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[雑記] 聞かれても悩むよ / 開始雑感・期中雑感

部署移動やら諸事情あって雑感が書きにくい昨今,皆様いかがお過ごしでしょうか.自分は2,3週間に1度北海道に行って戻ってくる弾丸な暮らしを続けております.こんな趣味だと一番の負荷は録画したものを見られないことなんだけど,無理して自宅に導入したよロケフリを(苦笑).使いこなしのための敷居は結構高いけど,ちゃんと動くと凄く便利.北海道で東京の放送が地方局を含めて全て見られるのはとても便利.

さて,最近新しい部署でお仕事をしておりますが,宴会のときに毎度のように聞かれるのが今一番面白いアニメ.…なんでもうアニオタだとバレたのかについては聞かないで頂きたい(苦笑).でもこの質問に答えるのが結構難しい.普通なら「デスノ」とか「のだめ」とか「鬼太郎」とか,もう一息マニアなら「銀魂」とか「瀬戸嫁」あたりを無難に勧めるんだけど,他人を考えず一番面白いのを上げるのはかなり難しい….
自分の場合,ぶっちゃけ作品がどうかしてればしてるほどテンションが変な方向に上がっていくので(笑)たまに冷静に考え直したときに,これにこんなに夢中になっていて本当にいいのかと思ったりすることも多々あるわけで.もちろんレビューをやってる作品はどれも大好きなんだけど,「大好き」と「面白い」はまずイコールで繋がらない(苦笑).…なので,そういう質問をするときは「今一番好きな」ものを聞いてくれるとありがたいと思うのでありました.

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今回短評を出した作品は以下の通り.

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[開始短評] ※事前の期待→1話視聴後の印象

△→○ 電脳コイル
実力のある監督が作家姓の高い作品を許容するNHKという場で存分に腕を振うということで,放映前から下馬票の高かった作品.番宣も頑張っているしあれだけしっかり動くってことは,もしかして資金的にも他のNHK作品より恵まれているのかな?
一見して一番印象に残るのは,キャラと世界観を一気にまとめ上げる色彩設計の美しさ.電脳寄りのシーンだけ原色が舞い散るというありきたりの見せ方をしていないのが逆に凄い.…あんだけ現実との区別ができないと,作品世界中では交通事故が頻繁に起こりそうだなぁ(笑).
現実世界側に仮想世界が寄り添うというのは未来予測の1つとして凄く興味深いし,現代の延長線上にある世界の中で「魔法」のような効果を実現させるギミックとしても効果的.純粋にSFとして面白い! この手の作品では「現実とは何か,私は世界のどこにいるのか,本当に大切なものは何か」ってな課題への回答は不可避なので,この作品ならではの面白い回答も楽しみにしています.

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[期中短評]

○ ヒロイック・エイジ(~#10)
無垢な野生のヒーローはようわからん盟約とやらに従い,感情を軽んじる人類の敵との激しい戦闘をその凄い力で戦い抜いて…その果てにどう考えても相性の悪そうな大組織の中へ.エイジがこの物語の全てを既に把握しているならば,ディアネイラたちを置き去りにしたのは彼の新たに所属する艦隊を全滅させる覚悟ゆえの行動としか取れないため…あのダメ兄貴たちはもうダメかもわからんね(苦笑).数少ないまともに健闘しているオリジナルSF作品なので,変な作画崩れなど起こさず作品としての価値をより高めていただきたい.イオラオスたちが凄くいいキャラ立ちしてきてるし頑張れ!

○ 瀬戸の花嫁(~#10)
日曜深夜で明日は会社やら学校やらに行かねばならないから心穏やかに寝たい視聴者の都合をまったく考えてねえ途方もないハイテンションぶりは,この時間帯だと「ぱにぽにだっしゅ!」以来だろうか? 基本構造はありがちハーレムモノにヤクザを足しただけであることには変わりなく…けれどこのある意味お約束ぎっちりの構造の上で,回を重ねるごとに悪ふざけがどんどん激しくなっていくよ(苦笑).これは作り手たちのノリっぷり,そしてその悪ノリを許しあるいは率先する監督とか原作者の度量の大きさの賜物だと思います.とりあえず,あんだけ作中で崩されても魅力が薄れるどころか強まる燦ちゃんは凄いや!

