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2007年9月終了アニメ雑感・3

10月改編を乗り切って見るものが決まってきた昨今,皆様いかがお過ごしですか? でもこんな時期になってからいきなり「結界師」が戻ってきたりもするのでエアチェックは油断しないように.自分は時間変更などの対応には「しょぼいカレンダー」をよく使わせていただいております.毎度便利で見やすくて,情報もとても早くてありがたい!
さて,今回はちょいと作画に乱れのあった「もやしもん」ですが…ついに全部集まった! あれから性懲りもなく毎日回してたんだ「がちゃがちゃ」を(笑)!

 

最後にMRSAを手に入れてコンプリート! 右図の下左の方に,コンプリート特典のオリゼーが漂っています.頑張ればちゃんと全部集まるので,皆もぜひ回してみるといい.

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になにな様,どうもご無沙汰しております! 過分なお言葉をありがとうございます.好きなものは持ち上げますが持ち上げる方向と作品を頻繁に間違えます. 「恐竜キング」はスタッフ関連で「陰陽」者ならどうしても避けては通れぬ道だと思っていたのは…自分だけだったんでしょうか(笑)?

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今回短評を出した作品は以下の通り.

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[終了短評] ※私見:一般:電波で各5点ずつ

4:3+:3+ 瀬戸の花嫁
原作の絵がちょっと苦手だったので最初は及び腰でしたが…こいつは間違いなく面白い! 映像も脚本の質も安定してたので,ごちゃごちゃしているところがとても華やかな岸監督の個性が目一杯引き出された素敵な娯楽作品! 元々見た目が目一杯オタ向きの映像と内容だったので,これを完璧な一般人に見せるのは少々骨が折れそうだけど,うまく見てもらえれば目一杯楽しんでもらえるはず.
主役の燦ちゃんをはじめとして女性は皆それぞれの愛嬌があり,それに比べると主要男性陣は作品間違って出てるんじゃないかと思うほど見た目からしてバラエティに富み(笑)…しかし皆,極道でもそうでなくてもどこかにしっかりとした芯があり(サル除く),男女問わず誰にでも強く好感を持たれるはず.そういう意味では,あのキャラデザが逆に客層を狭めているかもしれない.実際,これって案外実写でも行けそうな気がするんですよ.
最初から標準以上の出来でしたが,回を重ねるごとにエスカレートして行く展開と映像のクオリティが凄い.どこをどう踏み間違ったのかはわからないけれど放映できない回も誕生してしまいましたが(苦笑)それでも全体的な完成度は9月終了作品の中でも最上位に位置するはず.アニメ化されたことで凄く幸せになった佳作で,本気で続編を希望したい.面白かったです!

3+:3:2 大江戸ロケット
元々完成度の高い舞台のアニメ化ということでかなり期待していたんですが…うーん,これは長さがちょっと合わなかったかもしれないなぁ.内容的には本来20話完結くらいで丁度よく,残る6話分がどうにも水増し間隔でテンションが下がってしまったのが痛かった.特に終盤はもっとアップテンポに流れれば感動の度合いも違ったはずなので凄く勿体ないなぁ….
脚本は安定すれども作画は時折不安定.普段の質が高いだけ目立ってしまうのがちょいと気の毒(苦笑).あんだけテイストの違うキャラクターが1つ画面で動いているだけで,本当は相当凄いんだけどね! ベタな悲劇に走らずに軽く流すあたりは好き好きって感じですが,作品総じて地味だった玉屋兄貴を派手に掘り下げる機会を失ったような気もしなくはなく(苦笑).中盤のスピード感を最後まで維持できなかったのがどうにも惜しかったです.

3+:3:3+ OverDrive
透明感のあるシャープで美しい画面で描かれる若者たちの爆走と過去回想.中盤以降ずっとロードレースやってるという凄いバランス配分は個性なのでこのままでよし(笑)! たかが自転車に命すら賭けちゃいそうな4人の少年たちの,普通の神経ではとてもついていけない具合が素晴らしく気持ちいい….主題歌のキレもかなり良くて,作品の世界観や雰囲気に合ったいい選曲だったのも好印象!
3DCG技術の成熟によって可能となった自転車レースの描写.もちろん本格的に自転車をやっている人から見れば完璧とは言いがたいんだろうけれど,でも現時点でここまでできるなら,今なら「シャカリキ」もやれるんじゃないか…? 走り出してから誰も知らない伏線が回想という形で回収されていくというスタイルもなかなか新鮮.あと,ギャグもいかにも皆さんDTっぽくて地味に凄かった(苦笑).面白かったです!

