« 金色のガッシュベル#146 | トップページ | 練馬大根ブラザーズ#8 »

3月中旬アニメ雑感とか新番チェックとか終了感想とか

年度末の目まぐるしい日々を皆様いかがお過ごしですか? 自分は激しく締切りに追われております.深夜残業や休日出勤が日常になるこの時期は大変辛いですが,なんとか無事に四月を迎えたいものです.
3月ともなればたくさんの番組が終了するわけですが,1月の特番からはじまった平日昼の1時間帯番組,「ライブドアショック」もそろそろ第1部のクライマックスを迎えるようです.これに関しては本当はもうちょっと早目にクライマックスを迎えてもらいたかったんですが,随分無理やり引っ張ったなぁ.今週の放送が不謹慎ながらも楽しみです.

---
さて,まずは現在消化できていて感想をかけそうなものについて短評を.今期は大量にアニメが終了するので追いかけるのがなかなか大変.ついつい次期に続きそうな作品は視聴を後回しにしてしまいます.…続きそうなのがあまりないのが,いかにも大改変期直前って感じだ.

<日曜>
 ○マイメロ,Canvas2,よみがえる空,エウレカ
 △Fate,マイネリーベ2

シリーズ終盤らしい追い詰められた状況でもやっぱりボケてる「マイメロ」.物語の主なドラマは人間たちとクロミとバクが担い,マイメロさんを含めた残るクリーチャーたちはあくまでにぎやかしに専念しているところが,物語全体の見通しを良くしていて素晴らしい.…それでいいのかどうかは別の話として.手堅く展開してきた「Canvas2」もいよいよクライマックスへ.この時期に一度物分かりが良くなったお嬢さんはクライマックスで逆方向に爆走するのがよくあるドラマのお約束なんだけどどうなるか.「よみがえる空」は至極真面目に邁進中.この先がクライマックスに相応しい凄さを見せるかどうかで評価が決まるぞ.「エウレカ」も終盤.爽快にラストを畳むための懸命な店仕舞いが続いています.何はともあれ長丁場をよくここまでよく来たもんだ.
「Fate」は細かいことはわからないながらもキャラに愛着が沸いてきました.「マイネ2」は…もう一息わかりやすいバカにはなれませんか(苦笑)?

<月曜>
 ◎うえき
 △レモンエンジェル

11か月に渡る積み重ねを背負ってクライマックスに突入した「うえき」.序盤はさすがにいろいろと齟齬が目立ったけれど,ここから何がどう転がっていくのか大変楽しみです.声優の熱演も素晴らしい.「レモンエンジェル」だって凄く声優は熱演しています(笑).最初に比べると絶対うまくなったもの! バカ企画ではありますが,その中で生きているキャラたちが実に真面目にやっているところが好感触.

<火曜>
 ○アカギ,ガラスの仮面,クラスター
 △BLEACH

頂上決戦が長らく続く「アカギ」.テンションが高いまま固定されているので見ている側も段々この刺激に慣れてきてしまうわけですが,もちろんこの先にはもう一段凄い展開が待ってるんだよね? 番組終わったら雀ニックはどうなるんだろう….「ガラスの仮面」は終盤に至り脅威のハイペースに.最終話は原作を越えた範囲を描くことができるかな? 「クラスター」は監督の抜けた穴を大好きなまついSDが必死で補ってくれて実にありがたい.大丈夫,面白いよ! 「BLEACH」はオリジナルに迷走中.新たな敵があんまし強そうに見えないのが,今一つ盛り上がり切れない原因の1つじゃないか.

<水曜>
 ○キン肉マンII世
 △かしまし

「II世」は折角こんなに面白いのにきっと皆見切ってしまっているのだと思うと無性に悲しい.ケビンの父に対する愛憎や,キン肉マンの血に対する万太郎を含めた全ての超人たちの思いは見事クライマックスに向かっています.「かしまし」は外見がいくら愛らしい娘さんでオネニーサマで人畜無害そうだとしても,中身があかほりだと思うと感情移入ができないんですがどうしたらいいんでしょうか.あかほり作品のアホっぷり発情っぷりが大好きなのが,今回は完璧に裏目に出てしまいました.