○ エル・カザド(~#10)
キャラデザインのせいなのか,あるいは面白い格好でバンバン撃たないせいなのか.真下ノワール3部作にしては妙に雰囲気の明るい本作.強い少女と底の見えない少女のタッグ構造はいつもと同じなんだけど,ここまでは少女たちの可愛らしさや笑いの方を強めに押し出しているせいでとても穏やか.…若干1名裸に剥かれて監禁されて愛に狂ってる奴もおりますが(苦笑).ただしこの穏やかさは必ずどこかでぷつんと切れて,あっという間に洒落にならない事態に転がり落ちていくことが予測されるのが切ない.そのときには,これまでにない落差の分一番大きな衝撃を食らわされる予感もします.

○ ポリフォニカ(~#10)
「これで作画さえもう一息マシならば!」という嘆きをかなりよく聞く本作.ファンタジー系ラノベの典型だしショートシリーズゆえの底の浅さもあるけれど結構愛着の湧く感じにキャラが立てられているし,精霊に力を発揮させるために神曲を演奏するという設定も段々かっこよく見えてきたんだけれど…そうやって気に入っていく度に画の弱さが悲しくなってくる(苦笑).女性キャラの魅力を引き出すことに関しては定評のある下田監督だからこそ惜しい! こんだけ多作な時代だからこそアニメ化されたのかもしれないけど,でもホントにもったいないなぁ.

◎ 桃華月憚(~#10)
その構成上一番とっつきにくかった本作ですが,逆再生というギミックが明かされた今となっては,これでもかこれでもかのサービス精神が全開に! 現状の品質を考えると正常な放映順でも十分客は掴めたんじゃないかと思うし,逆順放映によって終盤での盛り上がりを犠牲にしちまった気もするんだけれど,逆順になったとしても長期シリーズで最も重視される中盤の置かれる位置は一緒だし,逆順放映によってこれまで放映した分の再視聴再再視聴が促され,作品への接触時間が一気に増えることで愛着も増してしまうんだろうからいいのか.…とりあえず,声優脚本回は色んな意味で楽しみではあります(笑).

○ 精霊の守り人(~#10)
キャラから背景までものすごくしっかり手をかけて,通常のテレビシリーズにはありえない密度であらゆる部分をぎっちりきちんと作ってきているのが凄い.しかも掛け合いがじんわりとユーモラスで,変な説教臭さが感じられないのもいい感じ.こういうキャラと品質重視の作品作らせるとIGは凄いと素直に思います…アニメ夜話に出るのはいくらなんでも早すぎると思うけど(笑).今は平和な日々が続いてますが,もうしばらくするとまたアクション要素が増えてくるんだろうか? バルサ姐さんの手錬っぷりも大きな作品の魅力なので,後ろで見守るだけでなく,そろそろ素敵な活躍も見たいなぁ.

○ OverDrive(~#9)
アニメでやるのが難しい題材の1つであった自転車を,凄く生き生きとして愉快なキャラたちに走らせているのが凄い! J.C.STAFFのいいところがとても良く出ているので,この先のレースで一体何がどうなってくるのかが楽しみで仕方がありません.主役のミコト君の厄介な振り切れトラブルメーカーぶりや,そんな彼にとってのマドンナであるゆきちゃんのビッチな愛らしさも素敵なんですが…大和君の奇人っぷりがダメな方向に面白くて愛らしい.明らかに中二病をこじらせているっぽい彼のこの先の活躍が楽しみだ.夕景,夜景などの背景も美麗.色々と細かい点では荒も多い作品のようだけど,正直,あんまり話題になってないのがちょっと気の毒なくらいの秀作なので,今からでも視聴をお勧め!

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「鉄子の旅」が地味に凄く楽しみです.

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