« 3月終了アニメ雑感・2 | トップページ | 焼きたて!!ジャぱん#25 »

金色のガッシュベル#101

「新たな友と新たな敵の巻」

今日もなおみちゃんが怖くて公園で遊ぶことができないガッシュ.こんなときのためにつくった秘密基地で一人遊んでいると,見たことのない少年がいきなり中に入ってきた.ガムとバルカンを巡り喧嘩をはじめた2人だが,力自慢はいい勝負だ.彼の名はテッド.ガッシュと同じ魔物の子で,悪い奴ではない.泊まる場所がないテッドとその本の持ち主であるジードは高嶺家に身を寄せることになるのだが,いきなり見知らぬ魔物と本の持ち主が家に泊まっているのを見ることになった清麿は複雑な気持ちだ.

新年度を迎え長編新シリーズに突入した「ガッシュ」.OP,EDも変更されて気分一新.今後は原作でも現在進行中の物語の後を,追いつかない程度に追っていくことになります.石版魔物編では終盤での失速が惜しかったので,このシリーズではラストは細心の注意を払ってすっきりとまとめてもらえるといいなぁ.今回は新キャラたちの顔見せ.作画が抜群に良いので面白もシリアスも見ごたえがあります.

前半は,どこかの山中でせり上がる今後の物語の舞台ともなる建造物の様子をさらっと見せたあとは,いきなりモチノキ町に.命を削る戦いの中で生き延び鍛え上げられてきたガッシュなんですが,もはやなおみちゃんの恐ろしさは遺伝子レベルに刻まれているらしく(笑)激しく怯えております.
主役が軽く場を暖めたところで登場するのがバイクの2人組.大男のジードと生意気そうな少年魔物・テッド.キッズ向け作品としては珍しく,この作品の登場人物はかなり幅広い年代に渡るんですが,ジードは中年から初老という感じで,ちょうど今のガッシュ組にはいない年代.もちのきの風を「いい風」と感じるテッドと,テッドの生意気ぶりを厳しく,しかし暖かく見守るジード.このコンビは以前ガッシュたちと出会い,消えていったダニーとMr.ゴルドーのコンビとよく似てますね.
自給自足を命じられているテッドは,ひとりで今晩の宿のために仕事を探しに出かけるものの…結局見つからず夕方に.普通の街に比べると度を越した面白人物が生息しているこの街ですが,さすがに未成年は就労できないようです.公園でテッドがたそがれている横には,なおみちゃんの姿が.彼女が待ち続けたのはたぶんガッシュ.去り行く背中はどこかさびしげなんですが,ガッシュの気持ちを考えると,公園でなおみちゃんにいじめられろとは言いにくい(苦笑).このシーン,地味に良い味が出ていていいなぁ.
テッドは諦めて野宿の場所を探して林の中に入るわけですが,そこで発見してしまったのはガッシュの秘密基地! なおみちゃんから逃げるため,ガッシュもこつこつと資材を揃え,努力していたんですね.しかし突然の闖入者によって折角の基地が奪われる危機!…って成り行きで喧嘩になってしまったテッドがぶっ壊しちゃうんですけども(笑).とても子どもとは思えない戦闘能力を見せるガッシュとテッドの力比べは,ついに巨石の持ち上げにまで発展.膝を大爆笑させつつも巨石を支えきる2人はさすがは魔物の子.しかし本の持ち主もいないし,岩は重かったということで今日の戦闘は諦めることを2人で同意.
ここまでの間抜けなやりとりは蛇足のように見えて,実は拳を交える前に話が通じる相手かどうかを確かめる,探り合いの時間でもありました.特にテッドにとってはこの戦いではじめて会話ができる相手.ガッシュは幸いにも会話のできる相手と多く出会ってきましたが,ほとんどの魔物はテッドのように会話なんかできないで戦い続けているんでしょうね.彼が捜しているのはチェリッシュという女の子の魔物.あいにく見覚えはないものの,大切なものを失った気持ちはよくわかるガッシュ.2人はガムを通じて友達になり,そして…そのガムが宿泊代に化けることに(笑).
帰宅した清麿を待っていたのは,母とガッシュの他にごつい男(本持参)と魔物らしき少年.これまでも何度か魔物に自宅に押しかけられたことはありますが,出会った直後から一緒に夕食を食うことになったのはこれがはじめてではないかと.ジードとの「こんばんは」「おじゃま,して,ます」という汗びっしょりのやりとりが面白い.

