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2007年3月終了アニメ雑感・2

前からわかってはいたけど3月は,あまりにも凄い勢いで作品が終わっていくのでなかなか追いつけない(苦笑).しかも新番組が明日からはじまりやがるので,とりあえず凄い量になる前にまたまとめておこうかと思います.1回目分はここ.今回分で一番気に入ったのはやっぱし「ヤマナデ」の後半かな?

今回短評を出した作品は以下の通り.

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古代王者恐竜キング#7

恐竜パニックテレビ局!

賞金100万円とトリケラトプスのゴールドフィギュアが勝者に与えられる,テレビ局主催の小学生恐竜クイズ大会.フィギュアが欲しいリュウタはマルム・レックスとともに大会に参加することにしたの,対戦相手は賞金百万円が欲しい,小学生に仮装したアクト団のウサラパたちだった.
テレビ局内のスタジオで収録されるクイズ大会.恐竜には詳しいリュウタたちでも,クイズの特訓をしてきたいい大人相手では苦戦気味だ.しかも卑怯なアクト団はマジックハンドを使って回答を妨害し,レックスを回答休みにしてしまう.大人気ない激戦の続くテレビ局内の別のスタジオでは,また新たな恐竜が実体化していた.

メインで動く登場人物たちの紹介も一通り終わって,そろそろエンジンのかかってきそうな「恐竜キング」.キッズ向け長期ものの序盤はキャラ紹介のために淡々とした話が続きやすいけど,そこで切ってしまってはその先にある本当の面白さを見逃すことになるというもの.手間をかけて面白いものを自分の目で探す気持ちがあるならわかってて耐えるべき段階は…そろそろ越えたかな?
今回は映像面がとても楽しく遊んでいて,話は他愛ないんだけれどともかく動きのキレがいい.オーバーリアクション気味の騒がしさは画面を見ているだけで凄く面白い! さらにシンプルなデザインのキャラたちになんとなく艶が出てきているのも見所.当初設定に対するこういうアレンジが出てくると,何でもない画面でもどんどん華やかに見えてくるんだよな.

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2007年3月終了アニメ雑感・1

ちょっと早すぎる桜咲く3月は別れの季節というわけで,今週はこれまで楽しんできたアニメの最終回が目白押し! 一度に書き上げるにはあまりに数が多いので,いつものように,ときどき最終回感想集としてまとめて短評を出していきたいと思います.
このサイトではすっかりおなじみの3面評価.自分自身がどこまで楽しめたかを<私見>,この作品をどの程度他人に薦められるかを<一般>,作品中の電波濃度がどの程度濃いかを<電波>としてそれぞれ5点満点で点をつけてきたんですが,今回から5点区切りに加え,それぞれ+-もつけるようにしてみました.
自分としては<一般>で3以上の作品は大抵の人が楽しめる作品じゃないかと思っていますんで,作品選びの参考にしてみてくれるとうれしいです.逆に3-以下の作品はかなり人を選ぶだろうと考えてつけているので,ネット世論と自分の意見が食い違ってもあんまりくじけなくていいと思うんだ(笑).

今回短評を出した作品は以下の通り.

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デジモンセイバーズ#46

「世界は既に救われていたの巻」

イグドラシルをついに殴ったマサルに向かって,自分こそが本当の大門スグルであると告げるバンチョーレオモン.俄かには信じられない突拍子もない話だが,その証拠として彼は父でなければ知らないはずの過去の記憶をマサルに示す.今バンチョーレオモンの体には,彼自身の命とともに行方不明となった大門博士の命まで宿っているというのだ.
10年前に旅立った大門博士は,旅の途中でバンチョーレオモンと出会って友となり,ふたりでデジタルワールドを流離った末についにイグドラシルとの対面を果たした.しかし倉田の侵攻と大虐殺の責任をとって幽閉の身となり,10年後のメルクリモンの死によって死刑に処せられることが確定する.いくら彼が息子の成長を見届けるまでは死にたくないと願っても,その運命を避けることは不可能に思えた.

