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金色のガッシュベル#74

「遠い伏線が今ここに完結!の巻」

勝利したもののキッドは消えた.倒れたままの博士の傍らに月の光の石を残し,フォルゴレたちは自分たちだけで先に進もうとする.しかし行こうとする2人に,倒れたままの博士は笑う.自分抜きで何ができる.キッドが全てをかけたことを完成させてこそ,彼への手向けとなるのだと言いながら立ち上がる博士.パートナー不在となりながら,戦いから逃げない博士は強い.一方,勝利したものの消耗の激しい恵はまだ十分には回復してはいなかった.しかし無理を承知でさらに無理をしなければ強くなることも勝つこともできないと,無理やり体を動かす恵もまた強い.
そしてガッシュたちは,未だに魔物の姿を見つけることができずにいた.しかしこれまでの状況から相手が音に反応していると推測した清麿は,ウマゴン一匹で部屋を走り回らせる.ウマゴンの足音により正確に反応するようになったヒトデ.しかし天井に向かって走らせると正確さが鈍る.そこでウマゴンに天井を崩してもらい,落ちる天井の石の音にまぎれて移動するガッシュと清麿.ヒトデの円運動の中心,かつここよりも下に敵がいると考え,床に対しザケルガを放たせる清麿.出てきたのは光り輝く魔物・パムーン.石版魔物の四天王の一人だ.

石版魔物編もいよいよ佳境へと進み始めた「ガッシュ」.今回は3元中継のラスト,トリの主役組の活躍がはじまります.厳しすぎる戦いを辛くも生き残ったティオ組,愉快な戦いのはずが一転悲劇となり見る側の度肝を抜き涙腺を壊したキッド組,そして今回は満を持しての主役戦.当然のように最もまともで激しいバトルが予測されるわけですが…さて問題です.結局最も笑えるのはどの組だったのでしょう?

前半は他チームの今をまとめ,全体的な現状を整理する描写よりスタート.戦いの中,驚きと悲しみを見る側にぶつけて消えていったキッド.しかし遺跡での戦いは終わったわけではありません.たとえ誰かが消えたとしても,その理想を誰かが背負い先に進むのがガッシュに組するものたちの組織としての強さ.もちろんその魂を受け継ぐのは,なにも魔物に限るわけではなく,直接のパートナーであった博士もまた,一人きりですがキッドのために戦いを続けることを宣言します.元々頭脳面での能力がずば抜けていた博士が辛い記憶を抱えながらもチームに残ってくれるとなれば,そりゃキャンチョメもフォルゴレもやっぱり泣くってもんですよ.でも,キッドは死んだわけではないので「これが手向けだ!」はどうだろうか博士(苦笑).ともかく,3人は先へと歩みを進めます.…倒れてるダリアがなんか愉快.
そしてダメージの大きさでは随一の恵.それでも無理をしなきゃ強くなれないと,アイドルですが熱血根性全開で進みます.これまでの彼女の芸能界での苦闘ぶりが見えるような気がする,実に悲壮な気合の入れっぷりです.最も弱ってるはずの奴がこの気合では他の3人もさぼっているわけにはいきません.全員で先を目指します.
そして本日の主役,ガッシュ・ウマゴン組の現状へ.敵の姿が見えるようになるまでリーダーとして指示を出すのは清麿.怯えるウマゴンを走り回らせてこれまでの現象から導かれた仮説を検証した上で,いよいよ敵を引きずり出すための行動を開始.ヒトデの性質について冷静に分析し,操っている魔物の位置を割り出すあたりは久しぶりに天才という設定に比較的ふさわしい行動をしているわけですが,脚本がいいのか(笑)途中が笑えます.声を出して指示するたびに狙われるあたりまでは天才の予測範囲だったのでしょうが,上から落ちてくる石が結構痛いあたりは絶対計算に入れてなかったに違いありません(苦笑).それでもザケルガで床をぶち抜くとビンゴ.出てきたのは光輝く石版魔物のパムーン.体格はよくないですが強さもあってのことなのか随分と偉そう.

後半は,戦いが深まるにつれて戦う理由がはっきりとし結束も強まるガッシュたちに対し,怖さと計算ゆえにゾフィスに組する2人の魔物とそのパートナーの様子.久しぶりのパティとビョンコですが,そろそろ顔見せをはじめる時期に来ているようです.パートナーがなぜ自分たちに笑ってくれないのかわからない2人.頭は悪くないんですが,子どもなので嫌なことは考えたくないパティは明らかに自分をごまかしています.そしてそれは本の持ち主の2人も恐らく一緒.魔物がそうしたいからといってそれに無制限に従っていていいのかどうか,少なくともウルルは考え始めています.
舞台は戻って清麿たちへ.ようやく目に見えるようになった強敵パムーンはヒトデを動かすトレーニングを完了している上に今までの呪文は最弱.敵の姿が見えるようになったのはいいのですが,見えていてもパムーンの攻撃は一筋縄ではかわせませんし,防御呪文まで持っているので攻撃もうまくいかず.戦い方が掴めず苦しむ清麿を救ったのは大人のサンビーム.ウマゴンと気持ちを通じさせたときのように,相手の目を見つめそこから意図を掴めとウマゴンをなでながら(笑)清麿に教えます.実際サンビームには避けやすくなったようでグルービー.
そのアドバイス通りパムーンの目を見つめる清麿ですが…パムーン,なぜか目線をそらします.さらにパムーンの瞳の奥底に恐怖のような何かまで感じ,並の物語ならここからシリアスな舌戦がはじまる場面,ですが「ガッシュ」は違います! 「貴様.もしかして…石版のときにさんざん変なことをしてくれた人間か!」「 …ああっ!」 いきなり以前の痴態を敵から責められる清麿.確かにやってましたよね愉快なことをもう全開で! 回想シーンはティオではなくぜひ清麿メインでより彼の責任を視聴者に感じさせてほしかったところですがまあよし.とりあえず緊迫した状況がいきなりものすごいギャグに変質.伏線の張り方といい緊迫した状況のぶち壊し方といい,3組の中で一番笑えるのはやっぱりここではないかと思います(苦笑).屈辱を思い出し頭に血が上るパムーンが迫っているのに,どんな変なことをしたのかどうしても聞きたいサンビームの変な執着ぶりもまた素晴らしい!
攻撃範囲は明らかにパムーンが上.しかし移動速度ならウマゴンが上.ただし逃げるばかりで勝てるわけがなく,ダメージが入って清麿は流血.攻めあぐねる状況で清麿は,なぜそれだけの強さがあってゾフィスと戦わないのかとパムーンに叫びます.パムーンが思い浮かべた光景は彼にとっての戦う意味である恐しきゾフィスの力.恐怖を背負いいよいよ本気で仕掛けてくるパムーンを前にしたガッシュたちには勝機はあるのか.丸美屋のCMの位置はできれば前回からこの位置にして欲しかったと強く思いつつ(苦笑),次回,対パムーン戦の本格的な開始に続きます.

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