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金色のガッシュベル#99

「魔物なら遠慮なしに食らわせてやれるのにの巻」

奈良から帰ってきたガッシュと清麿とウマゴン.鈴芽が迎えに来て,清麿は今日からまた学校に復帰だ.ダッシュでガッシュたちを巻いて登校したら,待ち受けていたのは遠山先生.復帰祝いとして実施された小テストは清麿の分だけ特別製で,学力無関係の豆知識という理不尽ぶり.しかし幸運と安易すぎるネーミングセンスで切り抜けたかと思ったら,遠山の秘密兵器が登場.ピンクで濃すぎるモンモン先生の登場にクラスは沸き立つのだが,もちろん清麿はついて行けないというかむしろついて行きたくない.

石版魔物編終了後,オリジナルと原作の小エピソードで時間を稼ぐ「ガッシュ」.今回は学校…というか遠山リベンジマッチのギャグ回なわけですが,途中から場の空気をモンモン先生が根こそぎ持っていくのでどうしたらいいんだ(苦笑).キャンチョメたちとかMJ12とか,多少標準から外れたキャラでも同じ世界の中で暮らしていけるのが「ガッシュ」という作品の幅広さで,この特質ゆえに物語の幅も広がってきたのだから美点だと思うんですが,モンモン先生は魔物じゃないのでさすがにやりすぎだと思います(苦笑).今回は無体な状況にツッコんでいくとだんだん楽しくなってくるんですが,99話だってのにこの楽しみ方でいいんでしょうか….

前半は濃すぎる秘密兵器登場.オリジナルであった奈良旅行は夢ではなかったようで(笑),あの大事件の後でしっかり土産を買って帰ってきた清麿が律儀だな.ガッシュたちは朝から必要以上のハイテンション.途中から迎えに来た鈴芽も混じって,ボケがボケを増幅させる天井知らずの危険な事態に.途中で清麿が止めたからいいものの,放っておいたら鈴芽は一体どうなることやら.あの短時間で鹿なのに「めえ」とか鳴いてますから,放っておいたら公園で草食べて学校サボるような事態に突入したに違いない.
そして今日も始まるガッシュと清麿の登校バトル.同伴を拒否する清麿の心を前回の回想で動かそうとするガッシュですが,前回は一応ギャグメインじゃないんだから笑いを取るために使っちゃだめだろ(苦笑).そんなわけでだめなもんはだめで,つけてきたガッシュたちも爆走で振り切ろうとする清麿.これに巻き込まれた鈴芽は役得で,憧れの清麿に自然に手を繋がれて…まあ,そのまま引っ張って爆走するので甘さは皆無なんですけどね.ガッシュたちは必死で追いかけるもなおみちゃんの出現で追跡失敗.ちなみに鹿せんべいは食ってもうまくないですよ(笑).
朝からテンション高い展開にもめげず,学校に無事に辿りついた清麿.この段階から例の遠山先生がよからぬことを考えているのが丸わかりで不気味です.学校でも面白仲間に囲まれて,最初の孤独な天才の面影はもはや欠片もないというのは,たとえ状況がどれほど間抜けでも,清麿のためにはきっと喜ぶべきだよな?
遠山が久しぶりの清麿にプレゼントするのは嫌がらせこと小テスト.しかも清麿分だけ特別のテストで,内容ときたら「ワイフの好きなパン屋は?」でどう考えても学力には無関係という横暴ぶり.まあ,その横暴さを打ち消すほどに遠山の運が悪すぎるわけですが….しかし今回の遠山は万が一の事態に備えて2段構え.次の問題,遠山の猫の名という非常に個人的な問題なので,清麿の回答が何であっても不正解にすれば勝てたはずなんですが,そこで正直に敗北を認めるあたりが人がいいよなぁ(笑).けれどこの撤退も次の奥の手あってのこと.強力な秘密兵器がなぜかガッシュたちとともについに登場だ!
クラスに登場するは国語のモンモン先生.…出てきた瞬間からもうダメだ.この学校,先生方も生徒に負けず劣らずひどいモチノキウイルスに犯されているわけですが,今回はビジュアルからしてもはや先生…というか人類とは思えない! これになぜか誘惑されて目がハートになるクラスメイトたちもわけがわからない.青少年の悶々が大好きなこの変態先生は,BGM係にガッシュたちを勧誘して歌って踊るハジケっぷり.そしてそのダンスに喜んで混じる生徒ども.確かに胸はでかいけど,お前ら,いいかげん目を覚ませ(苦笑)!

