« 焼きたて!!ジャぱん#5 | トップページ | ボボボーボ・ボーボボ#36 »

陰陽大戦記#7

「あまりの頼りなさについ,の巻」

ボート部になってしまったリクたち4人は,リクの祖父の古文書に載っていた地図に示された場所へ,部の野外練習として一同で出かけることになった.向かった先はダム湖となっていて,上には沢山の観光ボートが浮いている.成り行きで一緒に手漕ぎボートに乗ることになるリクとリュージ.はじめてボートを漕ぐリクはリュージに漕ぎ方の指導を受けることになってしまう.
リクがそこそこ漕げるようになってきた頃,コゲンタが水中に鳥居を見つけた.状況の飲み込めないリュージを置き去りに,コゲンタの指示に従いボートを降りて高台へと向かうリク.闘神機の力によって新しい印,離震離兌を手に入れることに成功するが,少し離れた村の方から異様な音と気配を感じたリクたち.そこでは地流の闘神士が,鬼門の開放を狙って村の住人を傷つけていた.駆けつけたリクはコゲンタを降ろすが,相手の装甲が硬すぎてコゲンタの攻撃が通らない.

複雑な設定説明が前回で一通り完了し,ようやく主役が初心者から踏み出していく段階にたどり着いた「陰陽」.もちろん初心者なので技属性を考慮したまともな戦闘とか舞台を利用した絶妙の戦術とかは皆無.登場直後から天才的な能力を発揮する今時のヒーローに慣れた目にはリクのトロさが歯がゆいかもしれませんが,そもそも初心者にそんなものを期待してはいけませんし,作中のコゲンタはもっと歯がゆいと思うので思いやってあげてください(苦笑).

前半は今回もエピソード満載.教員準備室を恐らくボート部の部室として利用する気ですねこいつら.リクの本と同じ地形を発見した先生はお手柄なんですが,相変わらず字は読めません.ここでリクが例の五十音表を出そうとしているようなんですが中断に遭ってそのままに.遠い現地に行くのを部活の一環にしてしまう先生はもう間違いなくやる気なし.ちなみについに本格的に巻き込まれたリュージですが,いつの間にかリクから名前で呼ばれてます.
週末に出かけた現地には,ボートがいろいろぷかぷかと.もちろん部活としてはまったくダメなのですが,スワンボートが若干2名の魂を鷲づかみ.…本当はツッコミが欲しかったんですけどもやはりこの作品はボケだらけで行くのか(笑)! ここでスワンに魂を奪われたモモはリナとともに退場.モモちゃん,そこでなぜリクを誘わない? おかげで完成したのがリクとリュージのまったくスイートさのない漢ボート.面白いぐらい萌えません(苦笑).その上リクときたら印のありかへの行き方もわからないし,ボートもろくに漕げない役立たず.のんびりでしかし真面目なリクですが,こいつかなり不器用なんですね.そしてリュージはスワンに惹かれているのはともかく(笑)漕ぎ方に一家言ある上に他人への指導も適切なあたり,凝り性の上に普段から指導をする立場のようで.ただし可愛いのが好きだから,弟たちでなく妹たちでもいるのかも.不器用と教えたがりが一緒に乗ったおかげで展開されるまともなボート特訓.「焦ってもうまくいかねえ」「ひたすら漕げ」そして「ボートの道は一日にして成らず!」…いくら鈍いリクでもわかるくらいにリュージのボート愛は尋常ではなく.今後ボート部を競技方向に引きずっていくのは,リュージの役目のようです.
さて,ボートは漕げるようになったもののボート愛まではないリクは,コゲンタのおかげで印のありそうな場所を発見.コゲンタが周囲から見えないことを忘れているのか,ごまかす素振りが一切ないというのが新しいな(笑).即座に説明なしでリュージを置き去りにするすごい行動力のリク.こいつ,不器用ゆえに同時に複数のことが考えられないんだろうなぁたぶん(苦笑).高台にやってきたリクとコゲンタは,水に沈んだ村から新しい印,離震離兌を得ることに成功.
一方今回も地流はリクたちの側に接近.村を襲い鬼門を捜すのは地流のダンジョウで,一般人に式神をけしかけるという非道ぶり.それに気がついたリクとコゲンタ,さらにいなくなったリクの行方を捜すリュージは鬼門である森の要石に集結.おびえる女の子のおじいちゃんを悪いおじちゃんから救うために要石に向かったリクですが,悪いおじちゃんの降ろした式神,赤銅のミソヒトは4話に出てきた天流のテツの式神,赤銅のイソロクと同タイプ.リクはコゲンタを降ろして戦おうとするものの,硬い装甲で跳ね返されてしまいます.

