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金色のガッシュベル#109

「敵は知ってるホントの名前の巻」

サンビームは会社の命令で,1週間北海道に研修に出かけることになった.留守の間ウマゴンを頼むと頼まれたガッシュと清麿.しかし空港で泣きじゃくるウマゴンに対し,ガッシュは愛用の鞄を貸して飛行機に乗せてしまう…しかも沖縄行きの飛行機だ.1週間後.研修の終わったサンビームがウマゴンへの土産として郊外の牧場に干草をもらいにいくと,そこにいた元気の良すぎる馬の中になぜかウマゴンが混じっていた.1週間ぶりの再会を果たした魔物とそのパートナー.沖縄に送られたウマゴンがここに至るまでには様々な苦労があったのだがそれはさておき,折角の最終日を2人は北海道観光をして過ごすことにする.

番組開始から3年目.ついに提供バックも変更され,作品の体裁から内容,質まで,あらゆる面で実に良い作品に生まれ変わった「ガッシュ」.原作既読者の理想に近い出来の回が連続するってのがこれほどうれしいことだとは思いませんでした! 残る問題は,3年目ということもあって物語の敷居がかなり高くなってしまったこと.新しくファンを引き込むために,今の構成力と技術力で全力で作り直した「これまでのあらすじ」を3部作くらいで夏休みくらいにやってくれないだろうか.
今回の主役は社会人でありながら魔物のパートナーもこなすサンビーム.素が天然ボケでバトルのクライマックスで「グルービー」が出てしまうギャグ寄りの人材としての強みが如何なく発揮されております.

今日は珍しくサンビームのアパートでくつろぐ1人と1匹.さすがはパートナー同士.お茶飲んでくつろぐ様も何か似てますね.このチームは普段はガッシュ・清麿組と共闘して足役を担うことが多いんですが,今日は人形を使って攻撃戦術の打ち合わせ.作戦Aはサンビームが陽動,作戦Bはウマゴンが陽動.…あんまり本質的には変わらない(苦笑)2つの戦略のあとで作戦Cを打ち合わせるところで,いきなり北海道行きの命令を電話口で下されることに.
早速アパートに呼ばれたのは近所にお住まいのガッシュと清麿.「北海道」と聞いてほぼ食い気のみの清麿と荒海全開のガッシュ.ガッシュは仕方ないとして,清麿は随分腹が減っているようで(笑).いつも高嶺家に入りびたっているウマゴンではありますが,1週間の完全留守ということでサンビームは改めてウマゴンの世話を頼みます.清麿たちはもちろん引き受けるものの,当のウマゴンにとってはおみやげのおいしい干草なんかよりもパートナーと一緒にいるほうが大切.…あれだけ高嶺家に入り浸っておいて今更嫌がられてもなんだかなぁ(苦笑).しかしサンビームは颯爽と北海道へと出発.
置いていかれたウマゴンは号泣.ここで清麿が席を外してしまったことが災いし,ガッシュの手引きでウマゴンはサンビームの後を追って飛行機で出発! ただし行き先は沖縄だ(笑)! さすがに北海道と学校を一緒にするのは無茶だと思ったんですが,それ以上に沖縄行きに間違えて乗ってしまったことのインパクトが上(苦笑).もはや旅立って戻らないウマゴンに向かって「必ず帰ってくるんだぞ?」と声を合わせるガッシュと清麿.無駄に息がぴったりです.
さて,サンビームは真面目に北海道研修を受けて何事もなく1週間が経過.ウマゴン用のおみやげの干草を買いに車で牧場に出かけたら,あったのは巨大な干草ロール.取り回しがちょっと難しいので,最近は積んだりまとめたりしやすい四角い奴も多いですね.農家のおじさんは人が良くて干草を分けてくれるんですが,北海道弁がさすがに今ひとつ.ちょっと忘れ気味ではありますが(笑)「あんた持って帰れるかい? …そうだべ? したら布袋に一杯持ってったらいいさ.あんた面白いから,欲しいだけ持ってったらいいよ」くらいか? サンビームは干草をもらったあとで牧場見学.「北海道はでっかいどう」は観光客なら誰もが口にする恥ずかしい台詞なんですが,実は根本的に間違ってます.北海道がでかいわけじゃない.内地がやたら狭いだけだ(笑)! 見学していた牧場の奥から巨大な馬(道産子?)がサンビームのところに突進.その中から,なぜか沖縄に行ったはずのウマゴンも登場.
言葉は相変わらず通じないものの,見覚えある鞄のおかげでガッシュのしわざと知ったサンビーム.もちろんウマゴンには彼しか知らない沖縄からここまでの辛い旅路の記憶があるんですけども,言葉が通じないためにサンビームに眠られてしまう始末.…まあ,ウマゴンがどれほど辛かろうと本筋にはあんまり関係ないので(笑),その話は横に置いて一緒に観光を開始するウマゴンとサンビーム.車に乗って観光地を巡るこのコンビ,笑いとメルメルもまた息ぴったり.サンビームの哄笑はちょっと怖いけど(苦笑).

