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ボボボーボ・ボーボボ#74

「ともかくそれは夜叉じゃねえの巻」

伝説の皇帝決定戦に乱入したボーボボたちは,早速ねんちゃくを倒して金バッチをゲット.現皇帝である4世から大会参加を許されて,ボーボボたちも次のステージに進むためバッチを一人10枚集めることになる.下克上の最高の機会を狙っている者たちの中には,これまでに倒した強敵の姿もあるのだが,ボーボボは金バッチを持つ者以外は相手にしないと決めている.
早速踏み込んだブラックマウンテンで,ボーボボの前に立ちはだかるのは金バッチ持ちの闇夜叉.早速仕掛けた3バカの協力奥義にドクロ真拳で対抗する闇夜叉は強い.

ここまでの総決算として豪華極まりないバトルロイヤルが展開される「ボーボボ」.なんせこれまでのラスボスですら下手すりゃ雑魚扱いされるってんだからインフレもここまで来れば立派なもの.ついでに居並ばなければならなくなった声優陣も分不相応に立派だ.今回のメインの相手は金バッチの闇夜叉.さすがは金バッチだけのことはあり,シリアスとバカの両方をこなせる逸材なわけですが,これまで実に長い戦いを潜り抜けてきたボーボボたちはさらにその上を行きます.若手を死地に向かわせるベテランとか妙に高尚なネタも愉快なんですが,ノリは異常なのはやっぱり夜叉三人衆か(笑).毎度ながら気分のいい反則ぶりだ….
今回のアバンは遅れてきた夏休み…ってもう秋なんだけど夏休み.たぶんこれ作ってた頃は,あれほど特番に苦しめられるとは予測してなかったんだろう(苦笑).スタジオセットで沖縄気分も,天の助の乱入で台無しに.で,殴られた天の助だけは沖縄で乾いていくという,そんなまったりとしたオープニング…このレベルを見慣れてしまうと他の作品を見たときに物足りなくなってしまう,そんな切ない最近です.

