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金色のガッシュベル#97

「協力こそ最良の手段の巻」

人間界と魔界の間,間の世界の王・マエストロの陰謀によってこの世界に呼び込まれ,技をぶつけ合うことになったガッシュとブラゴ.2人の最強呪文の激突はマエストロの狙い通りに魔界へと続く天空の扉を開いていく.間の世界の魔物を引き連れて魔界に攻め込み復讐するのだと息巻くマエストロを,魔界の王となることを目指すガッシュもブラゴも許せない.先ほどの戦いで消耗した魔力は相当のもので,敵の磁力を使った術を封じる方法もまだ見つからない.しかしここまで温存されていた最強のヒロインが舞台に上がれば話は別だ.

原作にはない異世界・間の世界で激闘を繰り広げる「ガッシュ」.主要な登場人物がなんか違うのはオリジナルなんで仕方ないですが,中篇の外伝としての出来は決して悪くないと思います.少なくとも脚本のレベルで最高の強み(笑い)を全力で発揮し,それでは絶対追いつかない戦闘と感情の迫力は作画の力で補おうとしてますからね.もちろん雷句先生のレベルは明らかに一段違うわけですが,この話をオリジナルでやっても,子ども向けとしての最低限のレベル(マニア向けよりレベルは高い)はクリアできているはずです.

前半はおなじみのナゾナゾ博士からスタート.知らないはずの前回までのあらすじを教えてくれる博士の立ち位置がよくわかりません.妙な効果を狙わずに,最初から素直に清麿にあらすじをやってもらえばよかったんじゃないのか(苦笑)? 間の王・マエストロの陰謀でブラゴと互いの最強呪文をぶつけることになったガッシュ.周囲に張られたコイルのおかげで魔界への扉が開かれることを待ち望んでいたマエストロは上機嫌.しかし利用され使い捨てにされそうなガッシュたちにとっては腹が立つことこの上なし.さっきの激突でガッシュ・清麿とブラゴの心の力も消費してしまったようですが,魔物単体で呪文を使えるこの世界なら,清麿の心の力は基本的に消費されないんじゃなかろうか? …たぶんいつものノリで力を乗せてしまったに違いない(笑).
この世界に落とされたことをどうしても許せないマエストロ.本を持っているということは王になる戦いの参加者のはずなんですが,こんな場所に落とされたことを激しく恨んでおります.折角間抜け2組を引きずりこめたんだから人間界に戻って王の座を争えばいいはずなのにそうしないのは,何か戻れないことをやらかしたんだろうか.案外,他人の本を盗んで勝手に参加しようとしたのを見つかって罰を喰らったとか,その程度の理由かもしれないな.戻って戦えばいいというガッシュの言葉に対し「枠に縛られた戦いに興味はない」とか言い切ってるマエストロですが,世界を壊すなら反逆者よりも王のほうがきっと楽だと思います(苦笑).ついでに,王を目指す魔物は見た目はどうあれ全員子どもで,魔界には大量の大人が待ってるんだから,狭い間の世界でどれだけ兵を集めてもろくな戦いはさせてもらえないと思います.しかし孤独なマエストロには,その程度のことを諭してくれる奴もいないんだろうなぁ.
無謀な復讐の扉は開いたので,もはや必要なしとガッシュたちを片づけにかかるマエストロ.残り少ない心の力と気合でこれに対抗するガッシュたちですが,地の利も力も敵が上.磁力を操るマエストロの攻撃は自由度が高く,その分恐らく弱めの攻撃力は周囲のコイルの力で補われ,少なくともこの場所ではガッシュどころかブラゴにすら勝機はなし.マエストロが技を跳ね返したいときは青,攻撃を誘導するときはなんとなく赤にコイルの色が変わってますね.珍しく頭の回っている清麿はコイルを壊そうとしてみますが,逆に呪文の力を吸収されてしまう始末.もはや打つ手なしかと思ったら…ついに彼女が参入です!
ちなみに人間界の遺跡では未だにMJ12やら博士やらが探索中.そんな中でもボインが気になるサンビームさん.健康な男性である証拠なのでまったく問題ないんですが(笑)語尾に「ボイ」とつけるのはやっぱり奇矯.話してる内容は深刻なのにボインのおかげでもう台無し.確かにガッシュたちは生きてはいますが現在大変な目に遭ってますんで,突っ込まれないのをいいことにボケ放題は勘弁してください(苦笑)!

後半は最強のリザーバーがゲームに介入.ブラゴから本を受け取るシェリーは,前回ブラゴに置き去りにされて以来ブラゴの言葉の意味を必死で推理していたというとんでもないパートナーぶりにびっくりだ(苦笑).最強の呼び声高いコンビの割に,意思の疎通には随分と問題を抱えているご様子.「お前は来るな.戻っていろ」という短い会話からシェリーさんが到達したのは,自分を万が一のときの戦力として温存したのだという結論で,さすがは最も凶暴なコンビだけあって答えも色気皆無です.もしかするとブラゴ的にはもうちょっといろいろ考えていたのかもしれませんが,当のシェリーがあれほど自信満々だと,パートナーとしては訂正しにくよな(笑)?
というわけで最強の伏兵の乱入で,マエストロとの戦いにもわずかに勝機が見えてきます.並みの魔物よりも強いシェリーの加入によってブラゴの動きもよくなった上に,術だけでなく人間の直接攻撃まで飛び出すから攻撃の幅が一気に広がってますね.特にロングスカートなのに華麗な足技を繰り出すシェリーさんの舞いっぷりはさすが.…けれど,最強の術の力まで磁力の盾で跳ね返されてしまうため,マエストロを倒すには至りません.
コイルで増幅されている磁力をなんとかしなければ,ガッシュだけでもブラゴだけでもこの窮状を切り抜けることはできないと判断した清麿は,マエストロのアムゼルグ・マグネルガを食らいそうになるブラゴたちのフォローに入ります.そして性の合わないブラゴたちと必死の交渉開始! この世界に来てからというもの,変な電波でも出ているのか清麿の頭の冴えっぷりはなかなかのもので,これ以外に手はないと一時休戦と協力を求めます.それに対し適切な判断で受け入れようとするシェリーと,抵抗しつつもパートナーには逆らえないブラゴ.さらに…どうしても心情ではひっかかりを抱えたままのガッシュ.しかし,どれほど気に食わなくても,マエストロを倒して魔界を救い,さらに人間界に戻るという点では利害は完璧に一致しているのでやむなく呉越同舟を決め込むことになる4人.そういやウマゴンはまだ倒れっぱなしか? 気持ちを横に置いて協力に納得するガッシュは,少し大人になった感がありますね.
そんなわけで結成されたドリームチーム.魔力は不足気味ですが清麿が指揮を取ることで突破口は開けそうです.まず手をつけたいのはやはりコイル.人間界に帰るときは修理することにして,今はコイルが設置された地面を壊したり,ジケルドをコイルにかましてコイル同士を固めることで使えなくしたり,と思いつく手はいろいろあるので頑張れ清麿.本編ではありえない豪華なタッグの行方はどうなるのか.皆に忘れられているウマゴンは話に戻って来れるのか.そして…突っ込み不在の人間界は大丈夫か(苦笑)? 次回に続きます!

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