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ボボボーボ・ボーボボ#60

「大人の愛って難しいの巻」

首領パッチとボーボボのフュージョンによって誕生したパッチボボ.ハジケる彼の得意技は2つのものを融合させる物質ハジケ融合.麺とニンニク,ネギと大根を融合させて敵を蹂躙した上に,極めつけはステージの氷と天の助の融合で,巨大な天の助は口から氷を吐いて迷惑だ.この技によってスケートリンクは崩壊し,メカ抜きでのハジケバトルがはじまる.しかしパッチボボはこのステージの誰よりも強い孤高の存在.仲間のはずの天の助すら攻撃しながら,敵の3人にダブルKING鼻毛でとどめを刺した!

軽快かつ豪快,素晴らしい芸の冴えを見せつけてくれる「ボーボボ」.その絶妙の勢いは見る者を気持ちよく笑わせてくれます.互いの芸の最も良い点を引き出しながら競い合うのが芸人.「お約束」という言外のコミュニケーションが芸人どもの間できっちり出来ているからこそ,イヤミも辛さもなく楽しく見ることができるわけです.今回の見所はやはり後半.元カノに新しい彼氏が出来て激しく虐げられる元カレの苦悩が面白い! 魚雷先生の恋は妄想とストーキングに溢れた危険なもので,本来はソフトンの身が危険になるはずなんですが,なぜかひどい目に遭うのは破天荒.これが格の違い?
アバンは砂に書いた「ボーボボ」ではなく「ギョーギョギョ」がいきなりスタート.緑川氏のソフトンが物凄い2枚目声で真面目に魚雷さんを追いかけているだけで愉快でたまらないんですが,そこに破天荒が乱入することで恋人たちの楽園が一転修羅場に!…という魚雷の妄想.美声&美形に囲まれ,今日の暴走は快調です!

前半は前回の続き.あらすじではヘッポコ丸のバトルマニアぶりが相変わらず絶好調.やっぱりこういうボケが一番性に合ってるよなぁこいつ.前回首領パッチの反抗によって誕生した融合体である豪華な声のパッチボボの活動時間は1分.まずは麺とニンニクの物質ハジケ融合でつくりだしたニンニクヨーヨー,デス・ライトニングヨーヨーが炸裂! さらに追い討ちのニンニクボンバーも追加.覇凱王たち2人の襲撃も首領パッチソードと大根プレードで防ぐパッチボボ! 多彩な武器を次々に使いこなすパッチボボには,木内氏の声は実にお似合いです(笑).残るはジェダを倒すだけなんですが,こいつは風鎌を振り回してまだ元気.しかしパッチボボ,少しも慌てずねぎと大根を合体させて聖魔支配剣・さとうきびセイバー誕生! 食い物からは離れません(笑)! 無限斬は太刀筋が「おきなわ」.さすがは本作最強の2人の融合しただけのことはあり,パッチボボのハジケぶりは圧倒的です.
さて,パッチボボの芸風は不条理な暴力.姿は首領パッチのイメージが強いんですが芸はボーボボに近いので,それを受けるちょうどいい相方こと的が必要…というわけで現在ステージの中で凍っている天の助を助けることに.自身もステージに沈みつつ融合するのは「氷&天の助!」 氷のステージが持ち上がり,巨大な天の助が登場だ! 小さな敵と相まって,常識はずれの巨大さがいい感じに描写されてます.もちろんパッチボボの本質はボーボボなので,助けたと思ったら問答無用で巨大な天の助の後頭部をどついて氷弾砲! リアクションのスペシャリストはだばだばと口から氷を噴射.そんな状態でビュティさんのほうを見てはいかんよ天の助(苦笑).
落ちたら氷の中に閉じ込められるというこのステージのルールは完全に崩壊.実は敵そのものよりも,縦横無尽なハジケを封じるステージルールの方が厄介だったわけです.それをぶっ壊されてしまってはもう敵に勝ち目はなし.覇凱王の手作りお弁当とプロペラを融合させたピクニック戦闘機が容赦なく敵を襲う! 敵による無慈悲な融合によって,その身を捨て他の命を育むという本分を失い本来の造物主に襲い掛かる様はああ無情.戦いってどうしてこんなに哀しいんだろう(笑).ちなみに玉子焼きとところてんは合わないので,パッチボボに撃たれても仕方がないと思います.
ルール無用の最強の戦士,パッチボボが繰り出すのは「覇凱王&風神のジェダ」.生物だろうと無生物だろうと敵だろうと味方だろうと,その融合に死角なし.誕生した覇凱ジェダのデザインときたらギャグで押し切るボケなのかシリアスに戦う観客なのかが微妙というか,むしろホラーのラインに行きました.風鎌ならぬ毛鎌も不快なだけで,そんなもんが効くのは天の助だけだ(笑).リンゴとトイレットペーパーのメガスパークハンドガンで撃たれる覇凱ジェダ…と天の助.もちろんリアクション芸人としては本望だよな? ボーボボの天の助いびりと首領パッチの脈絡のなさが天の助を襲い,敵に向かってビクトリーフライングクラッシュ(ところてん射出)! ものすごくおいしいんだけど辛いなぁ(苦笑).そんな味方の残虐ぶりにツッコミの声を失うビュティ.
残り5秒からのフィニッシュは鼻毛&鼻毛の奥義・ダブルKING鼻毛召還で,ボーボボ側完全勝利.これまでも敵以上にボーボボに襲われていたわけだから,いつもどおりの最悪最強のコンビネーションですよビュティさん.