4+:4-:3 モノノ怪
このサイトではすっかりおなじみ.謎の薬売りが退魔の剣でモノノケを斬る物語.…DVD買うなら東映アニメのショップを利用すると,間に合えばショップ特典がついてくるみたいなのでお勧め(笑).人間の悲しみ怒り苦悩,執念につきまとい現れるモノノケに立ち向かう薬売りのじんわりとしたユーモアとペーソスは絶対に癖になります.ともかくこの内容で12話やりきったことが途方もなく凄くて,この1点だけで初代「化猫」は越えているんだよなぁ….
アニメを越えて日本絵を思わせる,線とテクスチャと色で描かれる映像は健在.さすがにわずかに作画の乱れも見られましたが上質.他のアニメと比べて劣るようなものではありません.特に見せ場である退魔のシーンでは,制作側の鬱憤を晴らすかのような凄い大暴れもしばしば見られました(笑).実力派揃いの声優たちが演じるゲストキャラクターの言動が明らかにする事の真と理は,お約束でありながらも驚きがありました.
放映前は一番の不安要素だった小中脚本も…実際は「鵺」という傑作が生まれたので大変申し訳ありませんでした(笑).パッと見ではやや地味な回も見られたものの,本気で作品を読み解こうとするとどの回であっても面白かった! 普通に見るだけでも面白い上,誤読を恐れず作品を分解し読み解く超攻撃的な視聴者にも最適の作品.面白かったです!

3+:3+:1 天元突破グレンラガン
がイナックスの未来を賭ける気合溢れる映像で,地の底から空の果てへと突き抜け,作り出す物語.話が進めば進むほど広がり続ける世界と風呂敷を,最後にはまとめて畳んだあたりが凄まじい.あの1話からあの終盤に本当に繋げてしまった中島氏の脚本は恐ろしい! …ただ,凄いし感動もするんだけれど,どれもこれもなんだかどうにも余韻が薄い.展開が早いのか,お約束の多用により直近の展開が読めすぎてしまうためか,感情に関する演出の深さが足りないのか…ともかく全体的に軽いのが気になりました.特に兄貴以外の死の軽さがなぁ….
区切りごとに変わる全てのテイスト.特に序盤の70年代テイストは単純でわかりやすく熱くてよかった.ニアの出てくる80年代も結構良くて…こうやって見ると90年代の厳しさがよくわかるなぁ(苦笑).でもあれはあくまでガイナの90年代で,他のアニメはあればっかじゃありませんでしたよ(笑)? 軸となるオリジナル新作を失って久しいガイナにとっては,絶対にヒットさせねばならなかった作品.…ただ,これで10年暮らせるかどうかというと微妙.とはいえ作品としては十分に平均点は越える佳作.面白かったです.

4:2:4 カブトボーグV×V
アニマックスの集中放映で追いつきました.…これは見逃してた,レビューをした方がよかったのかなとも思ったんだけど,あいつら全員完璧に確信犯でやってたからなぁ(苦笑).作り手と視聴者全員がグルとなる意図的なネタ作品.ただしこいつは半端じゃありません.あんな暴れUFOみたいなシリーズを構成しきった大和屋氏はやっぱり凄いよ! そして隙あらば弟子の作品をぶっ壊そうとしていた御大はさらに凄いっていうかひどい(笑)!
衝撃的な第1話をはじめ,無一物やら神やら超展開マニアには垂涎の脚本が続出.中でも自分が特に気に入ったのは50話.本作の場合シリーズ構成は,他の脚本のはっちゃけやら御大の大暴れやらで滅茶苦茶になったシリーズのバランスを取るために地味なところを担当していたはずで,そんな激務の中で大和屋氏の中に蓄積していった鬱屈が大爆発した50話は…たぶん感想書いてたら凄まじい長文になったと思う(笑).
ただしこの手の超展開作品としては既に同ジャンルで「クラッシュギアNitro」があり,しかもあっちはサンライズで地上波の子供向け…なのに素でおかしくなって空を飛んでいた(笑)ことを思い出すとやっぱり弱いんだよなぁ…って,この作品レベルですら完全には満足できない自分の電波センサーが一番どうかしてるのか(苦笑)? とはいえここまで滅茶苦茶な作品は滅多にお目にかかれるものではありません.電波センサー持ちならば決して見逃せない,ごくピンポイントな層に対する傑作です! 面白かった!

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日曜は川井憲次コンサートに行ってくる!

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