<木曜>
 ◎怪
 ○ビィト,舞-乙HiME
 △ソルティ

「怪」は…いきなり何がどうしたんだ? これまでは東映らしいダメっぷりを如何なく発揮していたわけですが,化猫に入っていきなり東映の素晴らしさが如何なく発揮されてびっくりです.こんな突拍子もない化け方があるから,どうしても見切ることができないんだよなぁ….「ビィト」は半年分のクライマックス.敵本拠地へ攻め込むあたりはお約束の塊なんだけど,これまで真面目にゲストキャラの普段の様子を描いてきたことが一気に報われている感じ.シャンティーゴにどんな未来が待つのか大変に気がかり.「舞-乙HiME」は未だ解けぬ謎とともにクライマックスへ.一度沈み込んだ感情は光に向かっているから,前シリーズみたいな怒涛の辛さがないのがうれしい.「ソルティ」はなんかとんでもない方向へ.AICはちゃんと美少女を持ってきたのに,ゴンゾが持ってきたのは鬱ですか?

<土曜>
 ○マモル,プレイボール2,シュガルン
 △ガイキング,タクティカルロア

作画に難がありながらもちゃんと楽しめる「マモル」は偉い.キャラがしっかり立ってるから掛け合いを聞いているだけでもおかしい.「プレイボール2」は格上の強敵を倒すためにやれるだけのことをやる諦めの悪さが素晴らしい.口が悪くて態度もでかいけどやることはきっちりやる倉橋みたいになりたいよなぁ.「シュガルン」はオープニングが示唆するこの先の激動に備えて小休止? ショコラは随分大人になったな.
「ガイキング」は作り手が精一杯頑張ってるのはよくわかるんだけど,なかなか品質の維持ができないのが辛い.今時のアニメとしては脇の個性が弱いのも気になる.「タクティカルロア」は惜しげもない大サービスとか敵の変態ぶりも素敵ですが,なんといっても海戦シーンが異様に燃えます.これくらい大げさに豪快にやるのもアリだと思う.

---
次は新番組雑感…って,あの1本だけど(苦笑).

△→△ パピヨンローゼ
確信犯なバカ作品.大変に品のない「セーラームーン」パロディであったあのネタ企画をわざわざ第2期シリーズとして仕立て直すあたりがどうかしています.まさかあの過去を全部あったことにされるとは…それはもうなかったことでいいだろ(苦笑)? 初期設定について知っていると,皆随分と更正したなぁと.地上波放送版なので際どい部分はさすがに画面に出されていませんが,作り手が面白がってやっている各種パロディが妙に笑いを誘うので問題なし.そうかぁ,夢のコラボレーションかぁ.

---
最後は終了シリーズ感想です.現段階で終了評価での傑作が1本確定しました.

3:3:2 今日からマ王
天下のNHKが送るボーイズラブ入門アニメ.原作にあった耽美の大半をさっくりと切り捨ててより広い範囲にアピールする作品に化けさせたのは,その判断がこの長期に渡る放映に繋がったのだと考えれば英断だったと思います.過剰な耽美や品質の追求は作る側に想像以上の負荷をかけますからね.適度に緩い品質で毎週を続け,コメディとドラマメインの緩い娯楽としてラストまでちゃんと走った事実が素晴らしい.野郎に満ち溢れた世界の中で,それぞれに独自の存在感を見せた女性たちも健闘してました.異世界モノの王道とも言えるあの終わり方なら,今後スペシャル番組も作りやすそうだよなぁ….

4:4:1 蟲師
1話完結の上に地上波最終話をあの話で締めてくれたので,全話見ていなくてもこの評価はもう変わらない.これまでの傑作に比べるとやや小粒になりますが,それでもあの品質を2クールに渡って維持したのは偉業と言い切って問題ないと思います.別メディアの原作をアニメにする際には,製作者が変わることによる解釈の変化や集団作業や時間的制約による品質の劣化というのはどうしても避けられないものなんですが,本作の場合は原作の品質を落とさないどころかむしろ原作を物足りなく感じさせてしまうほどにバージョンアップさせているところが凄まじい.アニメでなければできない,アニメならではの特別な何かというのが見られないという1点だけは物足りないものの,これが原作つきアニメの理想的な1つの極地なのは疑いありません.文芸作品好きならば,真夜中にじっくりと楽しめる傑作です.

---
雑感を一気に出してみました.今月はこの先終了感想が増えるはずですが,どこまで書けるかな.

|

« 金色のガッシュベル#146 | トップページ | 練馬大根ブラザーズ#8 »

「アニメ短評」カテゴリの記事

「アニメ終了雑感」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/5112/9065412

この記事へのトラックバック一覧です: 3月中旬アニメ雑感とか新番チェックとか終了感想とか:

« 金色のガッシュベル#146 | トップページ | 練馬大根ブラザーズ#8 »