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デジモンセイバーズ#47

「神にこの世は救えないの巻」

自分の言葉に従わぬ人間たちに巨大樹を焼かれたイグドラシルは,ついに地中からその本体を現す.愚かな人間を自らの手で滅ぼそうとするイグドラシルを止めようとするマサルたちだが,究極体4体の力でもデジタルワールドの神には及ばない.それでも人間界を守るために戦おうとする人間たちの意志をくじくため,イグドラシルはついに自ら人間界へと赴いた.
バンチョーレオモンに代わりクレニアムモンが2つの世界を支える富士の山頂へと光臨するイグドラシル.人間界の都市を焼きはじめる巨大な神は,邪魔なチカやピヨモンすらも消し去ろうとする.その危機を救ったのはデジタルワールドからイグドラシルを追ってきたマサルたち.この世界を守ろうとする強い意志はバーストモードへと昇華し,4つの必殺技はイグドラシルの鎧を砕いたが…

最終回目前! 終局の地へとたどり着く「セイバーズ」.人の強い想いはデジモンたちにとって抗いがたい脅威の力.それがどんな結果を導くものであれ,デジモンたちが人間界にもたらす効果は人の欲からはじまります.ちょうど科学技術が人の欲望を満たすために発達し,昔よりずっと快適で安心な暮らしが実現する一方で大量殺戮兵器が作られたり地球温暖化が進んだりするのと構造は同じ.そう考えると本作のキーパーソン,大門博士と倉田が研究者であることにはそれなりの意味があるわけですね.…最終的にはどっちも研究者どころか人間離れした存在になっちまいましたけど(苦笑).
横浜の片隅からはじまった物語は,2つの世界を行ったり来たりの旅路の末に富士山頂で怒涛のクライマックスを迎えることになります.物語の中心にいるのはやっぱりマサル.前半でもう一段成長を遂げた彼の強すぎる意志は,仲間たちの心とともに世界中へと響き渡ります.…そんな強い人間の意志に「自分が神だから」という根拠を盾にして対抗しているイグドラシル.けれどその根拠が最終的にはデジモンたちの側からも崩されていくのは結構皮肉です.

ついに地中からその姿を見せた巨大な白い神…イグドラシルの真の姿.もちろん人類に対する怒りは消えることはない.バンチョーレオモンと大門博士というでかい犠牲を既に支払ってしまったマサルたちにとって,これはどうにも厳しい状況.しかも今のイグドラシルが狙うのは目の前の人間だけじゃない.クリスタルの防衛システムは人間界へと飛んで都市を,世界を襲ってる!
都市へのミサイル攻撃を神に逆らいし者への裁きと言い切るイグドラシル.しかしそんな横暴を決して許すわけにはいかない! 「我々は,あなたの思い通りにはならない!」「この命,燃え尽きようとも私たちは,あなたと戦う!」とガオモンもララモンも戦う意思を取り戻し…「イクト,僕たちに力を…」とファルコモンも.進化の解けていた3体は揃ってバーストモードに.4体で再び戦いへと挑みます!
イグドラシルの防衛システムをぶっ壊しつつ迫るバーストモード4体.ここまで何度も不可能を可能にしてきた脅威のカルテット! けれど本来の姿に戻ったイグドラシルはやっぱり強い.放たれた無数の蔓は近づくものを打ち据えて,離れればクリスタルから遠距離攻撃がやってくる.つけ入る隙がないから軍師役のトーマも指示が出せなくて…しかしどんなときでも強引に切り開いてきたのが我らの喧嘩番長! 「隙がないなら,作るだけだ!」
そして! シャイングレイモンにジオグレイソードを召還させて,イグドラシル本体に特攻させるも!やっぱし折れるジオグレイソード! …はじかれた!じゃねえよ.だからジオグレイソードは破壊力じゃなくて取りまわしの良さが優れた武器なんだって,お前ら何回それやったら使い方を学習してくれるんだよ(苦笑)! …武器を失ったシャイングレイモンは地に叩きつけられ,さらにイグドラシルの作り出した巨大なクリスタルがやってくる!
