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焼きたて!!ジャぱん#33

「本当に長い前フリのはじまりの巻」

食材ルーレットで卵ばかり当ててしまい,小麦粉と水と卵だけでパンをつくることになった日本チーム.和馬が特別な小麦粉を使って作り出したのはジャぱん21号・カステラジャぱんだ! これを食べた世界レベルのピエロが語り始めるのは,有名になるまでの彼の半生.
ケダム・サーカスの忘れ物であったこのピエロは,まさにサーカスを家として育った.そして本当の両親に見つけてもらうため,一度に数千人を呼ぶという伝説のピエロになることを目指した.ケダムがより有名になるために向かったのは日本.しかしタイアップのないサーカスに人は集まらず,このままではサーカスが潰れてしまうという危機にピエロがテレビで見たものとは…というバカ長いリアクション.午前3時,肝心の点数をそっちのけにして,日本チームは耐え切れず眠ってしまっている.

世界レベルの戦いは,リアクションだってもちろん世界レベルの「ジャぱん」.このシリーズを飾る審査員のピエロ.今回は彼の半生の途中までがそれはもうひたすらに長く長く長く長く語られます(笑).とはいえこれはまだ予選.この先ピエロも偉大なる黒やんのように,命を賭けたリアクションに突入していきますのでお楽しみに.考えてみれば今回のリアクションこそ,この先に待つリアクションの本当に長い前フリであったのかもしれません.…ちなみに今回は動きがなかなか良好.無闇に後で闘ってるのとか,画面の隅々まで行き届いているのが面白い.

前半.前回河内の不運と諏訪原のいらぬプライドで材料として卵「だけ」をゲットしてしまった日本チーム.しかしこの程度の大ピンチなら,ジャぱんの威力で一撃だ! ピエロVSジャぱん21号(砂糖・塩抜き)の戦いは,世界レベルが口をつけた段階で彼らの勝利は一応約束されているわけですが,日本チームときたら策略の副作用としてマイナス2点を背負っているため中途半端な勝利は負けと一緒というのが難しい.ピエロにとっては風変わりな形の21号は別名カステラジャぱん! …この段階で何かおかしいと気がついたあなたは正解です(笑)! まあそれはともかくとして,ジャぱんを食った男前でいかすお兄さんは,直後からいきなり自分語りのひどい奴を開始します.
それは本当に長い前フリのはじまり.ケダムサーカスの忘れ物として生を受けたピエロ・ボルネーゼ.団長たちを親にテントを家に育ったピエロは,まさに生まれながらのサーカスの申し子.団長から凄いピエロになれば本当の両親も彼を見つけてくれるのではないかと言われ,サーカスのあらゆる芸を覚えこんだ彼は,無名のケダムに人を呼べるほどの素晴らしいピエロとなったのでありました.
…このあたりでリアクションの中盤なんですが,居残りで聞かされ続ける日本チームはさすがに辟易.やたらピエロも大量にいるし(苦笑).さすが世界レベルだけのことはあって,未だに「カ」の字も出て来ない…と河内はぼやきツッコミ連発.しかしこれ以上減点されるのも嫌なので,ひたすら耐えるしかないのです.そんな聞き手の苦境に合わせるように,ピエロの語る物語もまた苦境へ.
金満日本で一旗揚げるため,日本行きを決めたケダム.しかしテレビ局のバックアップのないこの賭けは勝ち目などなく,サーカス自体が維持費によって潰れてしまう危機.ピエロのためを思った団長の最後の仕事は裏目に出てしまい,客を呼ぶためにはあの伝説のピエロを再現するしかなく…追い詰められたピエロが模索したのは,誰も見たことのない新しい技…その壁を乗り越えさせたのは,テレビで流れていた他愛のないCM.3時のおやつにぬいぐるみが軽快にラインダンス!熊ではなくて狸ではあるけれど(苦笑)! このカステラがどうとか電話がどうとかのCMから分身の術を思いつき,有名になったんだというピエロの長いリアクション!…ああ,やっと繋がった(笑).忘れ物のままのピエロの半生は,この先重要な役割を担うことになりますんでお楽しみに.
人間諦めちゃいけないことを日本で学んだというわけでようやくリアクションは終息.日本チームには満点の5点が当たられます! …でも,あまりに長すぎて職人どもは全員寝てました(苦笑).夜中の3時,もはやおやつの時間ではないけれど,気持ちよく眠る日本代表を見守る大量のピエロ.悪夢に見そうな光景です.
この長いギャグをじっと見守っていた暇人ことフランスチーム.砂糖がないのにカステラをつくったタネはやはり小麦粉.強い甘みを持つ発芽玄麦小麦粉を使うことによって,和馬は砂糖の不足を補ったのでした.麦芽糖は水飴になるくらい甘みが強いですからね.普通なら初戦で敗北決定のはずの戦いをひっくり返した日本の実力を改めて知り,警戒するフランスチーム.ちなみに長男は寝てませんよきっと(笑).そして,夢の中で一番の問題点に対しツッコむ河内とボケる和馬.こんな状況でも仕事を忘れない河内はさすがです.