前半.次期皇帝を決めるバトルロイヤルに乱入し,早速ねんちゃくを倒して金バッチを1つゲットしたボーボボたち.毛狩り隊にとってはもちろん宿敵のボーボボだけれど,あれほどまでの実力を見せつけられてはこの段階では手が出しにくい.望ましいのは強敵同士で潰しあいをしてもらい,弱ったところをやっつけるってのが定石だからね.
4世が示す次の舞台はブラックマウンテンで,その頂にある城にバッチ10個を持って入った奴が1次予選クリア.3バカ以下闘える奴らはまあいいとして,ビュティさんの分はやっぱりボーボボが稼ぐのか? 提督の武勲も意味はないのでボーボボは毛狩り隊に八つ当たり.でも,そっちよりはむしろ鉄バッチを無視された天の助たちのほうが気の毒な気が.
この先の激闘を前にして,いきなり顔見せして軽く暴れてみるのが詩人・ハレクラニ・ランバダ・覇王・ギガ.難敵であるボーボボを早速潰しに動くセンスはさすがボスクラス.ただし正統派の力で戦うタイプばかりを揃えても,ボーボボにふざけられると対応できないのが難点.そこを理解しているボーボボが手を組んだのはチューの助,スーパーラビット,ザ・湯のみ,絶望君,モーデルといずれ劣らぬブレイク前のボケばかり.若手を引き連れたボーボボたちは,強面のベテラン芸人に正面から彼らをぶつけます(笑).
「無理無理」と泣きを入れるボケたちの退路を絶つ我らがヒーロー,ボーボボさん.追い詰められた絶望君が自暴自棄で突っ込んでいく姿がもう悲しくてたまらない(笑).売れるまで芸人の人権はないようなもの.協力奥義・馴れあいのバカダンス98もやけくそ技で,素人芸以下のものを見せつけられた先輩芸人は当然怒り,折角の場面でふがいないボケたちにボーボボも怒る.…芸の道って厳しいなぁ.
軽く若手をぶつけて遊んだあとは銀バッチどもをいきなり置き去りにするボーボボ.彼は主役のプライドとして金バッチ以外には手を出さずに進み,現段階でも相当のパワーインフレをさらに進めるつもりのようです.てなわけでモグラのバッチホルダー売りからホルダーを強奪して先に進むボーボボ一行.敵が悪人グループの一味だから,強盗してもいいという理屈はOKなのか?
ブラックマウンテンの最初の闘技場は巨大なペットボトルの立ち並ぶステージ.不安定な足場の上で闘う毛狩り隊をとりあえず吹っ飛ばすボーボボはまあいいとして,そのペットボトルの中身を飲む天の助たちの行動の意味がわからない.しかも塩水だし.そんな絶好調の彼らの前に姿を見せたのは,金バッチ,帝国最高幹部の闇夜叉とその他1名.金バッチ狙いのボーボボにとっては,まさに絶好のカモのご登場.
ドクロ真拳を使う闇夜叉は刀で押してくる正統派の強敵.で,このタイプをやっつけるにはボケに巻き込んでまともな行動を取らせないってのがお約束なので,ボーボボは早速手近な武器こと首領パッチを使って敵の武器をちゃかしはじめます.パンチ連打でコブをつくってタンコブ刀! しかもそのたんこぶを使わず首領パッチの顔で刀を受ける! さすがはボーボボ,自分とビュティ以外の全員の敵(笑).
本気の闇夜叉の奥義・蛇骨食に対抗するボーボボの奥義・ガリガリBOYは肉を食え! …闇夜叉は剣技なのに「真拳」はおかしいなと一瞬思ったんですが,敵の剣に肉食わせるボーボボのほうが余程滅茶苦茶(笑).さらに3バカ揃っての協力奥義,めざせタンコブ大リーガーに至っては,もはや拳じゃなくてバットでタンコブでダンゴ.あくまでも戦いのペースはボーボボ側が握っています.
そのペースを奪うべく闇夜叉が放つ奥義・骨眼! なんかどっかで似たようなものを見た気がするけれど気にしてはいけない.その眼で招かれたのは3人の死神.ボーボボは仲間という尊い盾でそれをしのぎ,奥義・毛眼で反撃する…と見せかけてフェイク! まさに頭脳と頭脳のぶつかりあい.死神を巡る鬼気迫るサイコサスペンス.嘘!

後半.まだまだ続く闇夜叉戦なんだけど,CMの間で首領パッチと天の助はペットボトルの塩水に溺れました.ただでも賞味期限切れてるのに,塩水漬けじゃ食えねえなぁ,天の助….ボーボボはそのペットを奥義・根性バットとして振り上げるも,相手の夜叉変化があまりに怖くて急停止.夜叉をひたすらヤマンバ扱いするのは,夜叉を認めると相手のペースに引き込まれるからでしょう.で,ボーボボにペットごと置き去りにされた首領パッチたちを襲う奥義・骨波.「塩とドクロまみれの2005年夏ー」って,特番が入らなきゃ夏だったんだろうなぁ…(苦笑).
怖い顔の夜叉ことヤマンバを買収しようとするも失敗する3バカ.しかし内装のアラビア仕立てから無理やり繋げたハジケによって,闇夜叉を塩水の中に引き込むことに成功! 塩水の中のボボボ剣道場で,状況を把握しきれない闇夜叉の頭を奥義・道場破り撃退BOY’Sで竹刀でぺしぺし滅多打ち.敵ながら大変に気の毒です!
もはや余裕なしの闇夜叉が放つ奥義・紋骨承.3バカの胸には骨を吸い取るというドクロのマークが浮かび,ボーボボたちの体にそもそも骨はあるのかという視聴者の疑問があっさりと明らかに.首領パッチの中にあった魚の骨はネコちゃんが捕獲.ところてんである天の助にはもちろん骨はなく,ボーボボの骨は結構強いロボット.ハジケリストの体に常識を期待するほうが間違いです.
とはいえここまで3バカがつきあってやっているのは,闇夜叉の実力が並みのものではないという良い証拠.闇夜叉にくっついてきたおまけことカツときたら,「あの」天の助に挑んで奥義・超ところ弾でいきなり敗北という情けなさ.これまで醜態を見せてきた敵は数あれど,ここまで情けない奴はいなかったはずだ(苦笑).
一人きりの闇夜叉はドクロ汁による更なるパワーアップを計り,それを首領パッチがいきなりすがりついて妨害.貫一お宮で金色夜叉っていきなり子どもにはわからないくらいに高尚で,この豪快な笑いの振幅もまた本作の魅力.首尾よく敵のドクロ汁を手に入れちゃった3バカは,今回の見所である夜叉三人衆に変身! 大地の果実メロン,自然の恵みナシ.そしてピザ屋! 言うまでもなく夜叉じゃねえ!
もう全然夜叉じゃない上に大自然じゃない奴まで混じってる自称夜叉どもが集めるのは,太陽と大地のパワーと水と草木のエナジーとドリンク200円引きクーポン! まあ,人間も自然の一部ってのはラスボス戦でおなじみの主張なんだけど,何はともあれピザ屋最高(笑).で,その力で招かれた超奥義・猛る大自然の息吹こと鉄球が闇夜叉に炸裂.…性質悪い主役だなぁ(苦笑).

