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古代王者恐竜キング#12

転がるように最悪の事態!

父のディスクを壊した罪を物言わぬガブに押し付けようとしたのがバレて,トイレ掃除3日間を命じられたリュウタ.自業自得で嫌々掃除していたら,ディノホルダーに新たな恐竜反応が出現する.場所はハワイに近い太平洋の中央部.トイレ掃除が嫌なリュウタは仲間たちとともに早速現地に向かったが,そこは本来島など存在しないはずの場所だった.
島のジャングルの中に転送されたリュウタたち.そこでは既にアクト団のティラノとケラトサウルスの戦いがはじまっていた.そこにはいつものウサラパたちの他にも彼らの仲間たちらしき姿も見える.負けたケラトサウルスのカードを拾うレックスがエドたちに見つかり,子どもたちは島の地下,アクト団の基地の中に逃げ込んだ.

マイペースに着々と物語を積み上げてここまで来た「恐竜キング」.毎度邪魔しにくるアクト団とは一体何者なのか,彼らが持って行ったカードは一体どうなっているのか,大きな疑問が溜まってきたところで今回は,敵の本拠に子どもたちをいきなり送り込み,子どもたちの冒険を通じて敵の姿をより詳しく描き出します.最初はいつもの調子の気楽さで,しかし終盤にはどんどん事態が深刻化して…!
ともかく今回は後半の緊迫感が神懸り.ちょっとした逃避だったはずが転がるように状況が悪化していく暗黒ジェットコースターっぷりは,演出と絵コンテに入る菱田氏の凄い技術の賜物でしょう.序盤がどれほど緩くても,絶対にどこかで我慢しきれずに化けると信じてきた視聴者の期待に一気に答えるかのような素晴らしい出来.終盤での「陰陽」クラスの緊迫感も最高! …絶対にやってくれると信じてついてきて本当によかった!

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美少女戦麗舞パンシャーヌ#3

最後だけいい話っぽくしとけばいいよね

宇宙とご近所の平和を守るためにパンシャーヌに変身することになった由美子.けれど警察官である義理の弟の清には,変質者の一種だと思われていた.そんな清からパンシャーヌが罠にかかったと連絡が入る.驚いて駆けつけた由美子が見たのは,幼稚な罠にかかったまま寝ている,パンシャーヌの出来の悪いコスプレをしたゴリラのような男だった.
こんな汚いのをパンシャーヌだと思われるのが嫌な由美子は,変身して自分の知性と美貌を清と家族に見せつける.成り行きで健康を祈ることになったのを怪しむ清は必殺技で片付け,好奇心旺盛な家族もしっかりと追い払った上,パンシャーヌは汚い偽者の正体を確かめようとするのだった.

「美少女」「セレブ」とタイトルの半分が大嘘である「パンシャーヌ」.特に美少女の方はそれを期待して本作を途中から見た奴は結構がっかりしそうな看板倒れっぷりだけど…騙されても,面白いから皆も許してはくれないか.そもそも魔女っ娘ものは偽りと現実のギャップを楽しむもんだし(笑).今回はそんな偽りのスーパーヒロインの偽物が登場.これがまた…なんて凄まじいキャスティング(苦笑)!
夜の営みの直前で痛い目に遭わせてみたり,義理の弟を必殺技で吹っ飛ばしたり,豆を飛ばしたり.終盤で急にいい話になり妙な余韻を残しながらしみじみと終わっていくため,もしかしていい話だったんじゃないかと勘違いしてしまうかもしれないけれど…皆騙されるな,御大がやりたかったのはあくまでも中盤までのはっちゃけ部分に違いないんだ(苦笑)!

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[写真] 花をもらう / 終了雑感・開始雑感

あと少し頑張れば長期休み! あるいは長期の休日出勤になりそうな昨今,皆様いかがお過ごしですか? 自分はせっせとゴールデンウィークに実家に帰る準備などしつつ過ごしております.…いや,実は向こうがかなり洒落にならんことになっているので,いきなり更新が中断した場合には,感想書きに燃え尽きたのではなく,そっちが本当に大変なことになったのだなと気遣っていただけると大変ありがたい(苦笑).

写真は,もらったのをコレクションの龍の花器に入れてみた.

4月で異動となり,今までの部署を離れることになったので送別会をやってもらったときにもらったもの.そういやこれまでの異動では,組織解散とか吸収合併とか,これまであまりにも普通でない離脱ばかりだったから,こういう普通の送別会ははじめてかもしれないな.
新部署はかなり大変そうなところだけれど,一向に興味が持てないものを漫然と続ける退屈の方が正直キツいので(笑)新しいことを適当に覚えていこう.…あ,分量はともかく,レビューそのものはこの先もやめないで続けるつもり.やらない奴には理解しがたいだろうけど,自分の好きなものをじっくり見て整理して,人に伝わるように書くってのは相当面白いし,心休まるものなんだ.

