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ギャラクシーエンジェル#4

「どんな事件も迷宮入りの巻」

(A)珍しくロストテクノロジーの回収をしているエンジェル隊.地図を頼りに捜すものの見つからなくて文句ばかり.そこに登場した高額な仔犬.これを捕まえようとフォルテが手近の棒を拾って仔犬にぶつける.これこそ「犬も歩けば棒に当たる」か?
ロストテクノロジーは見つからず寂れた町中までやってきたエンジェル隊.文句ばかりの様子はまさしく「烏合の衆」とか言った途端に変なかぶり物がエンジェル隊の頭に装着.そこにやって来た3人の悪漢をうさばらしに倒すことにするランファとフォルテ.彼女たちの警告も悪漢には「馬の耳に念仏」とか言った途端に馬が木馬化してその耳元に念仏を唱え続けてしまうヴァニラ.こんな荒っぽい戦いは「高みの見物」とか言った途端にミントの立つ地面が急にせり上がってとんでもなく高いところへ運ばれてしまう.悪漢はすごい武器を出てくるものの使いこなせず「猫に小判」とか言った途端に猫が大量に登場して小判を与えるはめに.これぞ「骨折り損のくたびれもうけ」とか言った途端に….

(B)今宵どこかのバーで語られる憎しみの連鎖の物語.殺人現場のミルフィーユ,ミント,ランファ.鈍器で殴られ殺されたのはフォルテ.状況から身近な人物の犯行であることが示唆されるが,ダイイングメッセージが指し示すのはヴァニラ.しかしヴァニラとノーマッドも殺され,そこに残っていたダイイングメッセージはマリブとココモを指していた.マリブとココモが語るのは,彼らとヴァニラが姉弟であるという事実.しかし彼らも飲み物に毒を入れられることで殺され,犯人として疑われたのはミルフィーユ.しかしミントは残された証拠のなかに事件の真相へと近づくための重要な手がかりを見つけていた.

投げっぱなしこそ持ち味と今日も元気に視聴者の前で話をぶん投げる「GA」.今回のテーマは「推理」.投げかけられる謎を解くどころかむしろ謎と戯れる天使どものだめな活躍をご覧ください.前半は比較的スタンダードで楽しく笑えたんですけども後半はラストに異議が(笑)!
前半は仕事をするエンジェル隊という珍しい風景よりスタート.もちろんフォルテさん以外はやる気皆無なのがこいつららしいですね.それに対し比較的真面目に捜すフォルテ姐さんですが査定前とかそういう原因? そんな連中の前に現れたのはウズベキスタンハスキーの仔犬.高いと聞いて目の色変えるフォルテさんですが,ペットの値段は変動が激しいので情報が最新のものであるかチェックすべきでしょう.そんなこんなでロストテクノロジーが発動してエンジェル隊は理不尽な状況に巻き込まれていくことに.
町では悪党をやっつけながら己の発することわざにやられていくエンジェル隊.普段はもっと頭の悪い会話やってるんだからそのノリで行けばいいものを,どこか頭のねじが締まってしまったのか次々出てくるやさしいことわざとか慣用句.「ことわざを言うと現実になる」という非常にアバウトなロストテクノロジーの効果によってさあ大変.「灯台元暗し」「釘を差す」など,幼稚園児並みの解釈で実現していくロストテクノロジーを捜すエンジェル隊.なんかミルフィーさんはいつもの通りにボケてますけどね.そして連発される火と水関連のことわざ.「飛んで火にいる夏の虫」と「対岸の火事」で森は炎上.それを「ことわざでなんとかしましょう」とミルフィーさんご提案.ゆえに流されるカッパ,燃え上がるノーマッド! 心境滅却すれば火もまた涼しとは言っても火が消えるわけもなく.足りない水量を補うには天候レベルで対応する必要があり,そこで提案されたのが「女心と秋の空」.女心のように秋の天気は変わりやすいというたとえなので,ここで台風がきたり干ばつが来たりして天候大荒れで終了するのかと思ったら,実際に秋の空状態で解散するエンジェル隊はまあいいとしてラストのキャッチフレーズは何だ(笑).でも子供向けの時間帯でないからこそあのネタをラストに持ってくることもできるわけで,実に時間帯を有効利用しているのではないかと(苦笑).

前半がナゾナゾなら後半はサスペンス.凝った導入ではじまる三文芝居は,連続殺人事件よりも血縁のほうがややこしいことに.そんな地獄の憎しみに彩られた人生.
事件のたびに疑われる可憐なヒロインミルフィーさん.ドロ団子を食わせていたヴァニラさんの過去シーンが妙に愛らしい.ミルフィーさんの周囲の人物は次々に殺されていくわけですが,その犯人として浮き上がってくるのは1回休みを食らった彼女の姿.そう.病院で眠るちとせさんご登場です!
証拠だったの日記を落としたのはちとせ.日記に名前入ってますし.で,ちとせさんが凶行に走ったのはなんとフォルテが姉だから! もう一人の犯人になってしまったミルフィーさん,ビーブストロガノフはハヤシライスではないという一点だけは譲れませんでした! 人の命なんかより料理の名前のほうが余程重要なので漬物石で殴り殺してみた自分勝手なミルフィーさん.ちとせさんが復讐としてヴァニラさん以下を殺したのはあの連中がミルフィーさんの兄弟だったから.だんだん血縁に無理が出てきましたよ! 銃でミルフィーを狙うちとせの前に体を投げ出した中佐はミルフィーさんの父&死亡.そして一人残されたミルフィーさんが崖へ飛び降りようとしたら思わぬ人が両親と名乗りを上げるぐだぐだぶり.血縁追うのが面倒くさくなってしまいましたがとりあえずひとりじゃない,愛されている!ってことでどうでしょう? そんなダメシナリオを作っていたのは登場人物そのもので,適当に血縁とかつければ殺人の理由になるというサスペンスってだめだよねとか暗に批判しつつも終了.ただし,最後で無理に賢いメタにオチを持っていかず2人が名乗りを上げた段階で話をぶんなげた方がこのシリーズらしかったような気が.変に構造を難しくして照れ隠しをしてももう遅いので,諦めて思い切りやってくれ(笑)! 己を捨てたバカな投げっぷりを期待しつつ次回に続きます.

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