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金色のガッシュベル#128

「ボケてボケてツッコミ,ボケてシリアスで…の巻」

ニュージーランド.巨大な見えないファウードの結界の中についに飛び込んだガッシュたち.降下中に他の仲間と分断されたガッシュとキャンチョメたちを待ち構えていたのはリオウに協力する2体の魔物,キースとブザライ.ふざけた見た目と歌に反して,キースは強くまた2体のコンビネーションも絶妙.フォルゴレはキャンチョメを救うために術を何度もその身に受けてしまう.大丈夫だと言うフォルゴレだが,キャンチョメはひどく嫌な予感がする.

ファウード編序盤のバトルから既に満身創痍な「ガッシュ」.敵の巨大さや残り時間からすればかなりの長丁場になることは事前に見えているわけですが,毎度ながらペース配分とか体力温存とかちぃっともできてねえ(苦笑).突入段階からいろいろザルだったので仕方がないものの,相手の強さが洒落になってないことだって事前に見えてたんだからもう少し事前に打ち合わせとかしときゃいいのに.そのあたりが出来てないからフォルゴレもキャンチョメもあんな大変なことに….

大変無謀な降下作戦によってついにファウードに降り立ったガッシュたち.しかし落下の最中で主に2つに分断された上,約1名行方不明と戦う前から随分散々な状況です.さらにガッシュとキャンチョメたちの前にキースとブザライがパートナーとともに出現.そのバトルの冒頭から中盤までが今回の内容となります.ちなみにフォルゴレは前回キースにネタ的に面白い感じにやられてるんですが,彼だって一応人間なので,いくらネタでもそのダメージは笑っていられるようなもんじゃありません(苦笑).
珍妙な見た目の割りになんだか妙に強い上,声優が無駄に豪華なキースに怯えるキャンチョメ.実際本作でこういう位置づけのキャラは洒落になりません.魔物としての強さも凄いんですが,あまりの濃さに視聴者の心を鷲づかみして全部持っていきやがりますからね.そんなレギュラーに対する強敵ゲスト・キースに対し,キャンチョメは怖さだけでない嫌な感じを感じています.
ここまでの軽い手合わせだけでも十分わかるキースの強さを,さらにバリーの件で裏づけしてくれる清麿.…そこは黙っておいてもよかったんじゃないか(苦笑)? 一応魔物の子なんだけど,敵を前にして悠々と葉巻をふかしてみせるキース.しかし,キャンチョメが必死で意地を張ったためにフォルゴレがもっと大変なことに.
たとえ魔物に吹っ飛ばされても,フォルゴレは無敵だと信じてやまないキャンチョメが歌う「鉄のフォルゴレ」.キャンチョメとフォルゴレ専用の気力回復の呪文っぽい効果がありますが.体力や傷はちっとも回復しません(苦笑)! 人間としては破格に丈夫なフォルゴレは歌に釣られて立ち上がり,その歌になぜかキースが適当なベートーベンの歌で対抗.このあまりにダメな歌合戦を「歌で闘っているのだ!」「ああ,バカだ!」と実況しているガッシュと清麿は,歌に夢中で行動不能のなキースにザケルガでしっかりとツッコむ.大変に楽な仕事です(笑).
ガッシュたちに歌ではなく術で反撃するキース.ギガノ・ギニスは高位の技でないにも関わらずラシルドすら壊しかける強力ぶり.清麿はラシルドへザグルゼムをかけることによって盾を強化してみせるものの,折角跳ね返した技はブザライの斧の盾で防がれる.ザグルゼムに術の強化効果があることは既におなじみですが,敵の攻撃技だけでなく自分の防御術にも重ねがけができるわけですね.
結構な危機をコンビネーションで軽く乗り越えたキースは高くジャンプし,これを牽制するためにフォルゴレはディカポルクで幻惑.しかしブザライの斧が生み出した風によって幻術がいきなりバレて,地上のキャンチョメに攻撃が! さすがは戦い慣れしているという理由で選抜されただけのことはあり,確認を怠らず歌以外は一切無駄な手を打ってこないところが厄介すぎる.キースのアム・ガルギニスは無防備なキャンチョメを狙い,しかしこの術をさっき陽動?に役立ったフォルゴレが割って入ってかばってしまった!
魔物の術を食らって吹っ飛ぶ,ただの人間であるフォルゴレ.術なしの攻撃でも既にかなりのダメージを食らっていたフォルゴレにとって,術の直撃はあまりにも痛い…けれども!キャンチョメの歌う魔歌「鉄のフォルゴレ」がフォルゴレの気力を強制的に回復! もちろんただの歌だから体力も傷も回復しないですからね.膝が物凄い勢いで笑ってますよ(苦笑)! そしてまたも歌合戦がはじまったのでタイミングを見てちゃんとザグルゼムをキースに当てておく清麿.本当に楽な仕事です(笑).
結果としては,ザグルゼム1発をキースに当てるため,眼がうつろになるほどに傷ついたフォルゴレ.むしろ今立って呪文が唱えられるだけでも立派です.コポルクで小さくなったキャンチョメは,マッチを持って本を燃やしに向かうもののキースはそれを見逃してくれない.注意力も抜群で隙がないキースに向かうザケルガ.しかしこれもまた斧の盾で防いだ上に,4人の中で最も消耗が激しい動けないフォルゴレに攻撃を当てるキース! …ギャグからはじまる目まぐるしい攻防はなかなか見ごたえがあるんですが,そんな中,キャンチョメが感じている嫌な予感は一体何?
ヤバい状況となったフォルゴレを守るために清麿はガッシュをラウザルクで強化して移動・防御主体に移行するものの,さっきから出血していたフォルゴレの顔は既に血まみれ.ギャグ絵だからいいけど,リアルに描いたら洒落にならない状況のはず.無敵のフォルゴレもさすがに限界.傷ついたパートナーの姿にキャンチョメが感じていた嫌な感じはさらに強まります.以前も味わったことのあるこの感覚は,大切なものをなくす予兆….