物語も終盤.ついにここまで伏せられていた重大な事実が明らかになった上,壮絶なお約束へと突入していく「セイバーズ」! 前半はバンチョーの登場とその強引さによってちょっと面白くなってしまうものの,それは終盤の熱く苦い展開を引き立てるための意地の悪いスパイス.…こういうギャグ・コメディとシリアスのコンビネーションは本作では何度も使われてきたテクニックですが,ここまで思い切りやられるとどんだけあざとくてもキツいです!
10年前から今に至るまでの出来事は既にかなりの部分が明らかとなっていますが,大門博士とバンチョーレオモンが辿った軌跡の暴露によって滅茶苦茶な事実が明らかに.大門博士はその存在と命でもって既に人間界を救っていた! …さすがマサルの父,もう反則の塊だなぁこの人は(笑).けれどこの暴露こそ壮絶な幕引きへの前フリ.バンチョーレオモンと大門博士は,師匠であり父である以上に凄く黒い兄弟だった(苦笑)!

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古代王者恐竜キング#6

いつでも誰でも女性は強い?

母が留守3日目の古代家の室内は大変なことに.残された男たちは散らかし放題あるいは片付けないから,中はもう滅茶苦茶だ.これを見つけたマルムは怒り,母が戻ってくるまでに全部片付けなさいと男たちに厳しく命令する.しかし掃除なんかしたくないリュウタたちは,マルムとパラパラを家に置いて研究場へと逃げるのだった.
その頃アルプスでは新たな恐竜が出現.アクト団はウサラパたちを現地に送る.大変に不安な飛行機で到着した彼女たちが発見したのは卵を暖めるマイアサウラだった.墜落する飛行機がかすめて攻撃されたと猛るマイアサウラ.運悪くそこに転送されてしまったリュウタたちは,卵を守ろうとする母に襲われてしまう.

映像面は相当濃いけれど物語もキャラも案外軽い「恐竜キング」.今回の主役は紅一点のマルムさん.きっぱりでてきぱきで手厳しくしかもちゃんと女の子である彼女は,この手の作品では典型的な行動派ヒロインそのもの.今時の作品には珍しく特殊なアレンジが加わってないのが…案外このスタッフらしいかも.勇者シリーズ初期3部作のメインヒロインたちは,どの子もヒロインの典型をきっちりなぞってましたからね.
そんな彼女の今回の敵は,どうしようもない味方の男たち(笑).でも同じようなダメ人間から見ると,,部屋を散らかしたらちゃんと掃除するべきという教訓をその身で示す母親じみたマルムさんよりも,誘い合わせて掃除から逃げ出す男たちの方がやっぱりどうしても共感できるし魅力的(苦笑).偉く濃いおんぼろ飛行機のパイロットとか,どんどん扱いが悪くなる古代博士とか,笑いどころもちゃんと充実しています.

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機動警察パトレイバー#47

「いつか別れの時が来るまでの巻」

特車二課の新たな顔として活動を開始したAV-ゼロ.真面目で有能な第1小隊が運用する新型機の評価は日々高まるばかり.そんな複雑な日々の中,突然野明が東京から姿を消してしまった.ゼロの台頭に大好きなアルフォンスとの将来の別れを感じた野明は耐え切れず,無断で北海道の実家に戻ってしまう.
仕事は最高と言いながらも,いきなり家に戻ってきた理由については親にも話さない野明.彼女は自転車で思い出の場所へと一人出かけた.幼い頃夕焼けの中で大好きな犬との別れに泣いた初代アルフォンスの墓.あの時の悲しみと今自分が感じているものが同じだと気づいた野明は,3代目も初代と同じように最後まで愛することを心に決める.苫小牧まで迎えに来た遊馬とともに東京に戻った野明を待っていたのは,大切な愛機とテロ事件だった.

終わり別れることは悲しいし寂しいけれど,別れを迎える前に得たり与えたりしたものは確かに残ると静かに語る「パトレイバー」.とうとうテレビシリーズの最終回! とりあえずの別れを迎える2話連続の後半は,消え行くものに対する愛情について語ります.別れる寂しさをついに克服する野明や,そんな野明を支える遊馬や仲間たち,そして常に見守ってくれた後藤隊長ともこれでお別れと思うと寂しいけれど,全話全力で見直した今ならばもう悔いはない!
メディアミックスの初期の大成功例として取り上げられる本シリーズですが,その中ではテレビシリーズはあまり良いものとしては扱われていません.精緻で作家性の爆発する初期ビデオや映画,健全な近未来SFとして独自の悪役像を描ききったコミックに比べると,テレビアニメは粗は目立つしテーマもネタも薄いし…けれど子どもから大人までの広い支持を得たのは,間違いなく適度な薄さでバラエティに富んだこのシリーズ.間口の広い素敵な娯楽作品の最後を飾るスタッフは,脚本伊藤和典,演出青木康直,絵コンテ吉永尚之と全力の布陣!