後半は今回の見所満載.ネオ毛狩りランドMAXで別行動中の魚雷,ソフトン,破天荒,ヘッポコ丸.遊園地は定番のデートコースでもあるので,そこで男どもを連れまわす魚雷先生絶好調.戦いの舞台であるメリーゴーランドステージで破天荒を馬にしてソフトンにお弁当を差し出す魚雷.そしてそれを後で見ているしかないヘッポコ丸…もうパースとかどうでもいいくらいに凄い絵柄.大人の愛って難しい(笑)!
魚雷から金魚の醤油を与えられた破天荒は大荒れ.なんせ以前,毛の王国の生き残りを捜していた破天荒に魚雷はつきまとい,ついにはあの厄介な殺印を押されて大変に迷惑したわけです.あのときは自分のことしか見ていなかったストーカーが,今はソフトンに夢中…これは非常に喜ばしい事態なんですよ.魚雷が自分を下っ端扱いさえしなければ(苦笑).冷静なソフトンに対して魚雷の情熱は熱くなるばかりでついには馬に! モデルは恐らく白くて小さくて不細工で速かったアレではないかと.自分でふざけて他人に突っ込む,いくら恋に血迷っているとはいえ,それはやりすぎ…(苦笑).
このステージもまた3狩リヤ.敵は本格派ブラザーズ.Xブロック隊長のモーデル,Vブロック隊長のやぎゅう,そしてOブロック隊長の三千年.アルファベットの下位3人組は出てきた時点から実力不足を露呈.特にモーデルのうざさときたら実に腹立たしいものがあります.メリーゴーランドといえばファンタジー空間であり,デート中の乙女を輝かせるステージのはずなのでそこにバトルを持ち込まれた魚雷はすっかりおかんむり.とりあえずやぎゅうのちょんまげをチョップでちぎって書初めをした上で植木鉢にぶっ刺すという,八つ当たりにしては明らかにやりすぎの狼藉ぶり!
もちろんメリーゴーラウンドなので舞台はついに回転開始.モーデルがしょうもないボケをかまして魚雷たちの隙を誘うもののやぎゅうが本当にバカであったために(笑)攻撃失敗.敵のもたつく攻撃にいらついた破天荒はソフトンの制止の声も聞かずに飛び出すものの,敵の真打である三千年のラーメン陣がそれを止めます.下位の2人がボケて三千年が生まれた隙に乗じて攻撃する,というフォーメーションであることが判明するものの,破天荒はそれどころではありません.愛する人の言葉に逆らったと魚雷が破天荒に対し鉄拳制裁! さらにソフトンが破天荒の功績について認めた直後に手のひら返すんだから…大人の愛って,本当に難しいね(笑)!
敵チームは三千年だけがある程度の実力を示すものの他の2人はあまりにも役立たず.特にモーデルはファッションショーしか芸がないのがよろしくない.魚雷にそれを乗っ取られてしまったらもはや手も足も出せないわけです.この格下の敵を仕留めるべく,ついに愛の三角関係が攻撃スタート.まずはソフトンがバビロン神を木馬に宿らせて悪夢の如きフィールドに変えた上でバビロンの裁きをお見舞い.このままではシリアスで恐ろしいだけなんですが,最後に1つ便器を出して意味不明の面白さをしっかり主張するあたりが彼らしい.でも,恋する魚雷としてはその中から出てきちゃだめだろう(苦笑).そして追い撃つのが破天荒.しかし完璧に魚雷のおもちゃと化した破天荒は無理やり地面を引き摺られ,合体奥義・超低空LOCK ONを放つことに! 強すぎるハジケリスト2人の攻撃は見事に決まったものの,破天荒もまた魚雷に敗北.あの3バカを除けば,わがまますぎるこの女を御することなど,この世の誰にも出来ないに違いない.

魚雷が大暴れを完了したその頃,ボーボボたちは鯉の餌付けコーナーに魅了されて鯉の餌を食ったりして軽いおふざけを披露.しかしその水の中に田楽が浮いているのを発見したあたりから,雲行きが怪しくなってきます.田楽をこんな目に遭わせたのは田楽曰く「変なビュティ」.このコメントから仲間割れがはじまり,早速首領パッチがボーボボ組から(うざいので)ぶっ飛ばされて離脱.もちろんこの陰険な攻撃を仕掛けているのは敵のランバダなんですが…ビュティさんはこの先汚名を雪げるのか? 予告では久々のゲストとして凄い変態も戻ってくるようです.60話を超えてこのバカどもがどこまで行くのかをにこにこしながら見守りつつ,次回に続きます.

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コメント

こんにちわ。ボーボボのレビュー、楽しく拝見しています☆私は関西に住んでいるのですが、関西ではギガ編でボーボボのアニメが終わってしまいました。このレビューを読んで「あ~今ボーボボアニメここまで進んでるのか~」「面白そうだな」などと思っています。とってもおもろい突っ込み入りのレビュー、これからも楽しみにしています♪

投稿: りり | 2005.06.05 01:59

コメントありがとうございます.ボーボボは関東でしっかり走ってますよ.原作の段階では表現しにくい勢いの面白さを,アニメが上手に解釈して実際に見せてくれるのが楽しいです.声優さんたちの演技もますます冴え渡ってます!
今後も現状について頑張ってツッコンでいきますので,ぜひ,DVDとか買ってあげてください(笑).

投稿: Rowen | 2005.06.07 23:20

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