後半はやはりバトル.毎回ちょっとずつ硬い敵が出てきてちょっとずつ強くなっていくリクとコゲンタの前に現れた今回の敵は,ようやくまともに使いこなせるようになった西海道虎鉄が通じない相手.そういえば前回覚えた闘神符を使うことをすっかりリクは忘れているようで(苦笑),おかげで大ピンチに陥ったのが孫の女の子.不器用ゆえに複数のことを同時に考えられないというリクの性格的な弱点?から生まれた大ピンチを体を張って救ったのが遅れて到着したリュージ.役に立つ男です! 闘神を頑張るリクですが従来の技ではダメージは入らず,もはや打つ手はさっき見つけた印しかない,という展開は新技習得時のお約束パターン.ところがリクがここでスランプに陥り,いくら新しい印を入れようとしても入らなくなってしまいます.
最初の印は幼い頃から教え込まれてきたおまじないで,2つ目と3つ目の印は3字で完結.新しく4字の印を覚えて入れるのはこれが初めての上に,リクは不器用らしいのですが…たかが1文字増えただけでなんでこんなにハマってるんだこいつ(苦笑).敵の「青丹三連吹込」という花札な大技をコゲンタがもろに食らって大ピンチ.しかし勝機は新しい印にしかなく,「さっきの印が入るまで耐える!」と悲壮な決意をかためるコゲンタ! 式神ミソヒトの追い討ちの技,「強力圧縮鋏潰」を食らって挟まれ持ち上げられしかし耐えるコゲンタ.それを救うために必死で印を切るリクなのに,闘神機と式神はそれに答えてくれません!
初心者は熟練者が思いもしないところで戸惑い悩むものですが,リクの場合はコゲンタの存在がそこにかかってくるので痛々しい.しかしそんなテンパッた主役を救ってくれたのは役に立つリュージ.空中で闘神機を振り回す間抜けなクラスメイトに対し,「力を抜いて落ち着いてやれ!」 とかなり当たり前な(笑)しかし重要なアドバイスを与えたおかげでようやくリクはスランプを突破.素直なリクはアドバイスのとおり落ち着いてやり,自然の音を聞いたうえで静かに切った印が入ります! 流派章の「弐」が光り,西海道虎鉄に対し離震離兌の印を入れるリク.発動するは「怒涛斬魂剣」.ようやく手に入れた必殺技によってミソヒトの存在を斬るコゲンタ! 勝利のあとは,ひたすら我慢したのでへたばる式神のコゲンタと,敵よりは己との戦いに疲れてしまいへたばる闘神士のリク.

夕方,要石を元に戻したあとで仲間のところに帰るリクとリュージ.礼を言うリクに,これまでの事情を尋ねようとするも中断するリュージ.両親がいなくて祖父が入院していてややこしそうな戦いに巻き込まれている…と,リュージの中でのリクの不幸ランキングは恐らく急上昇.ボートを漕いでくれるあたりもやさしくて,そのやさしさは次回とうとう太刀花家に上陸を果すことに! やっと作ってやらないと食わないと気がついたかリュージ(笑)! しかしメインを張るのは居候のソーマ.鳥ってことは南で夏かな? 次回に続きます!

|

« 焼きたて!!ジャぱん#5 | トップページ | ボボボーボ・ボーボボ#36 »

レビュー◆陰陽大戦記」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 陰陽大戦記#7:

« 焼きたて!!ジャぱん#5 | トップページ | ボボボーボ・ボーボボ#36 »