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金色のガッシュベル#123

「たぶんバリーの方が子どもの巻」

チェリッシュを探して世界を巡るテッドとジードのコンビ.今晩は友達の宿に泊まるから,宿や食事の心配はしなくていいというジードの言葉にテッドは大喜び.しかしそこにたどり着く前に,以前ガッシュを叩きのめした強い魔物,バリーと出会ってしまう.
チェリッシュを探すことを最優先しているテッドのことが気に入らず,パートナーなしでもいきなり仕掛けるバリー.広い公園をあちこち壊しながら,魔物の子どもたちの激しい喧嘩は展開する.ようやくパートナーたちが2人に追いついたときには,テッドはぼろぼろになっていた.

夏も終わってそろそろ正念場のファウード編本編の開始も近い「ガッシュ」.これまでの半年間,たっぷり見せてくれた素晴らしい品質のままでこの先のあのバトルやギャグが見られると思うと心躍ります.今回はアニメオリジナルのテッド対バリー戦.ファウード編にテッドが絡んでくるのは間違いなさそうなので,その彼の強さを過去の強敵とぶつけることで確認してもらおうってのが趣旨.もちろん見所は迫力溢れるバトル場面.呪文の助けがない場合とある場合の両方を1話で見せてるってのがなかなか贅沢.…やってることは,子どもの喧嘩,意地の張り合いなんだけど(笑).

主にチェリッシュを探してバイクで世界を巡るテッドとジード.とはいえ探している彼女の姿は世界の半分を巡っても見つからない.…もし既にやられちゃってるとなると負けて魔界に戻るのが再会するための最善手になるんですが,まったくその可能性を考えていなさそうなので,チェリッシュはかなり強いんだろうな.そんなわけで残る世界の半分を巡るべく,今日も移動を続ける2人です.
今晩の宿泊地にはジードの知り合いの宿があるので,食も宿も心配しなくていいことにテッドは本当に大喜び.普段その2つを確保するのは,下手な魔物と戦うよりも厳しいに違いない.しかし汚いのは嫌いだというわけで,テッドは公園の公衆トイレの鏡の前に陣取って,髪型をばっちり整えていたら…横になんかでかくて黒い奴が!
もう絶対人間とは思えない異相で,頭から突き出た自分の角をしゅっしゅと磨いている魔物,バリー.どうやら人間と同じ公共機関を使って移動しているようですが,多分凄く怖そうだから誰もつっこまないんだろうなぁ.そもそもこの世界,パスポートなしで飛行機に乗れたりするいい加減な世界だし….かくして魔物たちはトイレの鏡の前という大変に間抜けな場所で邂逅.長い旅の間には,こんな出会いもあるんだろう.
せっせと角を磨くバリーをじーっと見ているテッド.「とんがってる」という感想があまりにまんま(笑).そんなテッドをコッペパンもしくはかぼちゃ頭扱いするバリーと,クワガタもしくはありんこ扱いするテッドのどうしようもなくガキな口喧嘩はすぐさま拳を交えるバトルに発展.人間相手だと1撃で死んでしまいそうなパンチを軽く放つ2人はやはり魔物.ちなみにガキに容赦しないってのはたぶんガキの証拠だぞバリー.
王を巡る戦いも後半.バトル相手に巡り合うこと自体少なくなっているはずで.テッドとバリーにとっても競争相手を潰すまたとない機会のはずなんだけど,テッドが目指しているもののおかげで話がややこしいことに.最初は1時間後に互いのパートナーとともに戦うはずが,テッドが自分の女を探すことを最優先としていることを知ったバリーはいきなり沸騰.ガッシュ戦で「強い王になる」というおおざっぱな目標はなんとなく見出したものの,他人が自分と別の目的で動いていることに我慢ならないってところは,いかにも子どもだ.
そしてはじまる,公園を縦横無尽に駆け巡る2人の大喧嘩.両者とも呪文なし.テッドにはなぜバリーがここまで怒るのかがわからない.バリーが王を巡る戦いに関して優等生であるのに対し,テッドはよそ見しすぎなんだろうけど,この程度のよそ見を認めることもできない狭量な奴が王になるのは,やっぱりまずいよなぁ.
道や林の中で高速展開する喧嘩はなかなかの迫力.とはいえ呪文の助けなしだと,体格差のあるテッドはどうしても不利.リーチの不利を運動量で補っても,今度はスタミナ切れの問題が出てくるからなぁ.しかしテッドが死んでしまう前に互いのパートナーが登場してガキの喧嘩は一時中断.2時間後の再戦が決まります.

