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金色のガッシュベル#129

「覆せ最悪の結末の巻」

ファウードに突入したガッシュたちを待ち受けていたキースとブザライは強敵.キースの技をキャンチョメが食らい,そのまま消滅する! 仲間の消滅に絶叫するフォルゴレ,ガッシュ,清麿…そしてキャンチョメ.フォルゴレが唱えた呪文・ディマプルクの効果で,キャンチョメは実体を持つ複数の分身を生み出した.
術によって生み出された分身たちは無傷なのだが,キャンチョメと同じで極度に気が弱い.ゆえに逃げ出し,キャンチョメたちは結局キースたちに攻撃される一方…しかし,本体が強い思いさえ持てば,分身も本気で闘ってくれるのだ.

ファウード戦序盤なのにすっかり満身創痍の「ガッシュ」.毎度ながらあまりにペース配分のできていない戦いぶりに今後が思いやられるわけですが,ある程度追い詰められないと新術が出ない奴にとってはちょうどいい目覚ましなのかもしれない.今回は画も物語のアレンジも抜群で,特にカーズのキャラ立ちが見事.
ここまで変化系の術しか持ち合わせていなかったキャンチョメが手に入れたのは,応用の幅が大変に広い分身の術.…前回の予告の最後のあの余計な一言がなければ,今回冒頭はもっと衝撃的だったはずなのに(苦笑)!

キースとブザライの攻撃をいいように食らって鉄のフォルゴレはろくに動けず,ガッシュと清麿も2体を相手にするのは荷が重く,そして必死で戦場をかき回してしたキャンチョメもついに足が動かなくなり…という状況で唱えられた最後の希望が新呪文のディマブルク.しかし術を唱えたにも関わらずアム・ガルギニスをキャンチョメはもろに喰らい,仲間の目の前でそのまま消えていく….
目の前でいきなりキャンチョメが消えてフォルゴレたちはもちろん呆然.消えた大切な仲間の名を絶叫する,フォルゴレ.ガッシュ,清麿,そしてキャンチョメ! …あれ? 「キャンチョメ消えないでー」と叫ぶキャンチョメ.じゃお前は誰だ(苦笑).実は直前のディマブルクで増えた分身の1つがやられただけなので,本体は健在というオチ.確かに本も無事であり,極限状態から一気に気が抜けたフォルゴレの表情が良い.
生きてるどころか増えたキャンチョメ.1体消えたけど本体以外にも7体が無傷で健在.その表情はキャンチョメの癖に妙に凛々しく頼りがいがありそうで,これだけ増えれば形勢逆転に持ち込めるか?と思ったら,こけつまろびつ本体を置き去りに一斉に撤退.…使えねえ(苦笑)! 影に隠れてる奴もいるし,その性格は再現しなくていい本体を忠実に再現しております.
折角のとどめをいきなり混ぜっ返されたキースたちも,キャンチョメの新術が思った以上にボンクラであったことがわかって早速攻撃再開.けれどキースの強襲をザケルガで清麿が妨害.キースには未だにザグルゼムが帯電しているので,今回は結果的にブザライがガッシュ,キースがキャンチョメに主に対峙することになります.ちなみにここまではキースの指示に忠実に従うだけの無個性な敵にしか見えないブザライとカーズですが,この先で見事にキャラが立ってくるのが面白い.
ブザライ対ガッシュ.巨大な斧を振り回す広範囲で重みのある攻撃を得意とするブザライに対し,ジケルドを使って一時的に動きを封じる清麿の頭が珍しく働いています.斧が金属で出来ていてよかったなぁ….確かに消耗しているのはガッシュたちもキースたちも一緒なんですが,身体的なダメージに伴う気力の減退とかを計算に入れると,実際は「一緒」じゃない気もする(苦笑).
戦力として期待できそうにないキャンチョメたちを計算外に置いて,まずはリーダーを潰すべくキースにザケルガを当てようとする清麿.術を出している間はガッシュの意識が飛んでしまうので,ガッシュの体を抱えて向きを変えることで直線攻撃を即席の範囲攻撃に! …これは斬新(笑).しかし術の大部分を無駄撃ちしなきゃならないから,いつでも使えるような手ではなさそう.キースはなぎ払うザケルガを避けて空中へ.しかしそこで動きが取れなくなったキースを狙うとどめのザケルガは,ようやく回復したブザライの斧によって妨害されます.
清麿にあっさり計算外にされてしまったキャンチョメの周囲の状況は悪化する一方.分身は怯えているだけで役に立たず,キースは当然のように動けない本体と本を持つフォルゴレを倒しに来る! 高所からのアム・ガルギニスの前に無防備なキャンチョメ本体とフォルゴレ.…このままでは,自分が何もできなかったせいで誰かがいなくなる.キッドとの別れでキャンチョメの心に深く刻まれた傷が,ようやく本当の力に変わります.
「フォルゴレに手をだすなー!」と叫ぶ本体! その声に答えて本体とフォルゴレを術から庇う,強い分身! キャンチョメ本体が強い心さえ持てば分身はそれにきちんと答えてくれるというわけで,ようやく見つかった攻撃の糸口.…中身はやっぱりキャンチョメなので相当の気合がなければ行動に結びつかないところがどうにも悲しいし,その右往左往の様子は自分の情けなさを目の前で見せ付けられるのと同じで,本体にとってはちょっとした精神攻撃だったりもしますが(笑)なんせキャンチョメなので怒れば戦いに行くあたりも可愛らしい.