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今回短評を出した作品は以下の通り.

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古代王者恐竜キング#11

お前らもう秘密にするの面倒くさくなってきてるだろ

ヨーロッパのリゾート地,モナコ海岸に恐竜が出現.リュウタたちDキッズは早速モナコ入りして恐竜を追おうとするのだが,魚を主食とするスコミムスが漁場どころか船まで荒らしていた上,腹の減ったエースが勝手に売り物の魚を食べてしまったため,リュウタたちはスコミムスの仲間と思われて,漁師たちに船に閉じ込められてしまった.
取り上げられたディノホルダーに古代博士からの通信が入ったことで,一応は身の潔白を証明することができたリュウタたち.けれど漁師たちは恐竜がこれ以上この港に増えることを嫌がり,スピードに優れるカルノタウルス1頭だけがスコミムス追跡に当たることになった.

自己紹介と地固めの1クール目もそろそろ終盤.前回は結構大事になったはずなのに,なぜかいつもの基本パターンをきれいになぞる「恐竜キング」.今回の舞台はモナコの港.時々やや崩れ気味の作画で,敵味方ともいつもに増してテンションのおかしい恐竜レースを繰り広げます.…この面白さは演出の工藤寛顕氏がやらかしてるんじゃないかと思うけど,どうだろう(笑)?
前回はバインダーごとカードを取られるという大失態をやらかしたリュウタたちだけど,正義も悪もその失敗をまったく引きずることなくカードの取り合いをやっているのが…本当にマイペースというか淡泊だなぁ君たちは(苦笑).仲間同士の結束が堅いわけではなく,カード集めにも強いこだわりがない.あっと言う間に情念ごてごてになるサンライズの作品とは思えないほどに感情がさっぱりとしてるのは…まだまだ真剣じゃないからなんだろうなぁ.

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美少女戦麗舞パンシャーヌ#2

あんなに綺麗なものなのか!

パンシャーヌとして戦うことになってしまった由美子.ナマコにされるのは嫌なのでやっぱりやめようかと思っていた彼女が公園で出会ったのは,美少女たちの野外マジックパフォーマンスだった.その素晴らしさにすぐに夢中になる由美子.しかしこの野外公園で行われる彼女たちのイリュージョンショーへの招待券を手渡す少女の一人は,このショーに来てはだめだと由美子に小声で囁いた.
翌日,結局家族でショーを見に行った由美子たちだが,ショーがはじまると家族や他の観客たちの様子がおかしくなる.実はこれは悪のマジック怪人が人間たちを洗脳し小ワルに変えようとする陰謀だったのだ.由美子はパンシャーヌに変身し少女たちと戦うが,彼女たちを改心させるためのビームがバトンから出てこない.瞬間移動でなんとか逃げたパンシャーヌに,神様は今のままでは勝てないから10年前の肉体を取り戻せと命令する.

まさに浦沢御大の独壇場,もはや文句を言うのもアホらしいほどに濃い電波っぷりを発揮しまくる「パンシャーヌ」.…とはいえ御大が必ず序盤でコケる癖が治っているとも思えないので,次回以降がちょっぴり不安にはなりますが(苦笑)実際に俳優が演じるならば作画崩れの問題だけはないはずで,貧相な画面で御大の不条理な笑いが矯められる可能性はいつもよりも低そう.…これで1年シリーズだったら最高なのに!
2話目で既に割とやる気を失っているヒロインに課せられるのは苛酷な上にレトロな特訓.28歳があんなコスチュームであんな特訓!なんて,もう本当にマニア向けとしか言いようのない世界(笑).…前回,由美子さんが神様を変質者扱いした理由がわかる気がする.でもこの話のなかでの一番の見所は奪われた種! 常識的には見えぬはずのものが美しく可視化された瞬間は,お笑い芸人がふいにロマンティックなことを言い出したかのように,その場違いぶりにどきどきしますよ!

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古代王者恐竜キング#10

だからカードの取り合いに警戒しろと!

