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2007年3月終了アニメ雑感・3&期中短評

新年度もはじまってそろそろ1週間,異動があったり職場引越しがあったりといろいろ大変な中に新番組がはじまっちゃって…うわぁもう追いつけねえ(苦笑).週末にまとめてある程度やっつけていこうと思いますんで,新番組短評はしばしお待ちを.
てなわけで今回は3月終了雑感3回目&長期シリーズの期中短評.1回目分はここ.2回目はここ.こうやって並べてみると,原作ものを随分と見てるなぁ(苦笑).

今回短評を出した作品は以下の通り.

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[終了短評] ※私見:一般:電波で各5点ずつ

3-:3-:1 ProjectBLUE 地球SOS
空想未来を真摯に描くクールで美しいデザイン,そしてハッタリ満載で展開される少年たちの胸躍るストーリー…だったはずなのになぜこんな行き場のない陰惨な物語になってしまったのか(苦笑).少年たちが主役ということで当初期待された爽快感は薄く,おっさんたちが一生懸命活躍する脇で少年たちがちょっと頑張る地味な話,みたいになってしまったのがどうにも勿体ない.真剣なSFの中では子どもにアニメみたいな大活躍はさせられないものなんですが,でも,この作品にはその爽快感がどうしても必要だったと思うんだよなぁ.良質なジュブナイルを求める健全で大人なアニメ視聴者にとっては素晴らしい作品だと思うけど,そんな良質をセルDVDとか深夜アニメとかネットアニメで探すような奴は絶対に相当の物好きであり少数派であるということを,製作側にはそろそろちゃんと理解してもらいたい(苦笑).良質であることがどうにも勿体無かったです.

4:4:4- 銀魂(第1期)
「ケロロ」や「ジャぱん」でパロディと悪ふざけに関してはどこよりも凄まじい鍛錬を積んだサンライズが,悪ふざけとメタ的な笑いに関しては最高のセンスを示す監督とともに崖っぷちで踊る凄い悪ふざけ! 「スクラン」1期よりもさらに進化し複雑化した放映形態いじり,そしてテレ東とかPTAとかに全力で喧嘩を売ってしまう,際どいを通り越して明らかにヤバい描写の数々! …原作そのまんまやるだけでヤバ過ぎるって知ってる癖に,なんでやっちゃうかなぁこの人たちは…あんたら本当に最高だ(笑)!
もちろんサンライズなので品質は無駄に安定.アクションシーンなんか過剰に大迫力! シリアスで人情なシーンもきちんと描かれていて,大人マニアでなければ笑えないところが多々あっても毎度非のつけどころがないのが本当に素晴らしい…より一般ウケを狙う「ケロロ」では物足りないマニアにまさに最適.随分と女性ファンがついているけど,男性だって十二分に楽しめるはず…っていうか時々女性がヒくほど下品(苦笑).難点はPTAに発見されたら絶対に怒られることだけなので,できるだけこっそり長く続けて欲しい.2期はさらにイカれたオリジナルも期待してますよ!

3:3-:1 彩雲国物語(第1期)
割と普通に見えても内実は超人である登場人物たちが繰り広げる,アクション要素強めの組織の物語.見た目は麗しいので女の子受けしそうなんだけど,テーマはかなり骨っぽいのでこれは敷居が高いかも….主役の思考が実にキャリア寄りであったりご都合主義が炸裂したり頻繁に総集編が挟まったりとなかなか癖がある上に,尊敬できる奴は一杯いても一緒にいたい奴がいない(苦笑).作画は大変安定しているので,新入社員が美麗な映像で社会人としての心得を学ぶにはちょうどいいかなと思います.ちなみに男性に対するサービスはほぼ皆無.男性視聴者は頑張れ(笑).

