« デジモンセイバーズ#48 | トップページ | 2007年4月開始新番組チェック・2 »

古代王者恐竜キング#9

君は神経質なんかじゃない.あいつらが鈍すぎるだけだ

夜間工事の騒音でろくに眠れなかったレックスとエース.同じ騒音を聞かされながらもリュウタたちはまったく気づかず眠っていたらしく,レックスのことを神経質呼ばわりする.互いを神経質,鈍感と言い合った2人がまたも仲違いしたところでディノホルダーが恐竜の出現を告げた.今度の恐竜の出現場所は東京だ.
東京都心の地下工事現場で実体化したアンキロサウルス.騒音に満ちた地の底を徘徊し静かに眠れる場所を探す恐竜を,Dキッズだけでなくアクト団も追いかけている.仲違いのせいで別行動していたレックスとエースは,地下鉄で移動している最中にアンキロサウルスに遭遇.ディノホルダーを車外に落としたレックスとエースの乗る車両は,アンキロサウルスとアクト団のサイカニアに挟まれ,潰されはじめた.

物語の真相はまだまだ薮の中.今のところは世界の観光地を股にかけた恐竜探しに専念している「恐竜キング」.アクト団許すまじという気持ちの強まる前回があった割には,今回はそういう暗さを一切引っぱることなくまた喧嘩(笑).リュウタとレックス,趣味は一緒の仲間だけれど,趣味がなかったらわざわざ一緒にいたいとは微塵も考えていないっぽい凄くクールな関係が面白い!…人間として,互いの違いを尊重し合うところまで全然達してないんだよなぁ,この2人.
やかましくて適当で鈍くて他人を巻き込むタイプのリュウタと,静かで厳密で鋭くて自分の枠をかっちり守ろうとするレックス.恐竜好きであることはもちろん共通点なんだけど,意外と二人とも喧嘩っ早いってのも共通点だったりするので(苦笑)どちらも大人にならず諦めず,この先も事あるごとにいがみあっていくといいなぁ.…挟まれるマルムさんにはいい迷惑だろうけど(笑).

前半.古代家の近くで夜間の道路工事が行われ,静かな夜に響き渡る爆音によりまったく眠れず朝になってしまったレックスとエースはお気の毒.しかも翌朝レックスはひどい隈まで作ってるのに,近くで寝ていたリュウタもガブも爆睡してたってんだからやりきれない.「うるさくてって,何が?」なんて答えるリュウタは相当大雑把にできているんだ(苦笑).
自分たちばかり苦しんで,ガブもリュウタもまったく無事.寝不足ゆえにカリカリしているレックスに,大体神経質すぎるんだよ,なんて気楽なことを言われたらそりゃ腹だって立つわけで.あれはたかがってレベルじゃねえ!「リュウタたちこそ鈍感すぎるんだ!」と罵るレックスに「俺たちのどこが鈍感なんだよ!」とツッコミどころ満載の台詞で返すリュウタ.苛立つ二人の大人気ない口喧嘩は,朝食の準備をする母の後ろで延々と続くのです.
うるさくて眠れない苦しさは人間でも恐竜でも同じであるらしく,本日の恐竜であるアンキロサウルスは,前夜東京の地下工事現場の最下層で実体化.昼になり大音量と振動の地下工事が再開されたことにより,土の中に埋まって寝ていたところを起こされ,寝不足のまま走り出す! …東京での恐竜出現の情報はそれぞれのホルダーを通じてDキッズとアクト団の両方が入手.でも,本日もやはりアクト団の方がやや早く動き出してますね.
アクトホルダーの反応を頼りに,既に東京の地下に入っているウサラパたち.前回は久々にガキンチョに勝った3人は,恐竜の尻尾をいち早く掴むべく地下通路を歩むわけですが…そんな彼らの目前の土砂の下から覗く不思議なもの.ごつごつとして長くて硬くしなやかなそれは…アンキロサウルスの尻尾! やかましい3悪党に見つかってしまったでかくて平べったい恐竜は,静かな場所を求めて地下をさらに逃げていきます.
完全に喧嘩モードなリュウタとレックス,さらにマルムも研究所へ集合.本日は珍しく博士が不在.間近で本物の恐竜が見られる機会だってのに勿体無いなぁ….父の不在に今更気づくリュウタに「さすがは超鈍感のリュウタ君だな!」と嫌味絶好調のレックス(苦笑).眠くて腹の立つ気持ちはわかるけど,完全にレックスの側から喧嘩売ってる….ここで博士の大事な用事について「まいっか」の一言で片付けるリアスさんも実にクールで素晴らしい.
リュウタたちの住む街からはそれほど離れていない東京.例の装置で早速現地に到着した子どもたちだけど,いきなりリュウタとは別の道を選ぶレックスの暴走っぷりがなかなか凄い.神経質と一緒は嫌だろう,とわざわざ嫌味を言いつつ別行動するあたり,余程眠いのか本当に苛ついているよなぁ…(苦笑).あんだけ激しく尖っている奴の横にいたくないのか,マルムさんはとりあえずリュウタと一緒の行動を選んでますね.
ちなみに本日の古代博士の大事な用は,冒険野郎のためのキャンプ用品バーゲン! ああいう製品はシンプルなほど好まれるのかと思ったら,博士が選ぶのは無駄なものがついてる商品ばかり.…卵型抱き枕はちょっと欲しい(笑).無駄遣いしてほくほくと品物を持ち帰ろうとする博士だけれど,ここで突如壁を破ってアンキロサウルスが飛び出した! ひとしきり周囲を伺った上で元のルートに戻る恐竜.もちろんそれを恐竜バカが追わないわけもないわけで….
下水道をてくてく歩くリュウタたち.相当酷い匂いがしてるんですが,「あんま感じねえけどなー」とか言ってるリュウタはやっぱし鈍い.マルムさんは2人よりはやや大人だし,寝不足でもないのでわざわざ喧嘩を売ったりはしないけど,気持ちは間違いなくレックスと同じなはず(笑).…やがて2人の目前にアンキロサウルス登場! さらに後ろには追跡してきた3悪党! 早速マルムさんが「どいてよおばさん!」とナチュラルに喧嘩を売ってます(笑).
あの悪どもを野放しにするのは許されない.早速リュウタはガブをでかくしてアクト団を襲わせようとするんだけれど…戦いになる前にノラッティ~たちがバルブを開き,激しい水流で道を塞ぐ! 「汚ねえぞ!」と怒るリュウタに「汚いのはお前の顔だよー」と高笑いするウサラパ様は,毎度大人気なさすぎだ.このままじゃアクト団もアンキロサウルスも追えないので別の道を探さないと…とか思ってるところで出てきたのが古代博士.買い物袋を下げたままで戦場をうろつくなんて,これもまた大変に大人気ないなぁ(苦笑).
今回一番いいシーンは,地下鉄に乗るレックスとエースの下りじゃないかと思います.「大人しい犬だなぁエースは! わんわん吼えるんじゃないぞ!」と,あまりに露骨すぎて面白いことを言いながら地下鉄に乗車するレックス.自分の足でうろうろせず,電車の窓からアンキロサウルスを探すつもり…のはずなんだけど,今のふたりは探したい以上に眠い! 客少な目の静かな昼間の地下鉄,単調な音と振動はすぐにレックスたちを夢の中に誘い…j熟睡しかかったところで急停車!
地下鉄の線路の上で眠っていたのはアンキロサウルス.己の眠りを妨げる電車についに怒ったか,アンキロサウルスはレックスたちが乗った地下鉄に体当たり開始! 激しい衝撃でディノホルダーを車外に落とし,エースをでかくできなくなったレックスたちの大ピンチに,さらにアクト団が爆音スピーカーを積んだトロッコで到着! しかもサイカニア持参のアクト団は,一挙両得を狙ってアンキロサウルスの反対側から地下鉄を潰しはじめる.このままじゃ何もできないままで小さなふたりはぺしゃんこにされてしまう!