フォルゴレが既に限界でキャンチョメが無力化されてしまい,唯一闘えるガッシュだけではキースたち2体を相手にすることが無理という絶対不利のこの状況.一刻も早く撤退して仲間を探し体制を整えるべきところ,まだ8割も力を発揮していないキースたちのコンビネーションが良すぎてそれも叶わない.フォルゴレに走って逃げるだけの体力が残っていれば,ポルクをうまく使って風景にまぎれて逃げることもまだ可能なんですが,今のポルクではわずかな時間を稼ぐだけで精一杯.
ここでキャンチョメの感じている「嫌な感じ」は,石版魔物編でキッドとともにベルギムEOと闘ったあのときに感じたものと同じ,悲しい予感.その身を捨てて勝利を掴んだあのときのキッドに感じたものと同じ感触を,今,無敵のフォルゴレに感じてしまうのです.ポルクの時間稼ぎが機能したのはごくわずかな時間.キースは再びキャンチョメたちを戦場に引きずり戻す,…キャンチョメには,もう使える技は残っていない.
今残る手段は,キースに当たっている一発のザグルゼムの活用のみ.清麿はザケルガとのコンボで連鎖を狙うものの,結果としてはブザライを焦がしただけで終了.何かを感じたのか連鎖範囲から見事に逃れたキース.ふざけた見た目の癖に,どうしてここまで見事に戦況を読んでくるんだろう! キースは最後の葉巻をくゆらせて獲物を仕留める最終段階に突入.清麿は弱った仲間を守るため,キャンチョメに逃げろと指示します.
爆音を後にしてフォルゴレを引きずり,逃げるキャンチョメ.彼の中に浮かぶのは,キッドとの別れやフォルゴレの言葉.清麿にフォルゴレと守れと言われる前に,皆を守れとフォルゴレが言った.キッドを失ったことが未だに心残りなのは,キッドに全てを任せてしまったから.そして今「後は任せるのだ」というガッシュの言葉に従ってしまったら,あのときと同じになってしまう!
「守る」事は人に任せて逃げることではない.嫌な予感の中でも気づいてしまったキャンチョメは,フォルゴレを置き去りにして,怖くても辛くても一人戦場に駆け戻る! もう仲間を失いたくないから,たとえ足手まといだとしても最後まで戦いに介入し責任を持ち続けることを自ら決めたキャンチョメ.「嫌なんだ!僕が何もできないせいで! 誰かがいなくなるのは!」…やっぱりまだ弱虫だけど,すごく強くなったなぁ….そして走っていくキャンチョメはどんどん遠くなっていき,フォルゴレには追うことができない.

4対2にされてしまったガッシュたちはかなりの消耗.そこにキャンチョメが戻ってきてキースの本を奪って場を引っ掻き回す! 結果的にはうまくいかなかったし呪文の援護もないけれど,1人仲間が増えてくれたことは本当に心強い.…でも,戦況をひっくり返すほどの戦力増強には絶対になり得ないのが悲しい.魔物とパートナーは2人で1つ.全てをひっくり返すためにはキャンチョメにはフォルゴレが必要なことを一番よく知っているのは,置き去りにされたフォルゴレ本人なわけです.
必死で駆け回るキャンチョメはフォルゴレ以上にぼろぼろで,ついには足が動かなくなる.それを実に冷静に狙っていたキースは,一度はフォルゴレに防がれたアム・ガルギニスを再びキャンチョメへと放つ! …全てが終わる直前に生まれた新しい呪文.それを唱えるフォルゴレだけど,一足遅く,キャンチョメの体は呪文を食らって消えていく! あのときのように,嫌な予感が示していた通り,キャンチョメは不帰の客となってしまうのか…って折角本編でここまで盛り上げたのに予告で一言多いぞキャンチョメ(苦笑)! 次回に続きます!

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