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焼きたて!!ジャぱん#18

「どうしてもあいつは許せない!の巻」

和馬が無事に準決勝へと進み,残るは河内.和馬が助けた海野との対決なのだが,いつもなら応援に来ているはずの月乃の姿がない.軽視されたと落ち込んだりそれは信頼の証だと持ち上げられたりとパン調理以外で浮き沈みが激しい河内だが,それ以上に敵のカツオがダメだった.勝負以前の素行の悪さに審査員の皆さんはおかんむり.それゆえに河内は勝ってしまい,折角のカニパンに審査員がリアクションをしてくれなくてしょんぼり.

トーナメントが進み否応なしにテンションが上がってきたのが気持ちいい「ジャぱん」.この高テンションかつ贅沢でしょうもない展開こそ本作の華.シリアスな物語もしっかり敷かれているんですが,あくまで話をスムーズに進めるための道であり,華であるギャグを輝かせるための良い器,脇役に過ぎないわけです.実際,今回終盤に描かれる非常にシリアスな設定すらただの道だってんだから無茶だよな(苦笑).にしても描かれる情景は前半のギャグとの落差が激しい悲劇ぶり.その切ない光景の中,ついに本格登場した本作のスーパーヒールに対し抑えきれない怒りを感じてください.

前半は明るく.冒頭から寝姿サービスの月乃さん.本日は大切な日なので外出です.黒い服で,パンを持って晴れた空の下をおでかけ.あのパンはやっぱり自分で焼いたんだろうか.で,この外出に結構なダメージを食らうことになるのが今回主役のはずの河内.根性と鼻だけは凄かった海野との戦いに挑むわけですが,相手にやたら美人の応援がいるのに対し月乃がいなくてとってもがっかり.店長が目だけお面で代役を務めようとするんですがもちろん無理がありすぎて,そこがどうにも面白い.月乃が見捨てたなんて「そんなことありませんわー」って言われても店長なので気持ちが悪く迷惑です(苦笑).しかし,あまりに落ち込まれても負けるので店長がちょっと河内を持ち上げたら,そこに「なんやてー!」とあっさり乗って納得する単純パカ.でも,本当に負けそうだったら応援を優先して墓参りは後にする人だと思うので,実際真実なのかもしれません.
そんな河内と店長のコントを眺めている諏訪原に近寄るのが新たな強敵,新宿店の冠.本来は戦っているはずですが,彼の試作パンの凄さに戦意喪失した対戦相手に逃げられて不戦勝中です.しかし次の河内戦はそうはいかないと諏訪原は保証し,それを冗談として受け取る冠.さわやかな美形なんですが随分な自信家で,しかも率直で辛辣な口ぶり.諏訪原は自分の顔のことを随分と気にしていますが,よだれたらすよりは怖い顔のほうが…(苦笑).
さて,ついに河内自信のカニパンが完成.対するカツオは人.それも「おいのおっかちゃんだす」.このカツオと黒柳の質疑応答で判明するとんでもない事実.あの応援のお嬢さんがまさか….そしてカツオの年齢がまさか….そりゃ河内でなくても「なんやてー!」と絶叫したくなるとんでもない事実が判明.まあ声の田中氏もいい年のはずなんだけど,そうか.それで使ったのか(苦笑).田舎者で純朴なのかと思ったら,バイトの子をこました痴れ者でもう最悪でカチーン!カチーン!と黒やんもお怒り.でも,それで「河内の勝ち!」にしてしまっていいんですかこのグルメアニメ(笑).しかし,スーパー審査員のデーブ先生を怒らせてマイナス500点が課せられてしまっては仕方ないですね.
ちなみに河内の細工はカニが動くという気のきいたものなんですが,発揮できずにしょんぼり….そんな間抜けな河内なんかに負けるはずがないと自信の冠ですが,彼に「全力で叩きのめせ」と命令するのが新宿店の店長,月乃の姉,雪乃.

後半は喜びのはずが,悲しみから敵意と怒りへ.河内の勝利で和馬,諏訪原,冠,河内とついにパンタジア新人ベスト4が出揃うものの,どうしようもなく河内が不完全燃焼で気の毒.あまりにうざいので黒やんは適当に食ってかにかにーとぞんざいなリアクションで,余計崩れる河内(苦笑).次回の課題は「自由」.ここまでの戦いで振るい落としが終わったので,ここから先はそれぞれの優れたところを中心に見ていくということなのでしょう.そして偉い人も来るので遅刻すんなと和馬向けに念を押してみる黒やんですが,なんせ和馬はそういう病気だからなぁ…(苦笑).
出て行く黒やんは手を使わず,足で扉を蹴り開ける行儀の悪さ.しかしこれは河内の情けなさや和馬の遅刻で気が立っているわけではなく,単に手が使えないため.河内のパンはしっかり効いていたということで,準決勝へと勝ち上がる資格があったことがわかったのはよかった.でも,やっぱり無闇に調子に乗りやすい性格は直ってない上に,単純バカの和馬まで加わってダブルボケ状態に.南東京支店の強さは結束力と乗ったときの勢いなので,いろいろ河内には言いたいことがあるけれど,まあいいや(苦笑).そして,冠に言いたいことを全部言うのが煙草をふかす雪乃.楽しい戦いのために敵に塩を送った冠を叱責の上,煙草を手で握り消しつつ南東京をゴキブリ呼ばわりした上に,絶対に倒せと苛烈な上司命令.冠自身もこの女のことは好きではなさそう.

さて,本日外出中の月乃のエピソードがラストを飾ります.勝利を(木下を除く)皆で祝うため,月乃の出かけた場所へと向かう店長・和馬・河内.今日は4年前に亡くなった母の命日ということで,月乃は墓参りに出かけていたのでした.月乃のパンづくりの腕は父だけでなく母譲りでもあったんですね.しかし愛人である彼女の墓は梓川の立派な墓ではなく,近くの大きな枯れ木.大好きな母を失って辛かったあの日に,そんな辛い心をさらに踏みにじったのが姉のはずの雪乃! 生前での関係はどうあれ死者に罪はないはず.しかしそれを冒涜した雪乃の凶行によって,月乃は大切な母のかたちすら失っていたのでした.
…店長からその話を聞き,本気で怒る和馬と河内.たとえ冠がどれほどの相手だろうとも,断じて雪乃の手の者に敗北するわけにはいかなくなった2人は決勝に進むことを誓います.天才ゆえの突拍子のなさを頻繁に発揮する和馬と,才能のなさを補うくらいの努力家なのに調子に乗りやすい河内,そして絶対的な実力を持ちつつもおふざけが過ぎる店長.長所も短所もひっくるめて,3人は大切な月乃の仲間です.…誰か一人忘れている気はするものの気にしない(苦笑).しかしこの南東京の結束を打ち破ってくるのが雪乃の卑劣な罠.今回だけでも視聴者の雪乃に対する反感はかなりのものになったはずですが,さらに「あの女許すまじ」と登場人物と視聴者が心を一つにするに違いない,慟哭の次回に続きます!

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