当たったら絶対ヤバそうなイグドラシルのタメ攻撃.デジモンはともかく脆弱な身体しか持ち合わせない人間たちは一撃で昇天してしまいそうなので,シャイングレイモンたちは束となって味方を守る盾になり…巨大クリスタルの大爆発に巻き込まれて吹っ飛ばされてしまいます.…親の体を使って精神的に攻めてくるのも嫌だったけど,まともに当たったら絶対死にそうな攻撃で押してくるのも嫌だなぁ….
とはいえ究極体4体が盾になってくれた上,人の意志の力が現実に影響を及ぼしやすいこの世界ならそう簡単に人間たちだって死にません.「思い知ったか」と力を誇るイグドラシルに「…いつまでも上から見下してんじゃねえ!」と猛るマサル.「俺は,俺たちはまだ生きてるぞ! 命ある限り,手前を倒すまで,何度でも食らいついてやる!」…確か人間界とデジタルワールドの両方を救うための説得の旅のはずだったのに,殺伐としたことになってんなぁ…(苦笑).
本来は世界のための対話を行わねばならないはずが,結局ボスとの命の取り合いになっているやるせない現状.しかし殴り合いで対話できるという滅茶苦茶な能力を持つマサルだからこそ,普通では対話に応じてくれない敵側の中枢と意思を通じる可能性が残っているってのが実に複雑.もちろんイグドラシルは非言語の対話だって応じる気など欠片もなく,またもあのでかいクリスタルを目の前の卑小な存在たちへと向ける!
イグドラシルのタメ攻撃は洒落にならない.あれに当たったら絶対死ぬとゴツモンに止められたって明らかに止まる気がない無謀なマサル.「男の喧嘩は,常に命がけ! 死ぬことを恐れた時点で…」と言いかけたところで思い出すのは,胸に光るペンダントへと繋がるふたりの姿.目の前で消えていったバンチョーレオモンは,父はこう言い残していた.「男なら,命がけで何かを成し遂げなければならないときが来る」「今が,その時だ」…尊敬すべき男たちは,今マサルが無駄に散らそうとしている命を救うために命を賭けたのではなかったか?
あの偉大なふたりはマサルや,仲間たちや,人間界やデジタルワールドに生きるものたちを守るために何度もその身を投げ出してきた.バンチョーレオモン=父が命がけで守ってくれた自分の命を感情だけで粗末にしていいわけがなかった! この戦いはただ勝てばいい喧嘩ではない.自分たちのために命を賭けてくれたひとたちの意思を継ぎ…「皆を守るための戦い! そうだよな! 父さん!」
己の力を確かめるための「喧嘩」ではなく,どんな手を借りても使っても成し遂げねばならない「守るための戦い」.…本当はずっとそういう戦いだったはずなんだけど(苦笑)今更でもマサルが気づいたこの瞬間は重大な転機.これまで自分の力だけを頼りにしてきたマサルが,ついに他人の力を借りること,受け入れることを心底認めた瞬間なのです.もちろん仲間たちも強く力を求めるマサルに応えて立ち上がる.世界を守るために,絶対に勝つために!
どれだけ相手が強かろうとくじけずに向かってくる人間とデジモンたち.どれだけ痛めつけても心は折れるどころかより強まってくる始末.いくら神でもこの強い心は厄介らしく,戦う理由を消し去ってやろうとイグドラシルは自ら人間界へと向かいます.…物理的には完全に優勢なんだからわざわざ人間界に移動する必要などないはずのイグドラシルをそうさせるほど,精神面,不可視の世界ではマサルたちが押しまくってるのがよくわかりますね.
イグドラシルがやってきたのは,2つの世界が最も近づく人間界の富士の山頂.バンチョーに代わってクレニアムモンが世界を支え,その側ではアクィラモンとチカが待機中.クレニアムモンからバンチョーと父の関係を知らされたチカさんは,父の代理で世界を支えるクレニアムモンの側から逃げ出すつもりはないらしい.…さすが大門博士の娘でマサルの妹.あの年でなんて凄まじい胆力だ!