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デジモンセイバーズ#45

「殴ったあんたは結局誰だ?の巻」

クレニアムモンを突破して,イグドラシルに逢うために巨大樹を登り始めたマサルたち.途中には数々の防衛システムが待ち受けるが,マサルをイグドラシルの元へと送り込むために仲間たちがそれを引き受ける.イグドラシル内部の通路を伝い,心強い仲間たちの助けによってマサルはついに最上層の大門博士の元へと到達した.
マサルの呼びかけによって姿を現す,父の姿をしたイグドラシル.彼は人間界を消し去るのはデジタルワールドを守るためには当然のことと考えていた.人間の姿をしていてもイグドラシルは神と名乗り,人間界の家族がどうなろうとも構わないと言う.姿はともかく,今のイグドラシルの態度には自分の知っている父の片鱗もない.人を傷つけることを躊躇しない彼の目を覚まさせるため,マサルは拳ひとつで神に立ち向かう.

デジタルワールドの最重要エリア,この物語の震央とも呼べる地に到着し上昇していく「セイバーズ」! 防衛システムを掻い潜るマサルたちを待っているのは父の姿をしたイグドラシル…これまでの酷薄な言動を見る限り,今大門博士の格好をしているあれが本人である可能性は限りなく低そうなんですが,そこが明らかになる今回は,軽快なノリからシリアスなタイマン,そしてラストの凄い展開と,作監竹田欣弘,演出中尾幸彦の仕事がもう濃くて濃くて素晴らしい!
父を殴る今回の件については家族の問題と思い込んで走ってきたマサル.…とはいえあっさり強くなった仲間に追いつかれているのはご愛嬌(笑).しかし自分のために進んで踏み台になってくれた仲間の姿に,彼もようやくこの問題がただの親子喧嘩では済まないことに気づくのです…って今更か(苦笑)!てな感じに今回はいつも以上にツッコミどころ満載なので,ぜひ裏拳を準備した上でご覧頂きたい!

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[雑記] ともかくこのマスクが気に入ったんだ / 終了雑感

あんだけ暖かかったのに今になっていきなり寒くなってどうすんだって感じの昨今,皆様体調など崩していませんか? 今になって雪が降るなんて,もう絶対四鬼門がどっかで開いてたんだと思うんだ(苦笑).でもこんな寒さじゃ,3月中旬がちょうどいいかと花見の計画を立てたって,当日は結局3分咲きで見所なしってことになりそう…まあ,酒飲みは飲めれば花なんかなくていいらしいけど,花がろくに咲けない夜は酒でごまかせないくらい寒いもんだぞ(笑)?

写真は最近見つけた早い桜.

この頃は,まさかこの後で雪が降るとは思わなかった….

最近の寒い日はさすがに量が減ってるんですが,今年は結構前から花粉が飛んでいて大変.まあ,今メインで飛んでいるスギよりも,この先飛ぶヒノキの方が厄介なんですが….花粉はできる限り吸わないのが一番良いことなので,外出の時にはマスクが欠かせないこの春,特に眼鏡者にとって画期的なマスクが登場してましたよ!

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古代王者恐竜キング#5

チームワークとどの口が言う

近所の森に恐竜カードの入ったカプセルがないか探しにきたリュウタたち.レックスはとても状態の良いアンモナイトを見つけるのだが,リュウタの見つけたボールで遊んでいた恐竜たちに壊されてしまった.修復の時だって邪魔なだけだし,レックスは大ざっぱで適当なリュウタのことが嫌になってしまう.
ディノホルダーの反応で,中国・万里の長城付近で恐竜が出現したことを知ったリュウタたち.早速現地に向かうも,アクト団のティラノとカルカロドントサウルスの戦いが先にはじまってしまった.子どもたちが戦いのなかへ走っていこうとする途中,火球を受けて壊れた長城の中にマルムが閉じ込められてしまう.

