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「アニメ感想率調査2006春:新番組調査」感想

どうもお久しぶり! 忙しさにかまけてレビューに集中していたらもう終わりそうになっている上に週末にはまた竜王戦も待っているのであわてて新番組好感度調査感想を仕上げてみたいと思います! 光希桃 Anime Stationさんのご厚意で開催されたアニメ感想率調査[新番組評価]についての別口分析.図もあるよ!

ペアになる同期の終了調査感想は以下.
 R'sM: 「アニメ感想率調査2006春」感想
   └R'sM: 「アニメ感想率調査2006春」感想・追加

新番組好感度調査は終了番組調査とはかなり違っている上に既に1ヶ月前のデータだったりするわけですが,2クール以上の作品もそれなりにあるし今期は本数があまりにも多すぎて未だに録画したっきりのものも多そうわけだから選別の役には立つんじゃないかな? まずは自分の出した結果の一部はこちら.

 継続数:42 ( 6 位 )
 継続ライン:2.31 ( 241 位 )
 見切り数:4 ( 149 位 )
 ハマりやすさ:0.00% ( 206 位 )

多量見傾向の上に高得点をつけないといういつもの芸風が炸裂しております.でもやっぱりたった4話程度で「大好き」は無理だよ…(苦笑).あの調査から1ヶ月経った今だと,レビューやってる2作品に関しては「大好き」をつけてもいい気分にたまになるわけですが.

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てなわけで別口です! 以下の図をどうぞ!

縦軸は光希桃さんとこの「視聴済好感度平均(継続平均点)」.横軸は同じ結果から出した「感想界全体印象値」.アニメ感想のコミュニティ全体で見た場合にどの作品に対する評価が大きく聞こえているかを「全体印象値」として出したものです.たくさんのサイトが良い評価を出していれば数値が高く,逆にたくさんのサイトが悪い評価をしていれば数値が低く,評価が真っ二つか見る奴が少ないときに0に近づく…てのは終了番組と同じなんだけど,配点を終了番組と違えているのは前回と同様.
具体的には大好き=4,好き=3,よさげ=2,ふつう=1,(「見てない」=0),うーん=-1,「見切り」=-2,の値を与え,その全体合計点をサンプル全体で割ってます.ちなみにここでは評価に関しては視聴済みの評価のみ信頼するので,「表明不可」=「見てない」扱い.新番組の場合,「見切り」と「うーん」については,「うーんと思っても見続ける限り期待はわずかでも残っているはずだけど,たかが1ヶ月で見切られるのは相当まずい」という私見から,終了とは逆の値を与えています.
でもってプロットしたら…ともかく涼宮超監督が桁違いであったために大幅に右側シフト.おかげで特に下位に関してはいくつか見えない奴が出てきたりとかあまりの密集ぶりでタイトルが見えなくなる奴が出たりしましたが,とりあえず話題の「GUN道」が「べム」の隣にいるってことだけわかれば,まあいいよね(笑).

右上の青は「面白くなりそう」と判断されたもの.終了番組調査と同じ配置を利用しているから「ホスト部」レベルでも作品評価的には相当優秀なんですが,そこからさらに右にぶち抜けていった「涼宮ハルヒ」が滅茶苦茶.見ている奴らを一撃で魅了したのはダンス?それとも謎めいた放映順? 続くのはおなじみ「ホスト部」.少女マンガ原作なのに男性率の高そうなこの調査でここまでの支持を得たのは正直意外.初回が五十嵐監督神だったから,お試しで見てみた視聴者を魅了したのかな.そしておっかない「ひぐらし」や調査終了後も快調に走り続ける「うたわれ」,さらに昨年度を代表する作品の続編「ARIA2」や「マイメロ2」.「ひぐらし」「うたわれ」は両方とも地方局だからかなり立派な位置なんだけど,今期は「ハルヒ」がいるから割食ってしまってる感じだなぁ.

真ん中あたりには今期の有望株が点々と.「いぬかみ」あたりまではある程度安定感があって視聴者も多く,他のファンとも良い交流のしやすい作品たちですね.今期について概観するなら,最低でも「獣王星」から右側の作品には全て目を通しておきたい.

右下の紫は「期待したのと違うかも」.今期ここに足をつっこんだのは「.hack//」くらい.放映前の下馬評と実際に序盤を見たときの印象がかけ離れたってことになりますが,前作も序盤はあんな感じで途中からエンジンかかったんだけどなぁ(笑).全体的には良さそうなものは期待どおり,あるいは期待以上に良かったのだとしたら,今期は一見豊作であるような印象を持ってしまいそうですが…下のほうが大変なことに….

左上のオレンジ方向は「マニアの皆さん」.今期はこの領域に入ってくる作品が比較的多い.チェックすべき本数が爆発的に多かったので,事前情報で自分の好きそうな作品を選んで見たせいではないかと思われます.特筆したいのは左上の「しばわんこ」.感想界全体では見切りのおかげでネガティブに評価されているのに,見ている人に限っては圧倒的な支持を表明している素晴らしいマニア作品.「ミミカ」や「蛙男」なんか「しばわんこ」に比べればまだまだ甘い.

左下の赤はよろしくありません.今期は本数が多すぎるわけですが,その大部分がこっちに押し込まれているって現状が痛い.どれだけちゃんと作っても,これだけ同時期にやられると見るほうも追いつかないから見切ってしまうわけですよ.ただしこの領域の上位陣では,調査後にかなり持ち直したり本領を発揮しはじめた作品も多いので要チェック.「シムーン」「ガラス」「銀魂」「スパイダー」あたりは個人的には調査当時よりも良くなっている感じがします.ああ,「デジモン」がこんなところにいる(苦笑).
そして今期本当の意味でヤバいのは「武龍2」から左下に来る連中.画面外には「モンチッチ」が誰にも見られずにひっそりいたりしますが割愛.アニメ感想界とはターゲットの違う「ハム太郎」「BJ21」「妖逆門」あたりはまだいいとして,「ひまわり」「ディスガイア」「ソウルリンク」あたりはこの先が大変に心配だけどもうさすがに手遅れかなぁ….ちなみに左側画面外には「エア・ギア」がいるんですが,これは同時間帯の「ホスト部」との比較,あるいは「ホスト部」を見逃した恨みによって(苦笑)そんなことになったのではないかと思われます.

さらなる図とかランキングについては,また別の記事で!
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(6/16追記)続きアップしました!
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