後半.アンキロとサイカニアに挟まれた電車はプレスされていく! ディノホルダーが手元にあればレックスにもやりようがあるんだけれど,頼みの綱は手の中にない….この状況で勇気を持って飛び出したのがエース! 基本的に凄く臆病な彼なのに,レックスのために自分から窓の外に飛び出して,弱い体のままでアンキロサウルスに噛みつきに行った! …弱いんですぐにハンマーのような尾にやられて吹っ飛んでしまうけど(苦笑).
とはいえまず勝ち目がないのに自分から飛び出したエースは偉く,レックスも慌てて駆け出して小さなパートナーを救いに走り…ちょうどアンキロやアクト団と分断される形に瓦礫が落ちた.相当酷い目に遭わされたけど,怪我もなく逃げ切れただけでラッキーだよなぁ….かくしてサイカニアのターゲットはアンキロサウルス一匹に集中.突っ込んでジャイアントスイングを放ち,トンネルの壁にアンキロを叩きつける大活躍のサイカニア!
しかし,サイカニアのプレスで地面に埋められそうになったアンキロサウルスが唐突に姿を消した! 地面が揺れて何が起きたのかと思ったら…アンキロの四肢が地面から生え,サイカニアの腹をド突いてふっ飛ばす! 一気に形勢をひっくり返したアンキロは畳み掛けるように技・ビッグボールアタックを放ち,サイカニアをその硬そうな尾で叩きのめしてカードへと戻す! …アンキロは地中を自由に移動することができるらしい.ちょうど水中に潜る感覚なのかな.
自分たちの恐竜をカードにされて負けちゃったおばさんたち.もちろんこの程度の負けで逃げ帰ったら怒られるので(笑)アンキロの行方をスピーカーつきトロッコで追う! …あんな重たいものをエドたちだけに運ばせてるのが鬼だ.わざわざスピーカーでカスタマイズしてあるってことは,トロッコもアクト団の持ち物なのかな…あんなもんどうやって持ち込んだのか(苦笑).ここでリュウタたちがやっと追いつくけれど,3悪党は爆音とともに恐竜を追っていきます.
リュウタたちががレックスの落としたディノホルダーを見つけていた頃,その隣のトンネルではレックスとエースが一緒に静かにへたりこんでおりました.ディノホルダーを落とさなければ…と謝るレックスの顔を舐めるエースは,さっきアンキロに向かって行った勇者とはとても思えない愛らしさ.…まあ動物のやることなので,あれがレックスを救うための自己犠牲なのか,あるいは生命の危機に瀕したがゆえの自棄っぱち行動なのかはわからないんですが,物語的には今回は前者だと信じたい(笑).
…静かなはずが結構音の聞こえてくる東京の地下.ゆっくり眠るにはちょっとうるさい.きっとアンキロサウルスも…「なんて言ってるからリュウタに神経質って言われるのか」とやや思い直す余裕ができたのは,絶対電車の中でちょっと寝たからだな(笑).レックスは別に神経質ってわけじゃない.明らかにリュウタたちが度を越して鈍いと考えるべき.電車に追われてる古代博士も鈍そうだし,あの家でホームステイしているだけでも結構偉いと思うんだ.
うるさいのから逃げてまた眠ろうとしていたアンキロサウルスに聞こえてくる騒音!ウサラパたちが嫌がって逃げるアンキロの尻尾に縄をかけてどこまでも金魚のフンのようについてくる!…でもうるさいからすぐに壁に叩きつける(笑).ウサラパたちに追いつきかけたレックスは,異様にアンキロの気が立っている様子からやっぱりあの音が全部悪いのだと確信!
騒音から逃げ出すために爆走したアンキロサウルスがトンネルから飛び出した先は…地上でしかも二階.地下鉄が地上に出た上にいきなり2階ってのは,自分が知っている中では地下鉄丸ノ内線の後楽園駅のあたりしか思い当たらないんだけど,そうだとすれば本当に東京のど真ん中.東京ドームのすぐ側で…ここでアンキロ,邪魔なアクト団トロッコを遥か遠くに振り飛ばします(笑)!
元々東京都心の観光地だから騒音は一杯.さらに恐竜の登場で四方八方からやかましくなり…騒音に取り囲まれたアンキロはひどくいらいら,爆発寸前! 追いついたレックスが「静かにしてください! アンキロサウルスを刺激しないで!」と必死で叫んでも…ただの子どもの言葉で都市を止めることができるはずもない.
音は止まないわエースは吹っ飛ばされるわとこれは万事休すかと想われたその時! さらに追いついたリュウタが車の屋根をよじ登って近づき,「忘れ物だぜ!」とレックスにディノホルダーを投げてくれた! 鈍感と罵った仲間の手と,ただの子どもを特別な存在に変えるアイテムの力を借りて,レックスはカルノタウルスを召喚する!
まともに戦う力と体格を取り戻したエースは早速アンキロサウルスに向かっていくけど…やっぱし吹っ飛ばされて悲惨,それを追って路上に降りた体格のいいアンキロ相手でも,まったくひるまず勢いで地中に埋めるカルノタウルス.…けれど相手は地中を自由に移動でき,さっきのサイカニアのようにまたも吹っ飛ばされて凄く痛い!
…けれど,短時間でも一度は寝たレックスの頭はきちんと冴えている.サイクロンで風を呼び,アンキロサウルスを土の支援のない空中へと跳ね上げた上で地に叩きつける! どれだけ丈夫そうな外皮を持つアンキロだとしても,己の自重での自爆には耐え切れなくてカードへと戻る! 3悪党は遠くでアンテナにひっかかってズビズバーだし,今回はがきんちょたちの完勝だ!

