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金色のガッシュベル#79

「最後の休息・待ち受ける最後の巻」

パートナーの存在ゆえに,ゾフィスの呪縛を打ち破ったレイラは改めてガッシュたちの仲間となる.月の光で傷ついた心と体を癒した上でいよいよ月の光の石の本体がある部屋へと足を進めるつもりの一行なのだが,レイラは何か大切なこと…例えば階段の前に落とし穴があることや階段を上ると丸い大きな石が上から転がってくることを忘れていて思い出せず,ゆえにまんまと増えていく罠の犠牲者.折角回復したはずのガッシュたちの体力を尊い犠牲として,次の部屋へ続く道がようやく開ける.
決戦の地に向かおうとするガッシュたち一同を呼び止めたのはパティ.上には化け物が待っていて勝てるわけがない.帰るなら今のうちだと.しかしそんな心配の言葉に一同の決意はもはや揺らぐわけもなく先へと進む.

こなすべきイベントはほぼ終了し,いよいよ最終段階に踏み込む「ガッシュ」.残るは最後の戦いのみで,今回の後半でその導入が始まります.で,そこまで何をやっていたのかというとギャグ…まあ「ガッシュ」ですからね(苦笑).特に前半は原作由来の愉快話.気合が入るのはわかるんですが,こと笑いに関してはあまりにも気合が入りすぎて一本調子になってしまったのが惜しい.ぎりぎりまで張り詰めたら,オチとして気を抜くべきところはきっちり抜いていかないと急減速で感情が揺さぶられる感じにはなりにくいわけで…ってメインはギャグじゃないんだからこれくらい出来ていれば十分なんですが(笑).何はともあれ最後の休息なので,終盤以外は笑っておきましょう.

前半はレイラ別の意味で大活躍.行く気満々のレイラを博士の判断が止めるわけですがこの判断はこのあとの展開を考えると大正解.憎むべき,壊すべき光であるのは間違いないですが,ここで回復しておかなかったら直後にフォルゴレたちが死んでしまうところだ(苦笑).回復ポイントで体力と心の力を回復した一行とレイラがおりなす遺跡罠コント.階段に向かったキャンチョメとフォルゴレ.その2人を見て「何か忘れている」と不安そうなレイラ.…落とし穴は結構大したことだと思うよレイラ(笑).落とし穴に落ちかかりながらもなんとか助かったフォルゴレたちはさらに階段を上っていくわけですが,レイラさん,まだ何か忘れております.このあたりからレイラに対する信頼が急激に薄らいでいくのが面白い.思い出した時には罠が発動しているという悪循環で石に追われてやられるフォルゴレたち.月の光の中で回復をやり直すはめになるわけですが,意味なく尻が出ています.
続いてコントに挑むのはガッシュたち.レイラの記憶に頼るしかないこの状況が憎いわけですが…考えてみれば総力でパティたちを捕まえて上がる方法を聞けばよかったんじゃないか(笑).で,レイラが思い出すゾフィスの歌.「正面の道は闇へと続く.王への道は門番の背中に」ということで石像の後を調べに行く主役ども.「左の像は…チョップを下す」下されて吹き飛ぶ主役.レイラ,「あ」じゃねえよ(苦笑)!
光の中で転がる4人の被害者.レイラの怪しすぎる記憶より右端の像に入り口があるらしいことが判明.大汗をかき血走った目でレイラを問い詰めるサンビームはついに決断し,ウマゴンと一緒に出かけます.そしてもちろん「右の橋の石像は…蹴り上げる」蹴り上げられて吹っ飛ぶサンビームたち.宿命ことコントのお約束からは誰も逃げることはできないんですが,レイラ,もう「ごめんなさい」じゃすまねえよ(笑)!
非常に危険なお約束芸のおかげで被害者は6名に.最終決戦を前にして全滅寸前の主役組.右端の石像の後に道があるのは間違いなしですが,唯一残っている博士はコントに巻き込まれるのを拒否.ここまでコントを回してきたレイラがついに立ち上がり…石像を吹っ飛ばすと階段が! 「さあみんな! いくわよ!」と流す気満々のレイラに対し傷む体で突っ込む清麿の「…何か俺たちに言うことはないか」には怒りが満ち満ちております.ただしこのあたり,より軽く技を発動させてくれるともっと気が抜けたはずでちょっと勿体なかったかも.
過酷な試練に耐えた主役組,ぼやきつつ上の階に進みます.しかしここで声をかけたのはパティ.自分たちの罪を自覚した上に,先に進むことを脅かす言葉に対し「心配してくれるんだな」「ありがとうなのだ」なんて言われてはもはやパティに精神的にも勝ち目はありません.ビョンコはガッシュたちの仲間になりたいとまで明言する素直さなんですが,この時点ではまだパティは覚悟を決められないでいます.

後半は謎のオリジナルコントからラスボスまで.前半でも着々と歩みを進めていた残り1組の恵とティオと駆け落ち夫婦(笑).進む通路の先には,3つの巨大な顔の石像こと自称「美人3姉妹」なわけですが恵たちは無視して魔物呼ばわり.そこで石像が出す問いが,「お前たちの中で一番美しいのはだーれ?」 …なんでこの緊迫した状況でこんな間抜けな問いが出てくるのか! この先ハジケる連中よりもむしろ,製作側の神経を疑いたいところです(笑).一番美しいのは,ウォンレイからすればリィエンですが後で自分かも!とか間違った方向に目覚めます.ティオは本心では自分ですが口では恵.恵も本心では自分ですが口ではティオ.残るリィエンは…もちろん自分.それゆえに周囲に真剣に答えを求められても言えやしないんですが,追い詰められてカミングアウト.「私が一番美しいなんて,絶対言えない」言ってるよ(笑)! 照れ隠しのゴウ・バウレンで壊せるくらいの強度しかない石像だったので,前半でガッシュたちがひどい目に遭った罠と同じく,ゾフィスの仕掛けたおちゃめな時間稼ぎのギミックだったんだろうなぁ.そして楽しい時間はここでひとまず終了.
一足早く最終決戦の場に踏み込むことになる恵たち.通路に届いていたはずの月の光は何かの巨大な影で消え,襲い来る強大な呪文はセウシル程度では持たないほど.彼女たちが走りこんだ暗い部屋では巨大な術が突き刺しを狙います.先の戦いからろくな回復をしていない恵はマ・セシルドを維持する心の力が残っておらず,盾となっていたウォンレイが呪文の直撃を受けることに.直前まで最終戦を楽観視していた清麿の心を凍りつかせるほどの禍々しい迫力を持つ,巨大で強大な最後の魔物がついにその姿を現します.
有能な攻撃・防御役のウォンレイは傷つき,恵も心の力を失ってティオは無力に.ガッシュたちの体力と心が十分回復していることだけは救いですが,敵はそれでもかなうかどうかわからないほどの相手.この先どうやって激しい攻撃をしのぎ仲間の命と力を回復させていきさらには敵を倒すのか.一手を失敗すると確実に全滅の待つこの戦いでは,今まで以上に軍師役の役割が重くなります.魔物と人間以上に魔物同士のコンビネーションも重要になる,石版魔物編最大の激闘がついにはじまります!

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