パラパラに姉の大事なスカーフを破られてしまったマルムは、同じようなスカーフを買うためにリュウタたちを誘って原宿へと出掛けた.アクセサリーに目が行ってパラパラを逃がしてしまったマルムが出会ったのは,露店でカードの収められたバインダーを売っているじいさんだった.しかも彼の売っていた大量のカードは,ディノホルダーで恐竜に変わる本物の恐竜カード!
実は以前スイスでアクト団を墜落させていた不思議なじいさん.パラパラたちもすぐに懐いた恐竜好きの彼が持つバインダー入りのカードをリュウタたちはぜひとも譲ってほしいのだが,カードの存在に気づいたウサラパたちまでこの場に現れてバインダーを欲しがる.2組の間に挟まれたとぼけたじいさんは,カードを譲る相手としてどちらかを選ばねばならなくなった.

ちまちまと流れてきた物語にかなり大きな転機が訪れた…はずなんだけど,あまりにその転機が杜撰に表現されるので本当に重要なのかどうかも怪しい「恐竜キング」(笑).今回の物語はゲーム・スカーフ・バインダーと質の異なる複数のエピソードが中に組み込まれていて,しかもそれぞれがきちんと完結するなかなか凝った美しい作り.…でも,バインダーエピソードのあの完結ぶりは凄く不本意(苦笑).もっとしっかり持ってろよ!
一見他愛なく見えてもなかなか凝った今回は,映像面もいつもの調子で整っている上に上手い! 子どもたちが電車の中で3人で座っているところとか,地味に見えても案外難しそうなシーンが凄く自然に見えるように描かれてるんだよなぁ.あくまでも子ども向けなので艶や色気は極度に薄いけど,決して手を抜かない端正な作画が毎週のように作れるのは,制作側のスケジュール的な余裕のせいか,キャラに対する素敵な愛着ゆえなのか….

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美少女戦麗舞パンシャーヌ#1

初回から,倒してからが長すぎる

素敵な夫・健介と可愛い娘・理沙とともに絵に描いたような幸せ家族として暮らす主婦,新庄由美子.ごく普通の若奥様にしか見えない彼女だが,実は高校生の頃に美少女仮面フローレンスとして活躍した過去を隠していた.大学受験を目前にスーパーヒロインを引退して10年.今はセレブに憧れる奥様として暮らす彼女のところにまたも神様がやってきて,彼女のごく普通の日常はいきなりおかしな方向に変わってしまった.
家の側のごみ置き場から飛び出した,すっかり落ちぶれた様子の神様.謎の怪人に追われている彼は,由美子を再び変身させて怪人と戦わせようとする.ごく普通の暮らしを乱されることを嫌がる由美子だが,神様に自分の箸を茶碗を使われそうになってしぶしぶスーパーヒロインに戻ることを受諾.コスパで衣装を揃えフローレンス改めパンシャーヌとなった由美子は,しばらくの間放置状態だった怪人と戦うことになるのだった.

特撮変身ヒロインもので,脚本が浦沢御大.これだけの説明で内容まで想像ついちゃう作りが最高にうれしい「パンシャーヌ」! どうやら短期シリーズであることが大変惜しくてたまらないほど濃い電波を発しまくっておりまして,電波愛好家としましてはこんな素敵な電波作品を放置しておくわけにはいきません! アニメじゃないけど最終話まで本気でツッコんでいきたいと思います.よろしくお願いします(笑).
初回はヒロインの由美子さんが10年のブランクを乗り越えてパンシャーヌさんになるまでをさっくり描き,詐欺師撲滅の様子の方を無駄にこってりと描く! 普通の変身ものフォーマットだと,恐らく後半の最後の方でついに変身で実際のバトルは次回に続く…くらいでもおかしくはないんだけど,さすがパンシャーヌさんは経験者だけのことはありAパートで変身完了,Bパートの冒頭では怪人を倒してしまうけど問題はその後の展開.…最終的に怪人と一緒に神様に石投げるヒロインってどうなのか(苦笑)!

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2007年4月開始新番組チェック・2

1週間ぶりくらいのご無沙汰? 今日は新番組チェックの2回目をまとめてみます.
今回書いた中では,まず文句なく面白いのが「大江戸ロケット」,癖はあるけどレベルが高そうなのが「桃華月憚」「精霊の守り人」「地球へ…」「アイドルマスター」,化ける可能性があるのが「ギガンティックフォーミュラ」「OverDrive」,これはこれでまあいいかもってのが「ポリフォニカ」「シャイニング・ティアーズ」.アニメ慣れしていない人には「精霊の守り人」「大江戸ロケット」を,コアなマニアには「桃華月憚」がお勧め.