3:4-:2 NARUTO(シリーズ全体)
少し前に完結していたので一応.オリジナル中心で展開した最後のシリーズはどうしようもなくダメだったけれど,原作をなぞっていた時期なら4:5:3くらいつけてもいい.少年忍者たちが美しいアクションで繰り広げる勇壮で時折悲しい物語は,海を軽く越えるくらい広い範囲の視聴者に受け入れられた幸せな作品となったわけですが…原作のガイドがない部分がなぁ(苦笑).オリジナルの中でもギャグ回に関しては結構健闘していたと思うんですが,シリアスは,本当にもうちょっとなんとかならなかったのか.贅沢に原作を消化することによってあの上り詰めるスピード感が出たのは間違いないんだけど,その代償はあまりに高すぎた気がします.


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[放映中短評]

○ D.Gray-man(~#26)
作画もアクションも物語も安定.少年マンガ原作としては比較的穏やかに推移しているのが好印象.原作の持つ静謐で耽美な雰囲気はかなりうまく再現されてるんじゃないかと思います.また,現状ではオリジナルの話がかなりうまくハマっているのもいいですね.無理やり戦わなくてもちゃんと連続話が作れるのは,今後を考えると素晴らしい強みだと思います.課題はこの先のバトル中心の展開.原作のレベルでもかなり話がとっちらかってくるので,これをどう整理してわかりやすくしてくるのかを見守りたい.

○ 家庭教師ヒットマンREBORN(~#25)
アートランドなのに作画がアレな回もあったりしましたが(苦笑)現在は比較的作画も安定.原作でのコメディからバトルへの過渡期を手探り気味に描いています.この先は作品の雰囲気がまるっきり変わってくるので,バトルの熱量をうまく表現しきれるかは不確定ですが…でも,頑張れ! 同時期に同じような段階に踏み込んでいる「D.Gray-man」よりは,方向変換の難易度はこっちの方が低い気がします.ぜひこの題材らしい派手なバトルを見せてもらいたい.原作の本当の良さが出てくるまではもう少し.頑張れ!

○ パワパフガールズZ(~#38)
あまりにも考えてることがわけわからん浦沢御大がシリーズ構成である上に,海外展開を前提としているために冒頭は相当ダメであった本作ですが…なんと2クールを過ぎた当たりからようやく全ての歯車が噛み合いはじめました(笑).こっちはスロースターターだと知ってるから待つのは慣れているけどさ,普通の視聴者は見切ってしまうからもうちょっと早くなんとかしようよ(苦笑).当初本作に期待されたレベルの,楽しくて可愛い作画もかなり見られるようになってきたけれど…正直,どれだけの人がまだついてきてるのかがわからねえ(笑).とりあえずこの短評で気になった奴は,騙されたと思って久しぶりに見てみるといいと思います.本当に良くなっているよ?

○ 史上最強の弟子ケンイチ(~#25)
これも冒頭は特に作画面で辛かったけど,1クール通過のあたりからどんどん良くなってきています! バトルがテーマではあるけれど,一番面白いのは師匠たちのウンチク入りの修行シーン.原作では静止画ゆえにわかりにくい描写も,ちゃんと動いて見せてくれると素直に感心してしまいます.物語の熱に当てられたのか豪華声優に引きずられたのかはわかりませんが(笑)作画面でもかなり豪華になってきているのも見所.この先のラグナレクとの激戦で主役の本当の良さが描かれていくはずなので,それを比較的安心して待ちたい.お勧めです!

○ 結界師(~#18)
まだまだ作品としてハジケきってはいないけれど,だんだん馴染んで面白くなってきた…と思ったら長期休みで水を差されるのがどうにも気の毒でたまらない.安定感には定評のある制作会社なんだからそんなに休ませなくったっていいのに,特番どころか「コナン」まで休ませにかかってくるのが厄介過ぎるぞ(笑).当初はなんとなく過剰に肉感的だったキャラたちもいい感じに洗練されてきて,一般によく配慮した適度な刺激がなかなか面白い.可能なら物語がより深まるこの段階でできるだけ多くのファンを掴んでおきたいとこだけど…今度はゴールデンウィークが待ってるんだよなぁ,辛いなぁ(苦笑)!

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まだ残ってる最終回もあるんだけれど,それは後日,追いついたところで!

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