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金色のガッシュベル#126

「こんな飛行機乗りたくないの巻」

仲間たちを救い出すため,そして脅威を止めるため,ガッシュたちはファウードを目指すことになった.アポロの援助で成田からチャーター機を現地に飛ばすことになるが,行きたくないモモンは肝心のファウードの場所を教えてくれない.
ファウードに行きたくないのは成田に向かう飛行機の中,トイレに立てこもるキャンチョメも同じ.ところが乗っている飛行機の前輪が出ないという大トラブルが発生.けれどこの飛行機はついている.中には鉄のフォルゴレと無敵キャンチョメが乗っているのだ.2人がいればどんな逆境も,きっと恐らくなんとかなる!

タイムリミットまであと3日.次のステージへの移動と覚悟がはじまって,もはや旅立つ前には戻れなくなっていく「ガッシュ」.待ち構えるのがとんでもない脅威であることは薄々わかっているけれど,それでも前に進もうとする者たちとできれば行かないで済ませたい者たちの葛藤が描かれ…るはずが,あの航空会社が全部持って行った(苦笑)! 放っておくと面白くなる状況の中,軍師役として一人シリアスを保たねばならない清麿は迷走する仲間たちに魂の説教を連発.ときどき役に立たない頭脳に比べると,成功率が高い上に士気まで上がる説得能力のほうが役立っている気がしなくもない.

ファウードを復活させようとするリオウの傘下にウォンレイたちが入れられて,全てに残された時間はあと3日間.危機はもうそこまで来ているというわけでとりあえず成田に集合するのがガッシュ組.既にパートナーを失ったアポロもナゾナゾ博士も協力してくれるところがうれしい.…同じように,今の魔界ではガッシュに出会った魔物たちも一緒に何かを頑張ってたりするのかな? ガッシュと清麿を中心とした大変結束力の強いこのグループ.しかしその中で協力をこばんでいる2人が,今回の説教の餌食となります.
まずは成田までは来ているものの行く先を教えないモモン.ふざけた見た目の割に魔物の気配を敏感に感じるという重要な能力を持つ彼.ファウードの気配もはっきりと感じているわけですが,それゆえに余程行きたくないのかオーストラリア周辺というところまでしか教えてくれない.このままダラダラと成田で時間を過ごしてしまうと,アポロに大変な借りができてしまう…衝撃の事実の発覚にさすがに焦る清麿.いくら急いでいるとはいえ,まさかそのためにずっと滑走路を開けさせている豪快さんがここにいるとは思わないもんなぁ(苦笑).
アポロのおかげで焦らなくてはならなくなった清麿はモモンの様子を見に行くことに.話せない彼の前に世界地図を置いて,ファウードの場所を指さしてもらおうとするも,今後の戦いの舞台ではなくエルの鼻の穴に指を突っこむモモン.実にわかりやすく,前途多難です(笑).
問題児その2は,現在成田にフライト中の飛行機の中のキャンチョメ.謎の建造物の写真からとんでもないことに気がついてしまったために,絶対に同行したくないと頑張ったもののここまでフォルゴレに抱えられて運ばれてきています.ただし,この先の騒動には一切キャンチョメは責任なし.今どきらしく,航空会社の怠慢がとんでもないアクシデントを起こすのです.
どこかで目覚めておねしょしていてその布団を干したら垂れた水分で重要な部分が壊れました,という,簡潔にして壮絶な物語のはじまり.いい大人がいきなりおねしょかよとかその布団はどこから持ち込んだんだよとか離陸のときは一体どうしていたんだよとか気圧がヤバイんじゃないのかとか思いつくツッコミは多々あるものの,それをギャグとして強引に押し切るセンスが恐ろしい(笑)! さすが笑いの神に愛されたキャンチョメたちの乗る飛行機です.
上記のようなあらすじで,寝ぼけた整備士が飛行機の前輪格納室の開閉機構を壊してしまうという奇跡が起きたため,このままでは飛行機は胴体着陸するしかない,という大ピンチ.トイレにこもるキャンチョメを出そうと頑張っていたフォルゴレもそれを聞いてさすがにびっくり.…同乗している一般人に重要なことをぺらぺら話してしまうスタッフの躾がなってないこの会社,たぶん潰したほうがいいと思う.今回は落ちなくても,すぐに別の便を落としそうだ….
このままでは成田に到着した直後に爆発炎上しかねない大ピンチ.そんな危機を救うために立ち上がるのは,我らのスーパースター,世界のフォルゴレ! このダメ飛行機を救えるのは自分たちしかいないとフォルゴレは請け負ってしまいます.もちろんキャンチョメには荷が重く,しかし,フォルゴレは弱虫を懸命に説得.一人ではできなくても,今の二人なら不可能は可能になるかもしれない.世界は終わるかもしれないけれど,今逃げて閉じこもってしまったら,きっと後悔する.
これほど珍妙な状況は珍しいですが,キャンチョメがこれまで乗り越えてきた逆境だって,逃げることもできるけれど後悔するという質のものばかり.そして彼らは,これまで怯えながらも逆境を潜り抜けてきたのです.ついにキャンチョメも頑張る決意を固め,鉄のフォルゴレと無敵キャンチョメが空中で一大スペクタクルを演じます!