暗雲を突き破りやってきた巨大なイグドラシルは,世界の狭間で頑張るクレニアムモンを「愚かな,哀れな裏切り者」呼ばわり.しかも2つの世界を激突から守ることだけで精一杯のクレニアムモンの目前で,彼の守ろうとする人間界を消し去りはじめます.…都市を狙い焼くイグドラシル.大部分は避難していたとしても逃げ切れなかった人たちがどれほど炎の中で焼き殺され,次元の裂け目に飲み込まれて消えていったことか….
人間界を壊すイグドラシルを見たチカさんは,あまりにショックで倒れてしまう.蛮行に怒ったアクィラモンは神を止めるために飛ぶけれど,すぐに迎撃されてピヨモンへと戻され地上に落とされる.種は違うけれど言葉も意思も通じ合う生物を絶滅させる恐ろしい行為を「浄化だ!」と言い切るイグドラシル.確かに世界崩壊の原因は人間の悪しき心にあったけど,1つの種族を滅ぼそうとする行為そのものはあの邪悪な倉田と同じじゃないか!
人類の罪を裁きデジタルワールドを救うため,この人間界を焼き払おうとするイグドラシル.「お前も消えろ!」とイグドラシルに殺されそうなチカたちの命を救うのは…もちろん戻ってきたあいつらだ! 上空から颯爽とクリスタルを叩き落すのは,兄とバーストモードの居候! 彼らは2つの世界を救うため,人間界に向かったイグドラシルを追いかけてデジタルワールドから帰還したのだ!
「もう誰も傷つけさせねえ! この世界は俺たちが守る!」「イグドラシル,これ以上,あなたの好きにはさせない!」「あたしたちは絶対負けない!」「俺たち戦う!」…強い4人の願いは凝縮しデジソウルとなり,4体同時にバーストモードへと導く.憎しみも戸惑いも恐怖も全て乗り越えて,太陽も月も薔薇も翼も人の想いの力に輝く.ファイナルシャイニングバースト,フルムーンメテオインパクト,ティファレト,雷光一閃之突…4体の必殺技が一度に激突.しかし…それでも神は落ちない!

バーストモード4体の必殺技を食らいながらも消えることなく,逆にシャイングレイモンを蔓で攻撃してくるイグドラシル.白い鎧を破壊するほどの技の威力は神にとっても驚きであったようですが,「神の前にはそれさえも無力だ!」と自己修復しちゃってずるいったらありません.どれだけ壊しても蘇ってくる様を見せつけることにより,人間の心を当惑させ崩そうとするイグドラシル.人間たちの心さえ圧倒すれば勝利が確定するからこその回りくどいやり口….
さらに畳み掛けるイグドラシルはバーストモードたちを攻撃.蔓によってシャイングレイモン以外は全て進化を解除され,唯一進化したままのシャイングレイモンも叩き落されて,その背からは燃え盛っていた炎が消える….あらゆる艱難辛苦を越えてきた彼らでもイグドラシルには届かない.「この世とともに消え去れ!」と攻撃のクリスタルが世界中に飛んで,人間界を破壊しマサルたちが守りたかった家族や仲間を脅かす!
神の攻撃を食らって転がる,進化の解けてしまったアグモンたちやマサルたち.守られた人間には立ち上がる力が残ったけれど,その身を盾にしたデジモンたちは既に意識がない.…この敗北目前の状況で自分より遥か格上を相手に,よくも子分をやりやがった,「絶対にぶっ飛ばす!」と喧嘩を売るマサルは本当に凄い.戦いをパートナー任せにしない珍しいタイプの使役者だからこそ,何の迷いもなくこう言い切れるんだよなぁ.