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古代王者恐竜キング#9

君は神経質なんかじゃない.あいつらが鈍すぎるだけだ

夜間工事の騒音でろくに眠れなかったレックスとエース.同じ騒音を聞かされながらもリュウタたちはまったく気づかず眠っていたらしく,レックスのことを神経質呼ばわりする.互いを神経質,鈍感と言い合った2人がまたも仲違いしたところでディノホルダーが恐竜の出現を告げた.今度の恐竜の出現場所は東京だ.
東京都心の地下工事現場で実体化したアンキロサウルス.騒音に満ちた地の底を徘徊し静かに眠れる場所を探す恐竜を,Dキッズだけでなくアクト団も追いかけている.仲違いのせいで別行動していたレックスとエースは,地下鉄で移動している最中にアンキロサウルスに遭遇.ディノホルダーを車外に落としたレックスとエースの乗る車両は,アンキロサウルスとアクト団のサイカニアに挟まれ,潰されはじめた.

物語の真相はまだまだ薮の中.今のところは世界の観光地を股にかけた恐竜探しに専念している「恐竜キング」.アクト団許すまじという気持ちの強まる前回があった割には,今回はそういう暗さを一切引っぱることなくまた喧嘩(笑).リュウタとレックス,趣味は一緒の仲間だけれど,趣味がなかったらわざわざ一緒にいたいとは微塵も考えていないっぽい凄くクールな関係が面白い!…人間として,互いの違いを尊重し合うところまで全然達してないんだよなぁ,この2人.
やかましくて適当で鈍くて他人を巻き込むタイプのリュウタと,静かで厳密で鋭くて自分の枠をかっちり守ろうとするレックス.恐竜好きであることはもちろん共通点なんだけど,意外と二人とも喧嘩っ早いってのも共通点だったりするので(苦笑)どちらも大人にならず諦めず,この先も事あるごとにいがみあっていくといいなぁ.…挟まれるマルムさんにはいい迷惑だろうけど(笑).

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デジモンセイバーズ#48

「拳は世界の壁の向こうへの巻」

2つの世界を守りたいという人間とデジモンの意思を受け入れず暴走するイグドラシル.計算通りに動かぬものを全て消そうとする神から世界を救うため,マサルたちはまたも立ち上がりイグドラシルに戦いを挑む.この世界を救いたいという想いを抱く仲間たちの援護を受けたマサルたちだが,殴る直前,イグドラシルの蔓にその身を縛られてしまった.
今まさに滅ぼうとしている人間界で,世界を救いたい,一緒にいたいと願い続ける人間たちとデジモンたち.計算上はほぼ0に等しいことを今なお求め続ける理由がわからないイグドラシルに,マサルとアグモンは人間とデジモンの進化の可能性を見せつけるために飛翔して,ついに貫き打ち砕く.自分を倒した人間とデジモンの力を認めたイグドラシルは,未来を2つの種族に任せて自らは再び眠りにつくことを決めたのだった.

長いようで短かった1年もこれで完結.実に本作らしい豪快な大団円を迎える「セイバーズ」.この作品が本当に凄かったのは,とうとう最終回まで使役者であるはずの主役が拳を下ろさず殴り続けたこと.他人任せにせず命を張って挑み続けた大門マサルこそ,本作の最大の魅力だったのではないかと思います.頭の使い方についてはついに覚えられなかったバカですが(苦笑)身体能力と心の持ち様は超一流で,そんな彼だからこそ偉大な父が果たせなかった夢すらも叶えることができた.…そんな主役の魅力に比べると脇がくすんでしまったのは惜しかった.特にヨシノたちにはもっと可能性があったと思うんだよなぁ.
最終回である今回で,ついに喧嘩番長は救世主としての称号を手にするわけですが,最終的にその救世主が選んだのは美しい結末を逸脱する道.1話開始の段階で既に10年前から始まる大門マサル物語の途中であった彼らしく,作品の枠を超えていく滅茶苦茶な選択は爽快で…そして少しだけ寂しい.デジモン事件が起きなくなればただの無駄飯食らいになってしまうというアグモンの嘆きは,そのままマサルにも当てはまる.折角救った故郷だけれど,そこは既に彼の居るべき場所ではなくなっていたのです.

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2007年4月開始新番組チェック・1

お待たせ! 今日は今期開始の新番組のうち,視聴が進んでいるものについてさくさくまとめてみようかと思います.視聴前や短評を書く前には,大抵公式サイトをチェックに行くようにしてるんですが,そこで発見したものをまず貼り付けてみようかな.

「エル・カザド」のスペシャルバナー.動画は音が鳴り響くので(笑)注意!

こういう風にサイトに貼り付けられるものが,通常のバナー以外にあるといいよね.