後半は調子に乗ったらツケが来た! 日本では冠が日本チームの健闘ぶりに大喜び.でもまだまだ決勝に残るには点が足りない崖っぷち…けれど南東京支店はもっと大変.木下が地味に世界レベルの分身を披露してるんですが,あまりの地味さに客はその価値を理解できないんだろうなぁ…(苦笑).まだまだ点が足りないことは日本チームも先刻承知.予選通過のために7点を目安とするならば,満点をとってもあと4点が未だに足りない.もちろん本当は河内にゃ罪はないんですが,軽口が人の心を傷つけることくらいは自覚するべきだし,それ以上に諏訪原はもうちょっと寛容になるべきです(苦笑).
たとえ強敵に勝利したとしても,そこで慢心せず小麦粉について追求していた和馬を誉める諏訪原.とはいえ和馬は基本的に己のジャぱんのためにパンを焼いているわけで,その頂点にたどり着くまでは慢心なんかありえない,実に人間離れした天才.常人の境地を遥かに逸脱したこの和馬と比べれば,ハゲの河内はもちろんとして,勝負にこだわる時点で求道者の諏訪原ですらも和馬の遥かに下.そのことをよく理解しているからこそ…諏訪原は敵チームの誰よりも同じチームの和馬に対しライバル心を抱きます.プライドの高い彼は次の戦いは自分が引き受けると言い切って,それがこの先の危機の原因に.…ま,この程度の危機をクリアできなきゃ,パン職人の頂点なんて夢のまた夢.ただのお手伝いさんに成り下がっても仕方がないので,諏訪原頑張れ.
翌日の競技はカジノらしい予選第2弾ことスロット.やってきたのがカイザー3兄弟の3男こと一階建て.一階建てがもちかけるのは,日本とフランスの間でのタイマン勝負.実際のところ,負けたほうが退場という勝負は日本側が圧倒的に不利.確かにフランスの早期退場は願ってもないことですが,日本チームは予選を切り抜けるほうで精一杯の上に,余計なプレッシャーを負うころになるわけですからね.その上プライドの塊が一階建てに一人で相手するなんてことを言い張るもんだから…(苦笑).他人の責任をあれほどねちねちと追求するならば,諏訪原もきっちり責任を果たしてください.それが出来なかった日には,あの河内に罵倒される最悪の未来が待ってますからね!

諏訪原を信頼する和馬は漢の意地を尊重し,今回自分は何にもしないと宣言.代表となった諏訪原はスロットに座り,刻をも見通す目でアホのようにコインを出します! けれど,ここでフランスがメダルを出していない意味に諏訪原は気がつくべきだった.これは単なるスロットではない.いくら出したって,それが何をもたらすのかを知っていなければ不利になるばかり.実際に2次予選のルールは…メダルに書かれた食材を使い切ってパンをつくること.1種類でも欠ければ失格です!
無用な競争心が仇となり,大量のコインに苦しめられることが決まった諏訪原は,どのようにしてこの苦境を切り抜けるのか? ついでに特別強いから存在感には困らない和馬はいいとして,ヘタレの道を驀進する河内はどのようにして存在感をアピールするのか? このままだと本当にただの観客になっちまうぞ(笑).次回に続きます!

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