ジードたちの介入によって辛くも命を救われたテッド.とはいえすぐに再戦なので,まずは体調を出来る限り整えなくてはなりません.今晩の夕食はなかなか贅沢.相手が強いことがすでにわかっているがゆえのジードの気遣いなんだろう.テッド自身も相手の強さは痛感しているのでさすがに弱気になってますが,ジードに制止されて持ち直しています.なんせバリーは総合的に強くて,つけ入る隙が精神面くらいしか見当たらないからね.
待ち合わせはテーブル上の山の上.そこに咲く花に,自分の探しているチェリッシュの姿を思い出して涙をこぼすテッド.チェリッシュ恋しさだけではなく,これからの戦いで目標を達成せずに帰らねばならないかもしれない運命にこぼれたものなんだろうけど,そんな涙を「思い」が理解できないバリーはまったくわかっていない.たまたまテッドの場合は戦いの前に目標があるけれど,バリーも仮にも王になろうってんなら,なってからどんなことをするのかという目標はちゃんと抱いておくべきだ.
そしてパートナーつきの魔物としてのバトルがスタート! 肉体強化系の呪文しか持たない高速・近接戦闘型のテッドと,元々の身体的な有利さに加えて攻撃呪文も放つことができる攻撃型オールラウンダーのバリー.序盤はギアが上がったテッドが優勢.肉体強化の呪文で跳ね上がったテッドの戦闘力.呪文によってスピードだけでなくスタミナ面も補助されることで,彼本来の身軽さもようやく生きる形となります.敵の腕の上に乗り,それを見越した相手の一撃をさらに避ける,軽やかな戦闘が見ていて楽しい.
近接戦闘を得意とするテッドにとってはバリーの遠距離攻撃呪文が厄介.とはいえ自分に向かって攻撃が来るとわかっているなら,ギアをさらに上げてパンチで術を殴って壊すことだって可能.このままテッドのチェリッシュへの思いがバリーを圧倒するのか…と思ったら,バリーの本領はここから.現状のテッドでは対応しきれない強い攻撃が,次々にテッドを襲います!
バリーの怖さはその攻撃力の凄まじさもさることながら,防御面でもかなり優秀だということ.手痛い一撃を入れるためにはかなりの大技が必要なんですが,大技を発動する時間を稼ぐ前にバリーにやられてしまうってパターンが多そうだ.防御に関しては劣るテッドは強がるものの,バリーの2撃によってふらふら.そんなテッドを宙に投げ,動きが取れないところをギガノゾニスで狙い打つバリー! …念のためにちゃんと足を封じているところが芸が細かいぞ(笑).
そして,凶悪な術に巻き込まれた中でもなんとか届いたジードの呪文と,目の前に飛ぶ花.たとえ王を目指すものとしては少々不真面目でも,テッドは己の目的に対しては本当に真面目.その目的を果すまで,この世界から消えるわけにはいかない!
呪文の威力の中から立ち上がるテッドの目には,バリーにはなんだかわからない凄い迫力が.それはあのとき,バリーを圧倒したガッシュと同じような瞳の力.…身体能力も術も超一流なんだけど,精神面のもろさは相変わらず.最強呪文同士の激突でも引き分けてしまうのは,たぶんどうしても譲れない場面での根性の差なんだろう.もしバリーにも目指すべき明確な目標や大義ができたら,今より数段強くなる気がする.
そんなわけで結局痛み分けとなった2組は,内心再戦を誓いつつも別れていくのでありました.時間はかかるもののバリー並みの強さを持つテッドは,ファウード編本編のどこから参入し,どんな役目を担うことになるんだろうか.

さて,その頃の日本では清麿がついに決断.恵とティオとウマゴンを交えて部屋で相談する一同.あの建造物の存在によって魔物の行動パターンが変わったことは間違いなく,その不穏な動きはできるだけ早く止めるべき…という清麿の結論はもっともなんだけど,なんせ魔物たちは子どもなので難しい話をろくに聞いてくれない(苦笑).頭脳労働者は悲しいな.
ダルタニヤン教授の大変に特徴的な電話の結論も「何もわからなかった」で終了.ファウード編が終わったあとに繰り返しのギャグにするのかと思っていたんだけど,ここで結論出してしまうのか.現状の情報でどれだけ調べてもこれ以上の進展はない,というわけで,いよいよこの間見つけた高性能魔物レーダー(笑)を使う決意を固めます.
この謎を解き危機を止めるには,モモンの力を借りて現地に行くしかない.そんな危険は承知の道行きだって,友情と理想で結ばれたガッシュの仲間たちはもちろん同行を希望してくれます.考える助けにはなってくれないけれど(苦笑)一緒に戦う助けには喜んでなってくれる仲間たちが頼もしい…しかし,どこか見覚えのある町にはロデュウの姿が.
てなわけで次回は愉快なモチノキ町の仲間たちにしばしのさよならを.この先の過酷な戦いを前に,今の清麿にとっての大事なものが示される…はず.たぶん.「全然取替えになってねえ!」とかツッコミつつ,次回に続きます.

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