ちなみにその後のモチノキ町なんですが,清麿は岩島から謎の建造物が収録されたビデオを貸りることに成功.交換条件としてUFOを呼ぶくらいなら,もはや楽勝でこなせてしまう清麿さん.もう天才でもなんでもねえよなぁこいつは(苦笑).このビデオをナゾナゾ博士に送った結果については,ウマゴンたちが戻ったあとで話が動きそうです.
観光地訪問中にまだ雪の残っているところがあると聞いた間抜けな観光客たちは,早速足をのばして季節外れの雪を堪能.ちょっとやりすぎてウマゴンが雪だるまの中で凍ってしまったりしております.しかしこの雪は自然なものではなく,気配がウマゴンに近づきます…ウマゴンもサンビームも敵の存在に気配だけで反応してますね.あの夜のガッシュたちと同じく,彼らもまた遺跡での経験によって敵の殺気に反応する能力を身に着けたようです.林の奥からひとりきりのウマゴンのところにやってくるのは,黒い馬の魔物とそのパートナー.しかも敵ときたら同じ馬型で人間の言葉が話せないのに,パートナーとの意思の疎通もばっちり.これはウマゴンにとってはものすごくうらやましいに違いない.
ウマゴンにガッシュたちの匂いを感じた非常に気の強そうな敵は「つるまないと戦えない」とウマゴンをなめてかかるわけですが,たとえ仲間がいなくても,パートナーさえいれば通用するのだとサンビームが本とともに登場! 敵はサウザーとカルディオ.2人ともかっこいい名前なのは間違いないんですが,ウマゴンたちだって本当はシュナイダーとサンビームなので,少なくとも名前はそこそこかっこはいいはずなんですよ? でも,見た目とついでに中身が間抜けなのは間違いなし.「親からもらった名前をバカにするな!」とサンビームは「ウマゴン」の名を支持するものの,それは清麿がつけた仮称なんだけどなぁ…(笑).
確かにいつもは仲間と一緒に戦っているウマゴンたちではあるものの,それと個人戦ができないかどうかは話は別.ひとりで戦う勇気を示すというわけでついに戦闘開始.ウマゴンもカルディオも馬型であるだけでなく,弱い呪文の効力もまたほぼ同じもののようです.ただし両者の大きな違いはパートナーと言葉が通じるかどうか.カルディオは同属ゆえにウマゴンの言葉がわかるので,名前に関してサンビームが派手に誤解していることを知って早速サウザーにチクってます(笑).言葉こそ通じないものの気持ちは通じ合っているはずの2人はアバンでやっていた作戦AとかBとかを決行してみるもののやっぱり失敗(苦笑).作戦に関してはちゃんと意思の疎通はできていたんですが,この場合はその作戦を実行するタイミングや間がよくない.ウマゴンや2人のコンビネーションの問題というよりは,サンビームの頭の問題ではないかと.作戦Bに失敗して後をとられるサンビームがかなり面白い.
戦術とか戦略はやはり清麿の領域.自分にはどうにも合わないというわけで,小細工をやめいつも通りに攻め方を変えるサンビーム.高速移動のウマゴンと戦いに関して凄まじい勘を誇るサンビームのコンビネーションは抜群.「ウマゴン!」の声だけで意思を通わせ,カルディオの半端ではない攻撃を見事にかわします.でも,その「グルービー」はあんまりグルービーなポーズじゃない(苦笑).

けれど,サウザー&カルディオもこの程度でひるむような相手ではない.既にカルディオは今のウマゴンよりも先を走っていました.サウザーの唱えた呪文によって凍っていくカルディオと,周囲の全て…非常に広範囲の冷気を放ちながらも,サウザーだけは凍らせないという2人の技は相当のもの.確かにウマゴン側の方がコンビネーションそのものは優れてるんですが,敵に比べると攻撃力が劣るところが大問題.いつもはガッシュに任せている領域ですからね.しかしここは北海道の山の中.助けは到底望めないこの辺境の地で2人はどのようにして同種の敵を乗り越えていくのか.次回に続きます.

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» 仕事、グルービィ〜♪ [日々之生活雑貨]
『金色のガッシュベル』というアニメがあって、その中にウマゴンという魔物のパートナーのサンビームさんという男性がいて。 た... [続きを読む]

受信: 2005.06.16 06:33

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