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焼きたて!!ジャぱん#22

「悪女希望を砕くの巻」

激戦を勝ち残り,ついに決勝の晴れ舞台で戦うことになった和馬と冠.実際の決勝は1週間後で,課題は自由.負けた河内は先の戦いでエンドプロテアーゼが混入されていたことを知らされるが,冠には勝てないことがわかっているから,和馬に敵を討ってもらうことにする.しかし河内も和馬を応援している場合ではない.1週間後の最終戦は,諏訪原との3位決定戦だ! 本店勤務を目指す河内はどうしても入賞したいところだが,松代店長が勝つためにある場所を紹介してくれる.天才である諏訪原に対抗するために,河内はパンづくりに一番大切なことを学ぶ必要があった.

いよいよ新人戦も残り試合わずか.(審査員の)命すら賭ける激しいバトルが続いてきた「ジャぱん」ですが,今回は小休止.準決勝終了から決勝・3位決定戦開始に繋がる時間で起きる様々な出来事が描かれていきます.全編通して南東京支店の仲の良さが描かれますが,ラストでのちょっとした油断を容赦なく突いてくる雪乃の悪漢ぶりこそ最高の見所.よいこのパンアニメには絶対に似合わない下衆ぶりは,お子様は真似したり憧れたりしちゃいけません(苦笑).ちなみに,今回のアバンは前回の粗筋になってるんですが,途中から明らかにパンアニメの映像でなくなるのがすげえ面白い.

前半は準決勝のまとめ.勝ち残ったのはパンの力で黒柳をアブノーマルな恋愛に導いた冠と,パンの力で黒柳を殺してアブノーマルな恋愛に導いた和馬.回想されるのはここまでの激戦で,正直和馬よりも黒柳のほうが目立っているのはこの作品の特質なので諦めよう(笑).苦戦したこともありましたが,生来のパンに対する才能だけでなく,例えば焼きそばパンでは仲間の力も借りてここまで来たんですよね.黒やんは毎度食わされて大変だったよなぁ.そしてサンライズもガメラとか海洋酵母とか,権利取りにいくの大変だっただろうなぁ(笑).
パンタジア新人戦・決勝戦の課題は自由.変な制限がないのは和馬にとってはありがたいですが,相手はあの冠なのでもちろん油断はできません.一時期は被疑者になりかけた和馬の勝利をマイスター霧崎も陶酔ポーズで祝福.疑われたことを鷹揚に許すだけでなく,44号の効果について「びっくりしたじゃろ?」の一言で説明しきってしまうあたり,大雑把だよなぁ(苦笑).あの馬三郎じいちゃんがちゃんと存命だったことは喜ぶべきでしょうが,本格的に弱っている人間に与えたら,ショックでそのまま行きっぱなしになってもおかしくないよなぁ….ちなみに河内の生地に大量のエンドプロテアーゼが混ぜられていたことも確定.証拠なんかどこにもないことが,逆に狡猾な雪乃の仕業だと駄目押ししているようにも感じられます.再試合したとしても自分が勝てないことを思い知った河内は,和馬に望みを託してのんびりしようと思ったら…3位決定戦が残ってました! 「なんやて!」
新人戦最終戦となる3位決定戦は,河内対諏訪原のカードが組まれています.しかも3位に入賞すれば賞金30万・フランス留学・本店勤務権と実に太っ腹な副賞.逆に4位になってしまうと悲しい未来が待っているということで,本店勤務を目指す河内としてはどうしても勝ちたいところ.テンションの上がる河内に対し,松代店長は某所に行くことを勧めます.それは松代がアフロになるきっかけをつくった場所であり,パン作りに一番大切なものを学んだ場所.準決勝まで残った者は天才ばかりで常人だったのは河内だけ.そんな彼が勝つには1週間の修行が必要なのです.もちろん頑張るのは河内だけでなく和馬も同じ.準決勝では失敗しましたが,次の戦いでもう一度,2人で勝利だ!…ってここまで,肩車してくれた店長の上から河内がブリッジして和馬に話しかけるという,背中にものすごい負担のかかるポーズでお送りしております.そして早速旅立つ河内ですが,1つ,大切なことを言い残していました.

後半は砕ける武器.河内が言い忘れていたのは,冠は海洋酵母だけではなく,太陽の手も持っていること.あの熱の中でちゃんと敵の動向を見ていた河内は,彼の手が和馬と同格であったことを教えます.けれど「いいじゃねえか」と和馬は実に鷹揚.現状では冠には海洋酵母があり,和馬にはペターライトがあるので互角の勝負.それに和馬がここまで勝ちぬいてきたのは太陽の手の力ではなく,底なしの発想力と南東京支店のチームワークの力ですからね.とはいえ肝心の板を忘れてしまったうっかりものの和馬はあわてて本店に取りに戻ることになります.鷹揚で細かいことにこだわらない分遅刻も多いし,全体的に大雑把だよなぁ和馬(笑).
和馬が板を取りに戻った本店では,未だに雪乃が冠と2人きりで話し中.見た目はにこやかですが自分のボスである雪乃が大嫌いな冠は,「決勝は邪魔しないと約束してくれませんか?」と提案.にこにこしながら腹の中で悪態をつく冠と口からそのまま暴言を吐く雪乃だと,どっちもどっちで腹黒です.河内戦の妨害で目をつけられたことは間違いなく,これ以上の妨害は自殺行為だと言う冠.しかも酵母の研究者らしく,和馬のつくりだした超絶リアクションすら信じないリアリストぶり.「天国なんてありっこない」と切り捨てる冠は,同程度の幻覚なら本気を出せば作り出せるらしいですが,その際は間違っても安易な悪役のようにヤバいお薬とかは使わないでいただきたい(苦笑).「雌豚は地獄に落ちな」と腹の底ではとんでもない台詞を吐く冠が強く出られないのは,自分の大切な酵母を雪乃に握られているから.それさえなければ,冠が雪乃に従うことはもはやないくらい,この2人の間の溝は深い.
約束したとはいえ生粋のドSに違いない雪乃はまだまだ南東京をいじめ足りず,そこで運悪く発見されてしまう和馬の忘れ物….取りに来る前に彼女に見つけられてしまったのが運の尽きで,哀れ天国行きの秘密兵器は無残な姿に.鬼の形相でぶち割って,公園の砂場に混ぜる雪乃,ご満悦.今時のアニメではここまでのスーパーヒールはなかなか出て来ないですからね.変に現実的で肉感的なのが最悪ですが,素晴らしい.

折角の板を見つけられず,落ち込んで戻ってきた和馬.明らかに雪乃の仕業で怒りばかりが募るものの,もはやペターライトなしで決勝を戦わなければならないことは確定.しかしあの板を使ったのはたったの1度きり.それまでの戦いは使わずきっちり切り抜けてきたんだから,今回だって絶対きっと! 河内の派遣された聖アンドリュー教会で待っているのはやはりアフロなのか.そして和馬は決勝も我々の期待を裏切らず遅刻してくれるのか(笑).次回,1時間スペシャルに続きます.

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