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金色のガッシュベル#69

「もう一度もっと先への巻」

夜明け前.一人ベランダに出て朝日を見るガッシュ.そこに「眠れなかったのか」と来る清麿.肌寒い早朝の空気の中,ゾフィスの記憶と彼に対する怒りを確認する2人.相手が強大であることは疑いもないが,今は2人きりではなく頼もしい仲間たちと一緒だ.やがて準備を整え遺跡に出かけるガッシュたち一同.かつて戦いの中で相棒を失ったアポロは彼らを見送る.アポロの目には,旅立つガッシュたちの小さな背中はとても逞しく映る.
昨日の遺跡の入り口まで戻ってきた清麿たち.木陰から覗くと厳しい警戒だが,清麿は草むらに石を投げて見張りの注意をそらすことで見張りに見つからず侵入することに成功する.内部の通路でも清麿が道を先導し,昨日戦った場所までは戦うことなく潜入することに成功.前回チェックしてあった通路を使い,戦力の消耗を防ぐために遠回りでも手薄なルートを選ぶ清麿.彼の示す今回の作戦の目的は,ゾフィスの持つ月の石を壊すこと.次にゾフィスを倒すこと.そして最後に,全員で生きて戻ること.
清麿のガイドで全力で移動を続けるガッシュたち.ところがキャンチョメがおどけたおかげで敵に発見されてしまう.狭い通路で挟み撃ちされそうになるがこれはかわすことに成功.しかし敵には,12人侵入したことを知られてしまった.

一晩経って夜は明けて,いよいよ今回より遺跡への再突入編が開始.ここから先は相次ぐバトルの嵐です! 先の猛展開を前にして物語はゆっくりと再起動…演出のせいかゆっくりすぎる部分はあるんですが,それでも冒頭の夜明け前や清麿と博士の会話はここでやっておくべきシーンなので良し.ちなみに主役は完全に清麿です(笑).
前半は印象的な夜明けからスタート.一人で朝日の方の遺跡を眺めるガッシュと,恐らく同じ気持ちでやってきた清麿.ろくに言葉を繋がなくても「わかってるよ」と気持ちの通じている2人の姿が,これまでなかった深みのあるシーンで実にいい.本当に大人向けならそのあとの会話はなしでジャングルを見つめさせるんでしょうけどね.なぜガッシュたちがあれほどまでにゾフィスに怒るのかを子どもの頭に叩きこむ重要なシーンです.
一転して出発の時には妙にリラックスした表情の面々.…12人って多いなぁ(笑).キャンチョメにはこの時点から別の意味で活躍する予感が漂ってます(苦笑).出かけていく一同を見送るアポロはロップスがもういないのでお留守番.連中の後姿にたのもしさを感じたりしてますが,道に横一列気味に歩いていくあいつらの姿は,むしろちょっと面白いんですが(苦笑).
遺跡入り口での注意そらしから内部のガイドまで,今回の主役たる清麿さん大活躍.冷静かつ有能にここまで大活躍してくれんなら,もう一息,重要な打ち合わせは館にいるうちか少なくとも敵地に侵入する前には済ませておけとツッコみたい(笑).通路で誘導するあたりも地味にしっかり活躍していて,声も出さず移動するのでまるで別のアニメのように抑えたテンションに.しかしこの押さえ込まれたテンションに耐えられなくなったのか,さっきから嫌な予感がしていたキャンチョメがやっぱりやらかしてしまって通路戦が始まってしまいます.…この戦力なら相手が1体なら即座の制圧が恐らく可能なので,声を出される前に倒すこともできたはずなのですが,そこまで渋い展開にはならないようです(笑).

後半はさらにシリアスに物語は展開.ラスボスたるゾフィスとココは前半では優雅にお食事中でしたが,ガッシュたちが侵入したのを知って仕掛けてきます.あの料理はさらってきた人間たちのうち料理のできる奴の心を操ってつくらせてるんでしょうか.月の石はあるものの,ココだけでなく他の人間たちも生かさなければならないので,食料の供給面では実はかなり太いパイプがどこかにありそうです.近辺の社長の頭でもちょいといじって届けさせてるんだろうな恐らく.ココのシェリーに対する「たった一人の友達だった人だから」って台詞は悲しい.
で,通路を逃げるガッシュたちですが,敵の攻撃の形を予測して通路に逃げ場を見つけ,さらに階段上がってザケルで天井落として道を塞ぐなど,清麿さん大活躍.しかもそれを博士に褒められても喜びも照れもせず.彼がここまで頑張ったのは,ゾフィスへの怒りだけでなく昨日の突入が誤りだったのではないかという恐れもあったようで.移動中ではなく大人である博士とゆっくり語らせることで,清麿の後悔がより際立ってます.そして悩める青少年の惑いを払拭し,後押ししてくれるナゾナゾ博士はいい大人.モノクルに映る清麿の髪の分け目がどうも逆なんですが気にしない(笑).
階段の先のホールでは相次ぐ連携.まずはキッド,ティオ,ウォンレイで敵の動きを崩して攻撃を防いで反撃をかけるコンビネーション.ウマゴンとキャンチョメのコンビネーションは目をそらした隙に後ろから本を燃やすという一撃必殺.そしてフォルゴレ,キッドと続くコンビネーションは…さすがは鉄のフォルゴレ(苦笑).そして王道のティオ,ガッシュのコンビネーション.結果勢いを止められず離脱する敵2体.
進む清麿たちの先に待つのは溶岩ホールとゾフィス.もう見るからに罠なので悠長なことをやっている余裕はないんですが,さっきまでの冷静さはどこに行ったのか頭に血が上った清麿さん,無駄ザケルガを放つという失策.「やかましい! てめえなんかと話すことはねえ!」ってそりゃ主役格の台詞じゃねえよ(苦笑).即座にサンビームにツッコミされてリーダーとしてはすごくダメ.ここまで魔物の攻撃が緩かったことこそゾフィスのいぶり出しの策略であったことが判明し,清麿は敵の意図を理解するのですが既に遅く.溶岩の上で崩れる橋.シリアス展開の上に絶対絶命,真面目な感想が書きにくい自分も激しく苦しみつつ(苦笑)次回に続きます.

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