問題は壊れてしまって出て来ない前輪.フォルゴレは車輪格納室にキャンチョメとともに侵入し,車輪を下ろすために奮闘開始.そんなフォルゴレたちに頼る副操縦士たちや声援を送るフォルゴレファンの乗客の皆さん…いろいろ言いたいことはあるけれど,最低でも全ての元凶である整備士は,備え付けの手錠をかけてどこかに入れておいたほうがいいと思うよ(笑).
生身の2人がいくら頑張っても,当然ながら前輪は出ない.しかし2人には呪文というルール無用の力がある.フォルゴレが考えた最後の手段は,キャンチョメに恐怖と苦痛を強いる究極の手段.なんせポルクには身体能力の強化は一切なし.これまでの戦いでキャンチョメ自体の体がいくら強くなったとしても,今フォルゴレがさせようとしていることを明らかに無謀…しかし今は他に手がない.やらなければこのどうしようもない飛行機はきっと無事には着けない(苦笑)!
空の上でキャンチョメが追い詰められていたその頃,地上ではモモンが追い詰められていきます.嘘をつくと鼻の下が伸びるので,オーストラリア近辺を次々にエルが指さすことでファウードの位置を特定しようとするも,モモンときたらそもそもエルの質問を聞かないという手段で抵抗中.見た目はひたすらふざけてるんですが,実はエルや他の魔物たちよりも頭が切れそうなモモン.彼の心をなんとかするには,やはりそれ以上の頭の持ち主をぶつけるしかないわけです.
こうして夕焼けの中ではじまる,清麿とモモンの一騎打ち.理詰めの魂の説得がかたくなな心を揺り動かします.賢いモモンに単なる脅しが効かないことはすでにわかっている.だから清麿は,現状にできる限りの情報を添えて,もはや抵抗する以外に道はないことをモモンに伝えます.
期限はあと3日.あと3日で,大切な仲間は死んでしまうかもしれないし,ファウードは復活して世界を滅ぼすかもしれない.皆,苦しんでいるはずの仲間を助けてやりたいし,ファウードの復活も止めたい.けれど時間はあと3日しかない.…今モモンが場所を教えてくれなければ,何もできないままで大崩壊が起こりかねない.仲間も救えず,脅威も止められず….時は常に消えていく.やれるだけのことを頑張ってみるのと,取り返しのつかないことになるまで怯えているのと,どちらがいい?
本質的に同じ課題は,空中のキャンチョメにも問われていました.結局覚悟を決めたキャンチョメは勇気で前輪にポルク! あの脆弱なキャンチョメが,飛行機と中の乗客全てを支えるというとんでもない事態に! 熱いのは当然として衝撃も相当のもののはずなので,操縦士は前輪をそっと使ってやってください…(苦笑).結局キャンチョメの奇跡の頑張りによって無事に成田に到着! そして同じ頃,モモンもニュージーランドを指差したのでありました.

ギャグでなければ絶対無理なミッションを見事こなしたキャンチョメ.しかし彼にとっては成田は地獄への入り口でもあったので折角の勇気もどこかに霧散(笑).自分の乗っている飛行機が落ちるのとファウードだと,ファウードのほうが怖いらしいキャンチョメ.そんなキャンチョメの心をこじ開けるのは,清麿の魂の説教・第2ステージ.
強制的にチャーター機に連れ込まれてしまったらしいキャンチョメを追い詰める,理詰めゆえに逃れようのない清麿の説得.映像で気がついたのがそれほど怖いことならば,その脅威を封じるためにも教えて欲しい.そもそも言わずに逃げても何も変わらない…熱い説教についに流されたキャンチョメは口を割るわけですが,その内容を察しているらしいモモンだけは,既に怯えて伏せています.
皆でファウードの映像を見たあのとき,キャンチョメが博士の悪質な冗談をヒントとして気がついてしまった恐ろしいこと…自分の前で腕を交差させるビックボインの姿と,遺跡の形が重なって見えた.あれは超巨大な建造物などではなく,厳重に封印された巨大な魔物型の何かではないのか….
そんな風には見えない,はずが,言われたら見えてしまう.キャンチョメの注釈によって怖い事実が明らかとなり,旅立った直後だってのにいきなりパニックになる主役どもが情けない(笑).そしてオープニングのあのシーンの意味もここでようやく明らかになります.実に長い間,ネタバレてたよね(苦笑).
人間界に突如現れた謎の建造物改め巨大な脅威を巡る,3日間の激しい戦い.主役キャストはガッシュとその仲間たちと,敵のリオウやロデュウたち,さらにゼオンの参入も予定されています.前回顔見せしていたアースや,遅れてやってくるらしいテッドの参加も確定かな.馬鹿でかいそれを食い止めるには,どれほどの代償が必要となるのか.次回に続きます.

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