10月開始新番組初回チェック(2)
10月新番組の初回印象…とか書いてももう2話目に入っている奴がほとんどになってしまいましたがそれでも記録.残り半分.キッズ・ギャグが専門で,燃え萌えは後回し.
△→△ スクールランブル
確かにくすくすは笑えるんですけども…うーん.1話を見た限りではあまりにスタンダードすぎて書かないと我慢できないほどのテンションには至りませんでした.播磨一人ではアクが足りない.ある意味異常な「マガジン」の中では独自性があるのは間違いないんですが,周囲が普通になってしまうとどうだろう.
○→○ BLEACH
オサレはオサレなんですが,思った以上にこの時間帯の視聴者の好みに合った作品に仕上がっていて面白い.全体的なデザインや夜の風景の色合いが気持ちがよく,キャラも動かすのに適したデザインになっていて画面映えよく,小気味良いアクションも好みです.長期シリーズになりそうですが,どんな風に品質を維持するのかも見所.
-→△ tactics
1話完結の退魔師&妖怪もの.ほの暗い雰囲気の物語で放映時間帯にはきちんと合ってるかな.話は他愛もないですが,キャラがわりときっちり立っているので見ていてストレスがありません.だらだら見てしまうなぁ.
-→○ 岩窟王
色とパターンの氾濫する画面に,古典を原作とした先の見えない物語.最初は面食らったんですが決して画と話の相性は決して悪くありません.完結し高い評価を受けた過去の優れたテキストを,もしうまく翻案し十二分に消化することができれば本当に面白いものになりそうなのでかなり楽しみにしています.
△→○ BECK
題材としての難しさが予測されていたので不安だったのですが…おお,ちゃんと「BECK」になってますよ! ディフォルメされてなおかつリアルなキャラと背景.その世界の空気が漂ってくる画.作品のキーとなる英語もしっかり正面から描いているから,残る課題は歌だけなんですが…早く聞きたい!
◎→△ リングにかけろ1
地味な技習得および溢れる家庭内暴力をどうするのかと思っていたら,いきなりすっ飛ばしてびっくりだ(笑).冒頭から名シーンてんこ盛りで明らかに原作既読者向け.というか原作を読んでいることが絶対条件だなぁこれ.車田イズム溢れる作品の再構成っぷりは決して悪くないというかやりすぎてて面白いんですが,気になったのは実は画.車田氏の絵には近いんですが,動かしたときに崩れが目立ちます.キャラデザインの段階で,一度全身を立体として再構築しておくことが必要だったんじゃないだろうか.
-→△ ローゼンメイデン
…もうどんな言い訳のしようもないくらいにものすごく「ガッシュ」(笑).画は美しく声優さんの演技もしっくりと世界観に合ってます.突然やってきた人外の存在のおかげで,少年は人外の戦いに巻き込まれていろいろとひどい目に遭うんだろうなぁきっと(苦笑).ジュンも清麿も同じ中学2年なんですが,これはジュンが幼いのか清麿が老けているのか判断に迷うところです.
-→△ 舞-HiME
これだけは2話目より.自分の方向性とは合わないだけで,普通によくできたアニメなのではないかと思います.溢れるキャラも生き生きと動き,「HiME」というハッタリもしっかり映像化されそう.基本的にこの学園の箱庭世界の中だけで話が展開するんだろうか.それともどこかの段階で箱庭から出ることになるのか?
書けそうなのはこんなもんですね.事前情報のみの状態と実際に動いているものを見た後だと,期待度はそれなりに変わってきました.かなり期待していたものにちょっとコケたり,様子見のものに心を奪われたり.レビューには至らないんですがここまで上げた作品と書いていない作品のいくつかは,この先もしばらく追いかけてみようと思います.
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