本当に助けたいという勇気を持って,怖いキースに立ち向かうキャンチョメの分身6体.敵の呪文を受け止められる程度に丈夫な上に,数が多いので近寄られてしまうと敵は攻撃の来る方向が大変読みにくいのが厄介.楽なのは遠くからまとめて潰すこと.キースは折角高い柱の上に登ったんだから一挙に大技で地表を潰すべきだったのに,さっきまでの情けなさに油断したのが運の尽き.キースの伸びるパンチにキャンチョメたちが取り付いて,なんだかとっても情けない超接近戦がはじまります.
取り付いて頭突きを食らわせて,手の連中を同士討ちで落とされた隙に足を塞ぎ,そっちに意識が行った隙に再び手を封じる,キャンチョメたちは数を頼りに柱の上のキースの動きを妨害しまくり.しかも分身の一部はちゃっかり本を燃やしに行ってるから呪文を出す隙もろくにない.思ってもいなかったキースの大ピンチ! 強い攻撃呪文のないキャンチョメらしい活躍ぶりが,らしくて面白くて素晴らしい.
思いもよらない仲間の大活躍に応えて,援護のなくなったブザライに襲いかかるのがガッシュ.大きな体の懐に入ればパートナーを巻き込むことを恐れたブザライは攻撃できなくなる.清麿がそう踏んだがゆえの特攻! ラウザルクなしに身体能力だけで敵の術をかいくぐるガッシュの戦闘センスはなかなかのもの.これまで,気力だけを頼りに散々無茶して磨いてきた戦いのセンスは全ての攻撃を避けるほどのもので,ついにはカーズのところに到着.清麿の計算は確かに当たって,ブザライは術を出せないけれど….

さて,すごくいいところなんですがその頃の他の仲間の様子についてここでまとめておきます.ティオと恵,ウマゴンとサンビーム,そしてエルの5人パーティなんですが,なぜか恋の花が咲きました(笑).崖の中腹にいるエルをサンビームが助ける最中に唐突に咲き出すため,観客に回った恵たちも視聴者もびっくり.この程度の人命救助ならこれまで何度も見てきたはずなのに,あまりにもいきなりな意気投合ぶりが面白い.…両者とも国から一人出てきているのは同じで,寂しかったのかな(笑).
ロープを伝って上がってきたときには,どうにも正視しにくい何かを完成させているサンビームとエル.魔物の気配を探知できるモモンはとりあえず置いておいて,一刻も早く清麿たちに合流するべき,という結論は正しい.でも,ここで2人で愛を育むあたりはたぶん大幅に間違っている…(苦笑).特にお年頃の恵とティオにとっては明らかに目の毒.で,そんなところにやってきた新たな敵の気配! そしてサンビームの行動がかなりおかしくなっている気配!

敵のサイズと攻撃の特性を見極めた上,ガッシュをブザライの懐に潜り込ませた清麿.そこにいるカーズの本さえ奪ってしまえばブザライを無力化できるという見込みは大当たりなんですが,肝心な部分の戦力分析の不足で折角の作戦大失敗.いきなりカーズのかかと落としを食らい,ガッシュ撃沈! 小さな子どもに容赦なくテコンドーを食らわせるカーズ恐るべし.…こんなところにテコンドー使いがいるという不運を招いたのは,やっぱり清麿の不運だろうか.
本を消せなかったガッシュたちはブザライに反撃されて状況はさらに悪化.その上キースまで自由にされて,折角のキャンチョメの頑張りがすっかり無駄に.さっきはブザライの妨害をかいくぐってキースを先に潰しておくべきだったけど,今となっては時間は元に戻らない.
キャンチョメからの攻撃というか辱めに怒ったキースは,元凶である本体を潰すためにギガノ・ギニスを放つ.けれど,ぼろぼろになってるのが本体,という判断は大間違い.この場では服を汚す程度で話が収まってますが,分身にポルクを組み合わせたりするとさらに敵を幻惑できそうだ.
どうにも邪魔くさいキャンチョメを一気に潰すためにキースはブザライに広範囲攻撃をさせる.巨大な体がコマのように回転する重量感と迫力溢れる映像が素晴らしい.回転し荒れ狂うブザライのコマを止めるため,ラウザルクつきのガッシュは飛び込むものの力及ばず失敗.竜巻の中,吹き飛ばされる小さな姿が,キャンチョメの目の中でキッドに繋がる….
キャンチョメにとっては相当根深いトラウマになっていたらしい,キッドのリタイヤ.あの悲しみと悔しさを再び感じることがないように,分身たちは集まって受け止めて仲間たちを自分の力で守る!「僕が守るんだ!」と覚悟したキャンチョメの心は,今この場にいる誰よりも強い! …そんな強いキャンチョメたちの見せる見事な連携については,次回に続きます.

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