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焼きたて!!ジャぱん#27

「それぞれに未来,それぞれに過去,さらに脅威の巻」

パンタジア新人戦はついに終了.優勝は和馬,準優勝が冠で3位が河内と諏訪原の同着.3位が2人出たために賞金や副賞は半分ずつにされるが,冠は河内にフランス留学権を進呈した.そのかわり本店ではなく南東京支店への異動を希望する冠.河内は念願の本店勤務を希望し,ついに最高のチームであった南東京支店に別れのときがくる.
異動を一週間後に控え,南東京支店に戻った和馬たち.テレビ出演や新人戦の優勝の効果で店は大盛況なのだが,木下以外の従業員が真面目に働かないのは,いつもと同じだ.

長かった新人戦もようやく決着したと思ったら,間を置かず次の展開のための仕込がはじまった「ジャぱん」.パン職人がまともな理論で優れたパンをつくり,これに審査員が命をかけて不条理なダジャレリアクションをかます,というのが新人戦で確立された本作の面白パターン.今後はそのパターンは変わらず,内容の方で冗談をよりきついものにしながら続いていくのです.今回は派手な戦いはなく,実写パートを交えてゆっくりと日常が流れていると思っているのは和馬たちだけ.水面下で蠢く,ほどなくパンタジアを襲う激流の存在が明らかになります.

前半.いろいろあった新人戦がようやく終了した表彰式.前回両者全力を出しきった傑作が揃ったために3位が2人に.割と体格のいいのが狭い場所で押し合いしているのが大人げないなぁ(笑).副賞の賞金を表彰台の上で開いて数え出すデリカシーなしの河内が発見するのは,同位が2人であるために副賞まで仲良く半分という厳しい事実.賞金は半額づつ,諏訪原にフランス留学権,河内には本店勤務権と4位のQUOカード…本店異動を目指して新人戦を頑張った河内にとっては一応の目標が達成されたわけですが,旅行権を惜しがる河内に思ってもいなかった申し出が! なんと冠が自分の副賞を河内に進呈.2人の戦いは雪乃の策略のためにかなり荒らされたため,部下であった冠の控えめな謝罪なのかもしれません.しかし冠自身にも思うところはあるようです.
ちなみに4位のQUOカード,どうしようもなくデザインがむかつきます(苦笑).王朝を存続させるためにあらゆる手を尽くしたクレオパトラと雪乃は,実は真逆の志向.自分さえよければいい自分勝手な女の暴走は,ここからが先が見せ場です.
そして…河内にとっては待望の,南東京支店にとっては別れの人事異動希望調査.本店勤務希望したのは,入賞者のうちで河内のみ.足の出た河内と,動かなかった和馬.ヘタレツッコミと天然ボケ,これまでコンビのように2人一緒だった道はここでようやく分かれます.さらに冠は南東京支店への異動を希望! 河内が異動することで欠員の出る南東京にとっては願ってもない強力な人材の加入です.ボスの雪乃にほとほと愛想が尽きた冠らしい決断ですが,決して裕福ではない南東京でどのようにして酵母の研究を続けていくのだろう?
ついに大会は終わり,静かな会場には2人きり.パンタジア会長とマイスター霧崎.パンタジアグループの首脳が今回の戦いを総評します.今回の戦いは会長の孫たちの代理戦争でもあり,その勝者が月乃となったのは誰の目にも明らか.和馬,河内を輩出し冠を引き寄せた南東京は,その立場上もっとも悪い環境に置かれた月乃が店長とともに必死で集め育成した者たちが認められることで,ついに後継者レースのトップに躍り出ることになります.
けれど,人間は結果だけで動くものではありません.己の祖父を篭絡するべく登場したのが雪乃.彼女を見据える霧崎の仮面の下の目は冷たい.確かに月乃は素晴らしい.しかし年齢のことがあるのでと,もっともらしいごまかしを言う雪乃.もし後継者争いに年齢差を考えなければならないなら,雪乃がもっとも厳しい環境で戦わなければおかしいわけですからね.そんな詭弁の雪乃を追い詰めるべく霧崎が示す写真にはあるSPの姿が.雪乃の部下であり河内の材料にエンドプロテアーゼを混入したSP・石山は現在逃亡中.どれほど霧崎に厳しい追及を受けようとも,まったく知らないふりを決め込む雪乃は見事な役者ぶり.SPだって東京湾の魚のエサにする気満々.…この下種が!
南東京支店は和馬たちの頑張りのおかげで大盛況!…とはいえ真面目に働いているのは相変わらず木下だけ(苦笑).これまではサンピエール本店の斜め向かいという最悪の立地で閑古鳥が鳴いていましたが,特に時間的に投入してきた広告費の効果がようやく出たのは喜ばしい.この機会に投入した広告費を回収するべきなので,和馬たちはちゃんと仕事をしろ(苦笑).
店にこれだけの成果があって,和馬が自分の無念を晴らし,更に自分も夢の本店勤務を決めたとなれば河内にはもう雪乃に対しての未練もないわけですが,たぶん異動までの1週間,真面目に仕事をしたくない(笑)一同が気にしているのがマイスター霧崎の素顔.パンタジアの偉い人なんですが,仮面から鳥出してリアクションというのは間違いなくおかしいですからね(苦笑).この話題に食いついたのは店長.…彼も仕事をしたくなかったんだろうなぁ(苦笑).
なんと霧崎の父親はサンピエールのオーナー.店員全員で驚きのリアクション,しかし店長は冷酷に「事実だ!」サンピエールのオーナーがフランス修行中に生まれたのがマイスター霧崎.店長は衝撃の事実を修行中,本人に聞いていました.日本で独自のパンをつくりに行った父に,妹とともに置き去りにされた若きマイスター霧崎.そのときから己の腕一本で生き抜いてきた霧崎の素顔は…きっと今も美形なんでしょうね.仮面をかぶることで己の血縁すら捨てた霧崎の話から,新潟の片田舎のパン屋「サン・ピエール」で和馬が出会ったパン職人のおじさん.フランスに大切なものを置き去りにして,和馬より先に御飯より上手いジャぱんを目指していたあのおじさんのことが思い出されます…って,あれ?