後半は夜と,更なる敵.魔物と本の持ち主2組が同じテーブルを囲む,恐らく部分的に緊張感溢れる夕食はなんとか無事に完了したらしく,しっかり後片付けを手伝うテッド.世話になった人に対する乱暴な言葉遣いはしっかりジードに粛清されるあたり(笑),ジードがテッドの心を鍛える,良いパートナー関係を築けていることがわかりますね.
そんな2人の様子を見ていた清麿は,ジードが悪い奴ではないとあっさり判断.会話のできる本の持ち主は今回がはじめてのはずで,それゆえに警戒が解けないジードですが,あまりにも自然体で言葉を返してくる清麿の様子に,彼の踏んできた場数を感じて感心.なんせここまで,どう見たって返事なんかしてくれそうにない相手にすら一応話しかけてきた清麿なので(笑)わずかなやりとりから相手の心を読み取る目や,どんな相手とも会話する胆力は相当のもの.そこが気に入ったジードはようやく心を許し,清麿を苦しめます(苦笑).下手すると王になること以上に大切な目的を持っているテッドは,これまででもかなり珍しいタイプです.
そして真夜中.前半からもちのき町に近づいていた2つの影は,ついに高嶺家の前へ.発された強力な殺気に対し,そういうものを何度もぶつけられてきたガッシュと清麿は鋭敏に気がつき,窓を開いて月下の2人を見ます.小さな本の持ち主と,大きな魔物.敵の強さについては戦う前から理解できるものの.この家を戦場にしたくないガッシュたちは,誰にも告げずに2人きり高嶺家から出ていきます.
真夜中の土手には2組の魔物とそのパートナーの姿.大きな魔物アースは剣の使い手.ガッシュがバオウの使い手だからと,早速襲いかかります.アースの強力な初撃を食い止めても,その直後に本体が迫って2撃目が迫るという強力さ.小さなエリーは頭が切れるようで,使ってくる術が適切でしかも先手を狙ってくるのが怖い.
戦いの中ですら対話を諦めない清麿は,ガッシュをラウザルクで強化した上で尋ねます.どうしてバオウ・ザケルガを知ることで倒されなければならないのか.バオウは…普通の術ではない.確かに清麿の中に溜まっていく力を源にして発動するのはバオウだけで,その点は特殊なんですが,それが「脅威」とまで呼ばれるほどのものなのか? アースの言葉を信じるならば,バオウは使い手さえ気がつけば今まで以上の力を発揮するようですが….そして,人間界にきた「バオウ」と並ぶ魔界の脅威は,冒頭に現れたあの建造物に関係があるのだろうか?
アースの猛攻によってラウザルクで強化されたガッシュですらぼろぼろ.けれど,手痛い一撃を食らって動けなくなっても,それでも必死で清麿をかばうため,立ち上がるガッシュ! バオウを使うには心の力が溜まりきらず,ガッシュも自由に動けない状態.このままでは敗北間違いなしの状況にやってきたのは…テッド!

土手から発せられる戦いの気配を辿ってきたに違いない2人(1名寝坊)は,話の通じる,同じ気持ちを共有してくれるかもしれないガッシュたちを助けるために推参.頭を撫で,「ここはオレにまかせな」と言ってくれるテッド.昨日出会ったばかりだけれど,テッドはもう,ガッシュの友達だ! 人数の面では形勢が逆転したものの,相手の強さとスピードと攻撃可能範囲は半端じゃない.3つの特徴のどれか1つでも潰せは勝機は見えてくるはずですが,ファイティングポーズを取るテッドの能力はどのようなものなのか.そして,今のガッシュと清麿がここでできることは何か! 白熱の次回に続きます!

|

« 3月終了アニメ雑感・2 | トップページ | 焼きたて!!ジャぱん#25 »

「レビュー◆金色のガッシュベル」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/5112/3628891

この記事へのトラックバック一覧です: 金色のガッシュベル#101:

« 3月終了アニメ雑感・2 | トップページ | 焼きたて!!ジャぱん#25 »