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古代王者恐竜キング#8

子どもは早く帰ればいいのに

元気だったはずのガブが急に食欲がなくなってしまい,理由がわからずその身を心配するリュウタたち.古代博士や動物病院をやっているマルムの父にも見てもらうのだが,恐竜博士でも獣医師でも,現代には存在しないはずの恐竜の病気のことまではよくわからない.食あたりなのかあるいは風邪か.ガブは薬は飲まず,せんぶりを少し食べるだけだ.
そんな時でも恐竜は構わず出現する.調子の良くないガブを連れて,リュウタたちは恐竜の回収に南国の島,ハワイへと向かった.美しい島の光景を観賞するのもつかの間.牛の群れを追ってきたスティラコサウルスがいきなりリュウタたちに向かってきた.転んで逃げられないリュウタとガブに大きな角竜が迫る!

ゆっくり穏やかに大らかな物語を積み上げていく「恐竜キング」.1クール目も後半に入り,そろそろ物語的な加速がはじまっても良さそうな雰囲気…の割にはハワイでリゾート.ガブは調子が悪いけど,お前ら本当にお気楽でいいなぁ(笑).絵コンテ井内秀治,脚本平野靖士という気合の入った面子ではあるけれど,終盤では作り手の狙いとはまったく別の教訓が思い浮かんでしまってたまらねえ.
絶滅してしまったために想像するしかない恐竜の生態ですが,本作では徹底して犬と似たようなもんだという豪快な前提で押していくようです.言葉を持たない上に精神構造自体も人とは異なるに違いない動物たちは,ペットとして側にいたとしても内面がわからないことに変わりなく,だからこそそんな存在と通じ合うことは面白い…わかんないと言えば恐竜ジャンケン.チビ恐竜の手を見た段階では何出してるんだかわかんないよな(笑)!

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2007年3月終了アニメ雑感・3&期中短評

新年度もはじまってそろそろ1週間,異動があったり職場引越しがあったりといろいろ大変な中に新番組がはじまっちゃって…うわぁもう追いつけねえ(苦笑).週末にまとめてある程度やっつけていこうと思いますんで,新番組短評はしばしお待ちを.
てなわけで今回は3月終了雑感3回目&長期シリーズの期中短評.1回目分はここ.2回目はここ.こうやって並べてみると,原作ものを随分と見てるなぁ(苦笑).

今回短評を出した作品は以下の通り.

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デジモンセイバーズ#47

「神にこの世は救えないの巻」

自分の言葉に従わぬ人間たちに巨大樹を焼かれたイグドラシルは,ついに地中からその本体を現す.愚かな人間を自らの手で滅ぼそうとするイグドラシルを止めようとするマサルたちだが,究極体4体の力でもデジタルワールドの神には及ばない.それでも人間界を守るために戦おうとする人間たちの意志をくじくため,イグドラシルはついに自ら人間界へと赴いた.
バンチョーレオモンに代わりクレニアムモンが2つの世界を支える富士の山頂へと光臨するイグドラシル.人間界の都市を焼きはじめる巨大な神は,邪魔なチカやピヨモンすらも消し去ろうとする.その危機を救ったのはデジタルワールドからイグドラシルを追ってきたマサルたち.この世界を守ろうとする強い意志はバーストモードへと昇華し,4つの必殺技はイグドラシルの鎧を砕いたが…

最終回目前! 終局の地へとたどり着く「セイバーズ」.人の強い想いはデジモンたちにとって抗いがたい脅威の力.それがどんな結果を導くものであれ,デジモンたちが人間界にもたらす効果は人の欲からはじまります.ちょうど科学技術が人の欲望を満たすために発達し,昔よりずっと快適で安心な暮らしが実現する一方で大量殺戮兵器が作られたり地球温暖化が進んだりするのと構造は同じ.そう考えると本作のキーパーソン,大門博士と倉田が研究者であることにはそれなりの意味があるわけですね.…最終的にはどっちも研究者どころか人間離れした存在になっちまいましたけど(苦笑).
横浜の片隅からはじまった物語は,2つの世界を行ったり来たりの旅路の末に富士山頂で怒涛のクライマックスを迎えることになります.物語の中心にいるのはやっぱりマサル.前半でもう一段成長を遂げた彼の強すぎる意志は,仲間たちの心とともに世界中へと響き渡ります.…そんな強い人間の意志に「自分が神だから」という根拠を盾にして対抗しているイグドラシル.けれどその根拠が最終的にはデジモンたちの側からも崩されていくのは結構皮肉です.

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[特別企画] 馬鹿は余計なことばかり考える

四月馬鹿記念&70万アクセス記念&「セイバーズ」完結記念&Adobe CS2購入記念4コマ.
「馬鹿は余計なことばかり考える」
 副題~本当にずっと気になっていたこと~


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