仲間を傷つけられた怒りで睨むマサルに向かい,「…怒り,憎しみ,それと同じ気持ちを多くのデジモンたちが抱いていることを忘れるな」とイグドラシルは心を乱す言葉を放つ.先に人間が罪なきデジモンたちの命を奪い,今のマサルと同じようにデジモンたちも仲間を失ったことを悲しみ人間を憎んだ.そんなデジタルワールドの総意が自分を動かしているのだと神は主張し,「私の裁きは,デジモンたちの意思」と己の正当性を主張する….
けれど人間たちの心は,誰のどんな言葉にももう決して折れはしないのだ.「人間のこと,わかってくれる奴らだっている! 俺たちと一緒に,戦ってくれる奴らだっているんだ!」と叫ぶ,自身も人間を憎んだこともあるイクト.しかしそんな言葉も真正面から否定して心を潰そうとするイグドラシル.…確かに神に叛き人間に与するデジモンたちは今はごくわずか.横で聞いてたクレニアムモンがくじけそうになってるけれど(苦笑)「諦めるのはまだ早い!」とマサルははっきり叫ぶのだ!
全部倉田が悪いとしても,人間が大きな罪を犯したことには違いない.何度もデジモンたちと戦ってきたから,彼らが人間を本気で憎んでいることだって知っている…それでも心通じ合う瞬間はこれまで何度もやってきたから!「今はアグモンたちしかいないかもしれない! だが,俺たちの手で作ってみせる! デジモンと人間が,ともに暮らせる世界を!」…殴らないのにマサルの全身から立ち上るデジソウル.拳に乗せた言葉ではなく,口から溢れ出す言葉によってデジソウルが凝縮し輝いていく…!
「…だから,どっちも潰させねえ! 人間界も,デジタルワールドも! どっちも守ってみせるー!」…デジソウルは真上へ伸びて,デジタルワールドと人間界を繋ぎ支える柱となる.さらに「マサルはひとりじゃない!」と仲間たちのデジソウルも次々に噴出.4つの心の柱は世界の間で輝いて,2つの世界を守れという強い気持ちを不可視の世界へと広げていく.…強い心の呼び声に反応する世界中のデジモンたち.カメモン,ポーンチェスモンたち,大門家の幼年期デジモンたち,ゴツモン,ピヨモン…世界中から呼び声に従い,富士の山頂,柱の元へと集結する!
強い心に引き寄せられて,発光して飛び山頂へと集うデジモンたち.人間の想いを受け入れる彼らを支配する強い想いは…生への執着.生き続けたいと願う心は人間が人の姿を取る前から持ち続けてきた強い本能で,この世界そのものを成立させる動機でもあります.好奇心も向上心も恐怖も憎しみも全て,より良く長く生き続けたいと願う心の派生に過ぎないくらい…「その想いの力は純粋で,強い!」
人間の強い願いに応えて集まったデジモンたちは,2つの世界の激突を止めるほどの大きな力に! …滅亡の淵にいる人間たちがこの光景を見たら,自分たちの願いに応えて神や天使や仏や妖精が降りてきたのだと後世に話を残したくなるような,そんな荘厳な状態.…イグドラシルは当然ながら気に食わない.人間の欲望はデジモンを惑わす元凶.どんな願いも叶えてしまうデジモンたちにとって,人間に押しつけられる願いは害悪でしかないのだと信じるから!
けれど,願いの強制力そのものの是非を別扱いとすれば,現在イグドラシルと人間たちがそれぞれに目指すことはどちらが正しい? 1つの世界を滅ぼしても自分たちが生き残ろうとするイグドラシルと,2つの世界を守ろうとするマサルたちでは….ここでオメガモンたちロイヤルナイツの生き残り4体が飛来しますが,人間の意志程度ではそう簡単に心を動かされないはずの彼らも,イグドラシルの方針に対し強い疑念を持つのです.
人間の始末を命令する神の言葉に従わず,「神とはなんだ」と逆に問い返す彼ら.…ロイヤルナイツにとってもデジモンたちは仲間.クレニアムモンも富士山頂に集まったデジモンたちも仲間.…彼らは2つの世界を救おうとしてここに来たのに,それを見殺しにすることのどこに正義があるのか? 「神の命令は絶対だ!」とイグドラシルは己の存在そのものを根拠として押し切ろうとするとき,「それは違うぞー!」と重鎮,デュークモンがやってきた!