見ている子どもが驚かぬよう,奇をてらわずにゆっくりと序盤らしい穏やかな物語を繰り返している「恐竜キング」.最初あの大量のアクト団を見たときにはもう悪い癖がはじまったのかとヒヤヒヤしましたが,現場に出るのが下っ端のウサラパ様たちばかりなのでかなり安定しています.3悪党のキャラが凄くベタなのもわかりやすくていい.毎度壊れる乗り物もなんだか楽しみになってきたし(笑).
5話付き合ってきた本作に感じるのは,物語の方がお約束に忠実な割に,キャラの方は随分とドライであること.もちろん主役の3人が仲間なのは間違いないんだけれど,熱い友情とか固い連帯感とか互いを尊敬しあう心とかがほとんど感じられないのが逆に面白い(笑).今後じっくり時間をかけて構築するのか,それともこのドライな状況のままで最後まで行くのか…ラストでもう1回アンモナイト出さないくらいだからなぁ(苦笑).

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機動警察パトレイバー#46

「それは誰も避けられぬ波の巻」

ついに第1小隊に新型機,AV-ゼロの導入される日がやってきた.特車二課にとって時代遅れのパイソンに代わる最新機種の導入は喜ばしいことだが,イングラム以上の機種を隣の小隊が保有することになった第2小隊は複雑だ.中でも野明は入れ替わりに教習所行きとなるパイソンの姿に,言葉にし難い淡い不安を感じていた.
新機種のゼロには,整備班長の榊でも理解しきれないニューロンネットワークシステムが搭載されている.システム的な学習によって手動よりも迅速に最適な動作を選択し実行できるこのシステムは,太田の乗るイングラム2号機との模擬戦で素晴らしい動きを見せた.周囲に被害を与えない動きを自動的に選べるゼロの実力を目の当たりにして,野明の不安は深まっていく.

ついにテレビシリーズ最終エピソード! クライマックスを飾る最後のネタには大テーマである世代交替を選ぶ「パトレイバー」.1話で第2小隊に導入されたイングラムはこの回をもって最新鋭機の名を返上.スペック的にナンバーワンでなくなったイングラムは,今後今まで以上に激しい世代交替の波に揉まれていくことになるはずで…そんな未来を考えてしまう野明は不安になって,かなり大きなミスをやらかしてしまいます.
時間は全てに対し無情なほどに平等で,ロボットも人間も技術もアニメも,新しく美しかったものは例外なく時を経れば古び,後から来るものに追い抜かれていくのが定め.…いつか全てが例外なく過去になり消えていくという恐ろしさは,失うことに慣れていない若者だからこそ強く感じる恐怖なのかもしれません.最終回らしくシリアスな2話連続の脚本は,当然ながら伊藤和典.

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デジモンセイバーズ#44

「気合で砕け不可能の盾!の巻」

父の真意を確かめるために,アグモンとともにデジタルワールドへと向かったマサル.再びゴツモンの案内でイグドラシルを訪れるが,クレニアムモンがその前に立ちはだかる.沢山の人間を苦しめて,神ならば何をしてもいいのかと憤るマサルに対し,人間の可能性を見極めたいと考えたクレニアムモンは,通りたいなら自身の最強の矛をかい潜り最強の盾を打ち砕いて見せろと言うのだった.
クレニアムモンに挑むシャイングレイモンとマサル.最強の盾アヴァロンは堅く,マサルが殴ってもシャイングレイモンがグロリアスバーストを連打してもヒビ1つ入らない.ジオグレイソードも砕かれて,マサルたちはクレニアムモンの反撃で何度も地に伏すことになった.けれどマサルはくじけない.あの盾を砕くためなら何度だって繰り返してやると,デジソウルを強く燃え上がらせるのだ.

危機に瀕する2つの世界を救うためにはまず神と化した父を殴らねばならない…終盤に至り,ここまで真面目に見てきた奴でないとわけのわからない展開になってきた「セイバーズ」(笑).人間界を滅ぼすつもりのデジタルワールドの神・イグドラシルがマサルの父である大門博士の姿をしていたため,こんな不思議なことになっております(苦笑).
今回マサルを試すのは人間を滅ぼすことには批判的だったクレニアムモン.イグドラシルを守る最強の盾に向かってマサルは愚直に拳を振るいます.表面的にはマサル側がともかく劣勢.けれどデジモンにとって人の強い願いは自由意思を乱すものであることは既におなじみ.デジソウルを極めた純粋で強い意思は超強力な洗脳電波みたいなものだろうから,そんな精神攻撃を間近から食らってよく耐えたもんだとクレニアムモンを褒めたい(笑).

