとつ.これを受ける嶋の「ルビーが一杯」の計算皆無のものすごい天然ぶり.あんたは子どもですか(笑).しかしここでイメージが染み付いたことで以下の嶋の言葉には勝手に「子ども」というニュアンスが加わります.有野の「イタリアの靴下」は指導ビンタよりは呆然と無難な手を打ったように聞こえますが.で,岸部の「タンクトップがいいさ」って…ええっと…(笑).有野は「逆さに着たTシャツ」と新たなファッションシーンを展開する迷走.それをMEGUMIは「積み木も渋カジ」と正統に戻し,有野がこれをさらにしりとりらしく「Gショックの空き箱」とアレンジ.この流れは気持ちがいいのですが次はトム.「子どもがどうしても多摩プラへ行くって」また変則に.つうかそれおしゃれじゃないよ! 有野は「手作りのペアルック」と多摩プラが脳裏に刻み込まれたのか微妙なネタ.そして嶋の「クリスタルなお皿」…また子どもの夢ですよ! 有野が「ラッパのマークのバイク」と子どもの夢に付き合ってやると岸部は「クリスチャンディオール」…直球だけど弱くて終了.

板尾チームとは違ってちゃんとネタは投げるものの,全員違う方向を向いて投げているという有野チーム.独自のおっさん世界を持つトムがやはり頭一つ抜けていますが,意外としっかりネタを打ち出せるMEGUMIと天然もこのレベルなら芸になる嶋が続いている感じ.そして全体のリズムを崩していたがゆえに抜けるのは岸部! …やっぱり.この時間帯の収録では年齢と職業の壁は大きいようです.以下,予選2回戦,決勝へと続きます.

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