後半はさらに爆走,悶々先生.午後の国語の授業では同じく小テストを準備しているわけですが,範囲を教えないのは悶々好きの趣味ゆえに…ってそんな理由で生徒をいじめるのは非常に問題があると思います.でも,あのバカ生徒どもは極少数を除きすっかりモンモン先生の虜なので,特に問題にはならないだろうという状況が悲しい.
国語の授業では最後に小テストということで,それまでは通常授業.枕草子の「春はあけぼの」をすらすらと読む清麿はパーフェクトで面白みなし.ここで刺激を求めた先生は鈴芽に当て,「夏は夜」はうまく読めずに素敵な悶々.飛ぶのはもちろん蛍なので,UFOとかではないですよ岩島(苦笑).この先生のハジケっぷりについに反旗を翻すのは清麿…の自称ライバル・金子.真面目に授業をしてほしい金子に対し,「デートしたこともないんでしょ?」とうれし苦しいハグ攻撃を食らわせるモンモン先生.その強力すぎる空気に呑まれ,ついつい己のコンプレックスと本当の気持ちを激白し…結果,金子まで悶々仲間に組み込まれてまたもはじまるモンモンダンス.
もはや話の筋とかはどうでもよく,どこまでふざけられるかだけが勝負になっているあたりが「ガッシュ」としては異色ですが,さらに悶々するためには未だにクールな奴が邪魔…ということで無理に踊りの輪に組み込まれる清麿,哀れ.でも,一度組み込まれたなら意外と真面目に踊るのが,人がいいというか,ノリがいいというか(笑).授業を中断した上で展開される珍奇な歌と珍妙なダンス.何ですかこの頭の悪いハジケ番組は.…大好きです(苦笑).
ひとしきり踊り狂ったあとはお約束の小テスト.俳句を一首詠むことになるわけですが,毎度ですが,俳句なんだからちゃんと季語を入れてください(苦笑).ちなみに魔界でも魔物の子たちはちゃんと学校に通っています.「高嶺や,ああ高嶺や高峰や」「ツチノコを捕えてみればツチノコの子」「UFOも歩いていくよ遊歩道」「かっとばせ逆転満塁ホームラン」.次々出される川柳というか575の文.断じて俳句ではありません(笑).そんなぐだぐだな状況で清麿が答えたのが「朝ごはん,味噌汁飲んだ,奈良漬も」.実は冒頭の奈良土産が伏線になっているという構造が,無駄に良くできているんですけどもモンモン先生は事情を知らないので30点.…赤点.
天才の高嶺に下された厳しすぎる裁定に世界とクラスメイトは激しいリアクションをかまします.授業にろくに出ていない時代から悪い点を取ることなど考えられなかった清麿ですが,鈴芽以下という大惨事.確かに俳句製作となると芸術系の技能が要求されるので,学問の天才には向いていないのは仕方ないとして,それだけで点数をつけるのは間違ってますよね.でも,その恨みを晴らすべく遠山先生にザケルをぶちかまそうとするのはもっと間違ってます(苦笑).…いつかは,先生に怒りのザケルをぶつける清麿も見てみたいですけどね.

ラストは575で会話しつつなおみちゃんに追われるガッシュで終了.だからお前ら季語を入れろよ.あまりにもギャグが先に立ってしまい,内容皆無という極端な出来ではあるものの,この下らないネタで1本作ってしまった根性は認めたい.歌は歌いすぎなんだけどね(苦笑).せめて同じ歌は1話1回だけにしてほしいなと思ってみたんですが,次の主役があいつらだと,話そっちのけで物凄く歌いそうだよなぁ…100話という記念すべき回に果たして何曲歌ってくれるのか.つうか100話なのにその話で大丈夫なのか.次回に続きます.

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