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古代王者恐竜キング#4

似た者同士の腹減り迷子

南米・アマゾンでまた新たな恐竜が出現した.ディノホルダーでそれを知ったリュウタたちは早速現地に向かうが,リュウタが転落したことで一同はガブとはぐれてしまう.ディノホルダーも水に落としたために動かなくなり,リュウタたちはガブの居所がつかめなくなってしまった.
新たに出現した恐竜をそっちのけにして,ジャングルの中でガブを捜すリュウタたち.けれど程なく今度はリュウタまでレックスたちとはぐれてしまう.さらに仲間ふたりが行方不明になったレックスたちの前に出現したのは,サルタサウルスとそれを捕えるためにやってきたアクト団の3人組.彼らはサルタサウルスに向かい,手駒のスピノサウルスをけしかけた.

まだまだ序盤で世界観やルールの説明が中心の「恐竜キング」.3話かけて主役たち全員に恐竜を持たせてそれぞれの特徴を示すのはとりあえず終わったので,今度はこの先しばらく続くであろうアクト団とのカードの取り合いについての大まかな流れを示し,毎度揺ぎ無いお約束パターンってのをいち早く作り上げねばなりません.
しかし!この制作会社は伝統的にお約束パターンを守るのが割と苦手(笑).子どもたちに深いメッセージを送るのだという名目で実質は形だけキッズ向けだけど中身は複雑怪奇に大爆走ってのが多いので,この作品もどこまでお約束を守れることやら….無限ループはマニアな大人にとっては退屈だけど,本気で一般の子どもたちを取り込む気なら,飽きるほどそれを繰り返す堅い覚悟が必要なのです.

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機動警察パトレイバー#45

「だからあたしはここにいるの巻」

自衛隊の富士総合火力演習を見学に来た第2小隊.篠原のAVシリーズで,イングラムとはほぼ同様の構成ながらも充実した重火器を扱えるヘルダイバーに太田の目は釘付けだ.しかし自衛隊が目をつけていたのは野明の方.格納庫に招きヘルダイバーにも乗せた上,優秀な人材を求めているのだと強烈に勧誘してくる不破に野明は驚き戸惑う.
思ってもいなかったスカウトを受けた野明の心は大きく乱れた.確かに自衛隊の方が資金面や待遇は恵まれているからレイバーの操縦には今まで以上に習熟できるだろうし,誰かの役に立つ仕事であることも警察と同じだ.けれどそれでもどうしても転職する気になれない野明は,上の空で仕事をしてしまったために大きなミスを犯してしまう.

1年に渡る近未来物語もついに終幕へ.ゲストたちの物語を片付けながら最終エピソードの下ごしらえをはじめる「パトレイバー」.南雲隊長の友達で自衛隊の辣腕隊長である不破さんもまた,この物語を支えてくれた功労者の一人.これまでは非日常の戦場の中で時折すれ違うばかりだった2人の戦う女性が,ついに日常の中で接触することになります.
レイバーに乗って人を助け人の役に立つ2つの仕事.このよく似た2つの仕事の差は,乗っているレイバーの違いよりも案外と大きなものでした.当初はレイバー大好きでアルフォンスのことしか考えてなかった野明だけど,その中ではちゃんと警察官としての正しい資質が芽吹き,彼女の背骨を真っ直ぐ貫く柱となっていたわけです.次回に向けて彼女の心を掘り下げていく物語は横手氏の脚本.絵コンテ・演出は元永氏.

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[雑記] 声優アワード答え合わせ / 終了雑感

なんかこのスタイルの雑記は久しぶり! いろいろあってレビューの遅れに追いつくだけで一杯一杯だったんですが,「パトレイバー」放映が先週分で終了したことでなんとなく追いつく目処がついてきました.とはいえすぐに4月新番組がやってくるからなぁ…(苦笑).今のところ次期は「恐竜キング」継続で,残りは「パンシャーヌ」と「大江戸ロケット」あたりで落ち着きそうな予感.特に「パンシャーヌ」はどう転んでも面白い予感しかしないので,今から凄く楽しみにしてますよ!