スレイプモンから教えられ,巨大樹の炎上によって証明された大切なこと.「神は絶対ではない,過ちを犯すこともあるのだと…」…心から気づいたデュークモンをスレイプモンは海底の氷の中から救い,デュークモンもスレイプモンを連れてここまでやってきた.「生きたいと願う想いは人間もデジモンも同じ.イグドラシルよ,神を名乗るなら我らの願い聞き届けてみせよ!」…これまで不要な静観を続けた神に言うのです.
生きたいと思う心は皆同じ.それに反することを押し付けるイグドラシルに全てが反旗を翻す.…それがデジモンたちの本心によるものなのか,それとも世界中に響いた生きたいという願いに引きずられたのかはわからないけれど,ともかく他人の生を尊重しない奴に正義なんかない! ついに自分の足元から造反者を出してしまったイグドラシルは,人間ともども滅びよ!と攻撃を仕掛けてくるけれど,造反者たちは2つの世界を救おうとする4つの柱を守ってしまう.計算外のデジモンたちの動きと人間の心の力を見せつけられて,ついに神も錯乱する….
壊れたイグドラシルの赤い目に文字が流れる.「私ノ名前ハイグドラシル,デジモンノ進化ヲ監視スルタメニ建造サレタ,WIZ9000型コンピュータ.私ノ進化実験ハ,人間ノ介入ニヨリ失敗ニ終わった.エラーコード401ニ基ヅキ,プログラムヲ破棄シ,全システムヲ新世界ヘト移行スル…」…コンピュータ・イグドラシルを作ったのは一体誰なのか,デジタルワールド自体が何者かの手による創造物であったりするのか,もしそんな存在がいるならば,それこそが創造主,真の意味での神ではあるまいか….

しかしとりあえずここにいない上にエラーコードがページがありませんみたいな創造主のことはどうでもよく!(笑)暴走するイグドラシルの発する黒い雷はデジモンたちを次々に卵に戻していく.デュークモンでもイグドラシルは止められない.世界を支える要となったクレニアムモンは最も厳しく痛めつけられることになりますが…同じ志を共にするって素晴らしい.翻意したロイヤルナイツ全員が崩れそうな彼を支えてくれる! デジモンたちにここまで唐突な行動を取らせてしまうほど,共に生きたいという願いは強烈!
イグドラシルがいくら計算してもわけわからないこの現状.「人間界トデジタルワールドノ衝突ヲ回避デキル確率ハ,0.00001%.理解不能」「数字ではない,これは我々の思いだ!」と,よりによって自分の親衛隊がそれを言う….ともに生きたいという強い願いはコンピュータの解析の障害にしかならない.己の分析結果こそが正義であるイグドラシルにとってこの状況は耐え難い.もしあるならば心が折れそうなくらいに….
ノイズに耐え切れず守るべき仲間たちまで攻撃するようなイグドラシルに,未だに強い心で立ち続けるマサルは…ついに一度たりとも人間とデジモンを区別せずに殴り続けた稀代の大馬鹿者は叫ぶ! 「自分の思い通りにならなくなったからって,見捨てるのかよ! そこに根を張って生きる命を,仲間を! その程度にしか思ってねえのかよ! …命の重さを,その程度にしか考えていないお前に,神を名乗る資格はねええっ!」
簡潔で力強く馬鹿だけど爽快なマサルの言葉と心.不可能を可能にする脅威の力,世界中へと響き渡った番長の魂を聞けば倒れたはずの相棒だって立ち上がる…2つの世界を救うというわがままを通すため,今ならばそれが可能なのだとイグドラシルに知らせるために,メッセンジャーは再び拳に意志を乗せる! 「人間と!」「デジモンの力を!」『あいつに,見せつけてやるんだああっ!』 …拳の先に待っているのはいかにも彼ららしくて,そしてちょっとだけ切ない大団円.次回,最終回に続きます!

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