アンキロはきっと,うるさくて眠れなくてあれほど暴れたに違いない.レックスにはその気持ちが本当に良くわかる.「どうしてわかったの?」という問いに,「俺もこいつと同じで神経質だから,かな」と神経質を自嘲できるくらいに心が落ち着けばもう問題はないよな.「…ちょっと言い過ぎたみたいで」と謝るリュウタに「お互い様だよ」と,本当に電車の中の一眠りが効いているらしいレックス.ようやくマルムさんも安心で…そして,本当に全部終わってから登場する古代博士.本当に大人は役に立たねえなぁ.
古代家に戻り,バーゲンで買ってきたレアグッズで遊ぶ博士とリュウタ.けれど二人ともお静かに! 功労者であるレックスとエースが昼寝中.すっかり夢の中におりますよ. …寝る子は育つ.でも,チビ恐竜のパラパラやガブたちもよく寝れば大きくなるのだろうか.確かにディフォルメのままでリアルよりでかく育ったらかなり嫌だな(苦笑).…気になるのは恐竜たちの露出度の急上昇.テレビ局で暴れたり昼間から都心で暴れたり,そろそろアクト団以外の第3者もDキッズに目をつけてもおかしくなさそうな勢いなんですが….次回に続きます.

|

« デジモンセイバーズ#48 | トップページ | 2007年4月開始新番組チェック・2 »

レビュー◆古代王者恐竜キング」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/5112/14661569

この記事へのトラックバック一覧です: 古代王者恐竜キング#9:

« デジモンセイバーズ#48 | トップページ | 2007年4月開始新番組チェック・2 »