さて,頑張った割には相当外した声優アワードの予想結果について.実際の結果は公式サイトの結果発表のページをご確認ください.…新人とサブについてはいきなり2人ずつ選抜されていてちょっと面白かった(笑).
総評あるいは負け惜しみとしては,今回のアワードは初回ゆえにアワードではなく,実際はここ3年分くらいの継続した実績を評価する場になっていたということ.外してしまった部分についても3年間の実績から評価したんだと言われたら納得できる部分がかなり多かった.それから,自分は81プロデュースとはちょっと相性悪いのかなぁとも思った(笑).(以下敬称略)

<新人賞 男優部門>
柿原 徹也と森田 成一が受賞.他の候補に比べ実績的には物足りないと思われた柿原氏の受賞には正直かなりびっくり.これはブライト様での継続した活躍が効いているのかな.森田氏は3年分の実績評価としては順当.今年度の「BLEACH」はオリジナルのせいで本当にダメだったけど(苦笑)昨年度は凄く良かったし,つたない新人がつたないながらも主役として花開いていく様子もよくわかったもんな.

<新人賞 女優部門>
鹿野 優以と平野 綾が受賞.これまた他の候補に比べて実績の足りない鹿野氏の受賞にびっくりだ(笑).今回の新人賞の選択では,本当に今年度なんとなく芽が出てきた新人と,新人というにはちょいと難しい実力派若手の2人を選んでいる感じなんだよな.平野氏は◎だったけど,そもそも選ばれないわけがないくらいの鉄板だったしなぁ.

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デジモンセイバーズ#43

「罪なき子たちを救いたいの巻」

マサルたちをデジタルワールドに送り出しトーマを家族のところへ行かせたヨシノとイクトは,ゴーストタウンと化した横浜に留まって家族を待つ大門家を守っていた.災害の中心地にただ一軒取り残された大門家の間近には大竜巻が襲来し,デジタルワールドで巻き込んだデジモンたちを落としていく.そこに落とされた幼年期のデジモンたちの中に,あの懐かしいピヨモンが混じっていた.
以前自分と心を通じ合わせたピヨモンとの再会をチカは喜ぶものの,一度デジタマに戻ったピヨモンにはあの頃の記憶はない.それでも困っているデジモンたちを放っておくわけにはいかないからと,大門家で皆を保護することが決まる.幼年期のデジモンたちは居候の遠慮も知らず家中で縦横無尽に大暴れ.まったく落ち着きのない子どもたちの気ままな行動に,ヨシノもイクトもひどく翻弄されてしまう.

根性気力がそのまま力となるからこそ,最悪な事態をひっくり返すための心の強さを求められている「セイバーズ」.単独でデジタルワールドに向かう明らかな愚行を止めることもできないどころか,雰囲気と気合に呑まれて言いくるめられるようでは絶対にロイヤルナイツには勝てない.他人に何を言われようとも揺るがず怯まず己を通す強い精神がなければデジソウルの極みには達することができないはずなので…置いて行かれたのはある意味当然なわけですね(苦笑).
破滅の縁にある世界の中でものんきな展開を見せる今回の見所はやはりピヨモン! 12話で人間界にやってきた彼のデジタマがイクトたちやメルクリモンを人間界に呼ぶことになり,いろいろあって現在のこの大惨事へと繋がったわけです.もちろん倉田の存在で遠からず破滅が訪れるのは間違いなかったけれど,あの件がなければDATSと国家機密省の間に亀裂が走るのももう少し遅くなっただろうし,そうなれば倉田が羽柴長官に取り入るのも事前に阻止できたかもしれないし…けれど,どんなに悔やんだって時間は戻りはしないんだよなぁ.

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古代王者恐竜キング#3

恐竜がそんなに犬らしくていいのか?

