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12月上旬アニメ雑感

12月は凄まじい速さで過ぎていきます.間断なく突っ込まれる仕事の合間に年末帰省の準備をしたりとのんびりする時間はほとんどないわけですが,それでもアニメは見る日々です.先日出たボーナスでは,まず白虎神操機を買いました.忙しいんでなかなか振る暇がないんですが,とりあえず流派章は参まで来ました.なかなか印がうまく入らないんだよね(苦笑).
そんな日々でもうれしいのは,シングルCD,サザーランドの「君となら」(陰陽大戦記OP)のカップリングが「その瞳のかげり」(怪奇大家族ED)だったり,TV Bros最新号で「巌窟王」と「怪奇大家族」が取り上げられていたりしたこと.「怪奇」は今期作品の中ではかなり楽しいので,最初から見ていてよかったな.
久しぶりに見ているもののいくつかについて雑感を.

<日曜>
 ○ファフナー,デカレンジャー,アークエ,レジェンズ
 △ゾイド

冲方先生の本格参入から明らかに作品が違ってきた「ファフナー」.大嘘を現実的に見せるには,リアルな小さな描写を積み重ねるしかないわけで.脚本とシリーズ構成こそが最も重要だということを見せつける素晴らしい仕事ぶりです.切らないでよかった! 安定して楽しい「デカ」は増えていくサブキャラクターも(典型ですが)よく立っているのが素晴らしい.「レジェンズ」はようやく少年向けらしい展開へ…ってそこに至るまでの時間がかかりすぎ(苦笑).作り手の良心として子どもを簡単に戦いに引き込むことに対する反感があるのはわかるけれど,それを執拗に描いて喜ばれるのはある程度大人を対象にした場合だけで,その人たちはおもちゃは買わないぞ(笑).「ゾイド」はまだキャラがきちんと立ってない感じ.たくさんいるから大変だけど頑張れ.

<月曜>
 ○:月詠,サムライガン
 △:ファンタジックチルドレン

美麗な映像で頑張る「月詠」は,美麗ゆえに作画崩れした場合にはその影響が大きい.しかし,この先どうなっていくのかと見る人を次回に引きずっていく物語自体の力もかなりありそうで,そこの本領発揮はここから先の展開かな.「サムライガン」は予想以上に面白い.普通に作るとやりきれない描写を,レイアウトや演出でいい感じに省エネしているのもなかなかの見もの.「ファンタジックチルドレン」はかなり苦手な芸風なので,どうしても点は低くつけてしまいますが,それでも切る気になれないくらいに面白い.

<火曜>
 ◎巌窟王
 ○BLEACH
 △tactics

シリアスでは抜群の面白さの「巌窟王」.方向性は違うけれどCOWBOY BEBOPをテレ東で見たときに食らったのと同じような衝撃を食らっています.テクスチャの使い方がどんどん上手くなってるのも素晴らしい.「BLEACH」は安定.殺伐とした状況に挟み込まれる笑いは割と自分好みだったりします.「tactics」は一見能天気で大雑把に見えて,その奥に随分と暗い設定を抱えていそうな不安定感が魅力.

<水曜>
 ○BECK,リングにかけろ
 △NARUTO,KURAU,双恋

見ているとささくれが心に刺さって痛いものの,物語の良さでそれでもさらに先を見たいと思わせてくれる「BECK」.当初の作画の不安定感が消え,やりたい放題ぶりが楽しい「リングにかけろ」.「NARUTO」は新章突入で現在は仕込みの段階.5人の見せ場からはじまり,2人追い詰められていく物語の高揚感をアニメでも再現できるかに注目.「KURAU」はかなり目まぐるしい展開についていくのが大変.これ,1話50分だったらハマる情報量なんだけど,30分アニメだと話の筋で精一杯で,細かい描写がどうしても薄くなってしまうんだよなぁ.「双恋」は…もちろん万人にお勧めはできませんが,継続して見ることで見えてくる独自の面白さがあるのは間違いなし.終盤をどんな風に展開するのかが楽しみです.

<木曜>
 ○マイネリーベ
 △ビィト,舞-HiME,ローゼンメイデン

いろんな意味でやりたい放題でもはや笑いが止まらない(苦笑)「マイネリーベ」.原作展開に突入した「ビィト」はどんどん良くなってきてますが,特筆すべきはグリニデ様.彼の周囲で何か起こるたびに本当に怖くてなりません(苦笑).「舞-HiME」「ローゼンメイデン」は,予測の範囲をあまり越えてこないので自分には合わないのかもしれないな.

<土曜>
 ○今日から(マ)王!,アークエ,ビューティフルジョー,うたかた
 △学園アリス,ふぁいなるあぷろーち

怒涛の展開の中,有利がどんどん精神的に逞しくなっていく「マ王」.ああいう奴だから困るけれど,ああいう奴だからこそなんとかしてやりたい…という人たらしぶりも嫌味なく描けているんではないかと.幸運にも電波を受信できた自分としては,一発ネタで果敢に攻め続ける「アークエ」の頭の悪さが大好きです(笑).最初は出てくる奴がボケばかりでどうなることかと思った「ジョー」はジュニアの参入でなんときっちり安定.彼こそが要だったんだなぁ.「うたかた」は,終わってみるまでは評価がしにくい.しかしここまで引っ張られた伏線がどこで爆発するのかが気になって仕方ありません.最後までつき合ってやるよ! 「アリス」はまだまだこれから.ギャグとしてはマイルド.「ふぁいなる」は15分としては驚異的な物語展開を見せていて,萌えアニメのストーリーとエッセンスを抜き出すと15分で十分なんだなぁとつくづく感じてしまうわけで.

うわ長.ちっとも切れてない.△でもかなり楽しんでいる自分の敷居の緩さがちょっと嫌かもしれません.しかもここに書いてない奴もいくつか見ているわけで…(苦笑).終了間近では「ファフナー」と「うたかた」の動向が気になります.両作ともここから先をどう描くかで全体の評価が変わるはずなので,深夜アニメなんだからぜひ,思い切り作家性を爆発させていただきたいものです.

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