ボーボボたちの悪ふざけぶりがあまりにも酷いため,闇夜叉はついに真の姿を晒すことを決意! もうどうしようもなく適当なデザインのサンバマン登場.シリアスとこの変なのの両方をこなした上に,いきなりミュージカルシーンまでやらされる竹本氏の素晴らしい演技力(笑).ボケのサンバマンはサンバのリズムを魅惑のサンバホーンでボーボボたちの体に叩き込んで,サンバを刻む体に変えようとするところを,ボーボボたちは文字1文字でかわします.…ウー,サンマ!
しょうもないぎりぎりのダジャレで敵の意図を回避したボーボボたちは,そのままサンマ帝国をつくってみるとサンバマンに来襲されて帝国壊滅で吹き飛ぶサンマが実にシュール.サンバのリズムに乗ってしまっていることで,ハジケも敵の予測の範囲に留まってしまうところが致命的.しかもサンバマンときたら自爆芸で空気をどこまでも掴んで離さない.そりゃボーボボだって空気を少しでも奪うには苦手な肉体芸を披露するしかないわけで,確かにヘッポコ丸が言うとおり,凄い戦いだ!
しかし己の得意な芸をあえて捨てて挑んだボーボボに,場の空気は味方しはじめます.ペットボトルの底でサンバマンが出会ったのは,なぜかゴブリンでなぜかFAXで送られる(笑).電信されて首領パッチたちのところへ送られて洗濯機に入れられる…あたりまでは間違いなくボーボボ側のリズムなのに,その後がいけない.サンバマンのエキスのおかげで洗濯物が全部アロハに変えられた!
骨の髄までサンバにやられてしまったボーボボたち.なんせ人類の進化の途上までいじられちゃったもんだから始末におえない.ここはあえて真正面から打ち崩すしかないというわけで,いかにも相手が得意そうなカラオケボックス盛り上げ対決に持ち込んでみるボーボボたち.こんな賭けに出なければ勝てないほどに,サンバマンは強い!
あまりにもぐだぐだなカラオケボックス.サンバマンは頑張ってみるものの,失敗.それに変わって出座するのが黒板首領パッチ.ラベンダーは広がるわ野生生物は大喜びするわとまた子どもを置いていってるぞ(笑)! しかも自慢の歌は首領パッチグランブルー.とてもじゃないけど並みの芸人ではこのテンションについていけない…というわけで誇りを折られたサンバマン,敗北.金バッチは必要だけど弱い仲間は必要ないのでそのまま遠くに飛ばして終了!

溢れんばかりの圧縮展開でネタをやって敵を倒しまくるボーボボご一行.そのレベルは表マルガリータ相手ならもはや敵なし.ただし…そんな無敵の一行を監視する裏マルガリータは一筋縄ではいかないはず.大会に侵入したという裏の刺客は一体誰? さらに過去からの刺客もまだまだ控えているのか? 何はともあれ走れるうちは,全力全開で駆け抜けろ! 次回に続きます.

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