それぞれに自分の石板と恐竜を手にいれたリュウタたち.小さな恐竜たちを犬と言い張って飼うことにした彼らだが,レックスとエースはちょっとしたことですれ違って仲が悪くなってしまった.そんな中,ディノホルダーに新しい恐竜反応が出現,リュウタたちは揃ってロンドンへと向かう.
今回恐竜が出現したのは,ロンドンの大英博物館.写真に映った石版らしきものを確かめるために古代博士も既にここに赴いていたのだが,石版は一足先にアクト団のウサラパたちが手に入れてしまった.残るはカードから恐竜に戻ってしまい,博物館中を逃げ回るサイカニア.かくしてアクト団とリュウタたちのサイカニア争奪戦がはじまった.

変に大人に媚びることなく,子どもしか喜ばないような話をそのままやる開き直りっぷりが凄く面白い「恐竜キング」.キャラにしてもネタにしてもガチでキッズしか狙ってないのがよくわかる潔い作りで,逆に大人にとっては急激に敷居が高い作品になっているのが素晴らしい.3話にしてウンチ食うなんて,作り手の本気っぷりが嫌になるほど伝わって来ますよ(笑)!
てなわけで今回の見所はレックス君とエースの間抜けな仲違いを中心に,サイカニアが大英博物館の中をあっち行ったりこっち行ったり…また人類の重要な遺産がいろいろ台無しにされていますが(笑)前回ほどのインパクトはなし.見た目こそ可愛らしいもののあらゆる面で犬並みのチビ恐竜たちは,中身が人間のようなモンスターではなく,人とは別種の動物として描かれていくようです.

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2006声優アワード適当予想

主に「時かけ」のおかげで賞レースがとても面白かった今年度のアニメ界.商業作品対象で残っている大物は東京アニメアワードくらいかな? さて,今日は3日(土)に行われる声優アワードについて,時期を逸して風化する前に予想などやって楽しみたいと思います(笑).
「その年度に「最も印象に残る」声優や作品を対象に、その業績を称える本格的な、声優を対象とするアワード」ってな目的で新設されたこの賞.「最も印象に残る」な時点で年度中に話題になる作品にメインで参加していたかどうかの影響は大きいはずで,今年度話題になった作品と言えば「涼宮ハルヒ」で…「ハルヒ」勢がどこまでこの賞を席巻するかがやっぱり見所だろうなぁ.(以下敬称略)

まずは新人賞.

<新人賞 男優部門>
×入野 自由 (実績○,新鮮○)
  小野 大輔 (実績△,新鮮○)
  柿原 徹也 (実績△,新鮮△)
杉田 智和 (実績◎,新鮮△,話題性○)
  鈴木 達央 (実績○,新鮮△)
  寺島 拓篤 (実績△,新鮮○)
  羽多野 渉 (実績△,新鮮△)
福山 潤 (実績◎,新鮮×,話題性○,主役向き)
宮野 真守 (実績○,新鮮○,話題性○)
  森田 成一 (実績○,新鮮△)

「ホスト部」「デスノート」で連続して実績を出した宮野真守を一押し.この先も,役柄はかなり選ぶけど主役として花開いていきそうな将来性が魅力.対抗は「ハルヒ」勢の杉田智和.この人は今まさにブームを迎えつつあるけれど,やっぱし主役よりは脇で輝くタイプだと思う.福山潤は今更新人賞じゃなくてもいい気が…(笑).大穴は迷ったんだけど,主役実績から「アイシールド21」の入野自由を.

<新人賞 女優部門>
  鹿野 優以 (実績△,新鮮○)
  喜多村 英梨 (実績△,新鮮△)
小清水 亜美 (実績○,新鮮○,サブ向き)
小林 ゆう (実績○,新鮮○)
×斎藤 桃子 (実績△,新鮮○)
  酒井 香奈子 (実績△,新鮮△)
  茅原 実里 (実績△,新鮮○)
平野 綾 (実績◎,新鮮△,話題性◎,主役向き)
  牧野 由依 (実績○,新鮮△,主役向き)
  宮崎 羽衣 (実績△,新鮮○)

女優部門は本命以外が難しい.平野綾が受賞するのはたぶん間違いないと思うんだよなぁ(苦笑).今年度という括りからすると,バラエティ感のある色々な役柄をいい感じにこなした小清水亜美が対抗.さらにバラエティ感がありすぎる様々な役柄を体当たりでこなした小林ゆうは,将来の名人候補だとは思うんだけど…(笑).大穴にはその独特の声質が余人には代えがたい斎藤桃子を.

次は各賞.両方とも本命が鉄板な感じ.

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