後半.目覚めた河内をお待ちかねていたのは,炊飯ジャーの中のパン(笑).「生焼けに決まってる!」「そんなことない」と朝からテンションの高いお2人.店長も含めて木下以外全員,真面目に働け(苦笑).南東京に和馬と河内が入社して以来,実際の南東京の運営を一手に担ってきた木下.同僚も上司も看板にはなるけど戦力にはならないという悲しさを背負っております.この先も彼を襲う災難はまだまだ続きますよ.カウンターで頭だけちょこんと出している木下に襲来する少年が希望するのは,無料のジャパン57号.しかし好調な売れ行きゆえに売れ残りがなく,代用として和馬が提供を申し出るのがジャパン2号,炊飯ジャーパン.朝河内を驚かせたアレですね.もちろんジャぱんの名がついたものだけあって喰えば目が炊飯ジャーになったり,体が湯気でほわほわほわになる美味さ.ほわほわリアクションと生焼けでないパンの謎を交互に語って忙しい河内(笑).ここに店長も混じってほわほわになるわけですが…ねえ,仕事は(苦笑)? アフロの2人が一緒にほわほわ.髪の毛も,ほわほわほわ.
さて,ここで提示されるのは6歳でもできる,番組プロデューサーにもできるパン作り.所要時間は6時間くらいかかるはずなので,ゴールデンウィークのおともにどうぞ(笑).分量はたぶん一升炊き用と思われるので,より小さいジャーの場合は量を計算しなおしてください.詳しくは公式サイトのほうで作り方が載ってましたのでそちらをご覧下さい.

材料は強力粉350g水180ccバター21gドライイースト5g砂糖21g食塩6.5g牛乳35cc.この手の料理は正確な分量が測れないときちんとできないので,計量器は必須.さらにパンづくりは基本的に冷たいとだめなので,材料はバターや牛乳,水まで,全部室温にしておいたほうがよさそうです.
まずは炊飯釜で強力粉,砂糖,塩,水で溶いたイースト,水,牛乳を入れて混ぜます.確かイーストは塩気が大嫌いのはずなので,2つが直接さわらないように入れるといいかも.ある程度こねてまとまったあと,最後にバターを入れてもっとこねます.生地がべたべたしなくなったら丸くまとめて釜の底に置いて一次発酵.暖かいところで60分くらい置きます.その間生地の表面が乾燥するといけないので,釜の口に軽くラップしておくといいかも.発酵の目安は2.5倍に膨れ上がるくらい? 足りない場合は時間を置くか,周りの温度を30度くらいまで上げるといいみたいです.…なんか全然レビューじゃないけど,気にするな!
ガス抜きは50センチ上から落とすだけでOK.一度抜いてからさらに60分置いて二次発酵させ,ついに炊飯開始.60分で片面を炊飯し.ひっくり返してまた炊飯.最後にもう1回ひっくり返してまた炊飯で,完了.
…恐らくはつくりはじめてから6時間くらいかかるパンなんですが,真に恐るべきはこれを早朝に炊いていた和馬,一体お前何時に起きたんだ(笑),

番組プロデューサーにもできるパンづくりについて実写で紹介したあと,子どもは自分にも出来そうだと喜んで帰宅.帰り際,「僕もパン屋になる」と少年に言われてうれしい和馬.まだまだ新人ですが,自由な発想でパンの魅力に気付かせてくれたおじさんを越えるジャぱんを作るのだと,改めて誓います.
そんなほのぼのとした南東京支店の2時の方角にあるのがサンピエール本店.その中には,サンピエールのオーナーと…パンタジアの雪乃の密会する姿が! そう,次回からのとんでもない展開はこの場所からはじまります.世界を股にかける脅威の物語は必ずや視聴者の度肝を抜くはずです.雪乃は南東京支店を潰すために何をしようとしているのか.物語がさらなる大舞台へと一歩を踏み出す,次回へと続きます.

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