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古代王者恐竜キング#42

やっぱり関係あるのかよ!

恐竜島に戻って来たタルボーンヌはすっかり調子を崩していた.ウサラパたちに勉強させようとしてみたり,ロトたちに遊べと言ってみたり.ハリウッドのスタジオで感電するより先に,ノーピスが横浜で彼女の背後から与えた電撃の影響が大きいのだろう.未だにロトたちに恐竜を集めさせているノーピスは,ニュースの中で探していた者の顔を見つける.それはこれまで何度もリュウタたちの前に姿を現していた,謎の老人だった.
ロシアのモスクワで恐竜が出現したことを知ったリュウタたちは,早速現地へと向かう.既に出現していたアンペロサウルスはシベリア鉄道の貨物車に潜り込んで眠りだし,リュウタたちがそこから出してカードに戻す前に特急が発車してしまう.狭い貨車の中で大きなアンペロサウルスが暴れれば車両が脱線するから,パラパラの歌声で眠らせたまま,次の駅で止まるまで待つことにした.

物語はそろそろ終盤に突入,どんどんネタばらし中の「恐竜キング」.ここまで緩やかに積み上げてきたものを全部使った,メインスタッフリストに恥じぬ案外ハードな展開がこの先で展開するはずで…今回もまた黒いノーピスによる犠牲者が発生! 謎のじいさんことジュラサンが大変なことに….前からひょっとしてそう来るかなーとは思ってたけどやっぱし関係者だったのか(苦笑)! 今回も作画は比較的安定してますが,作画監督金栄範なのでリュウタの顔がときどき怖い.
キッズアニメのクライマックスは本拠地と地球を守るための戦いというのが世のお約束で,そろそろDラボが直接狙われてもおかしくない時期にも突入.逆にここまで引っ張っても時間移動をしてこないってことは,恐竜カードを全て集めることが時間移動の鍵になっている可能性が高そう.あの時空の歪みを移動して時間を越えるつもりかな? でもドクターたちの行きたい時間と,ノーピスの行きたい時間は違う気がする….

前半.本日の舞台はロシアのモスクワ.3クール以上に渡る大冒険の舞台となった国の数も結構な数になってきました.舞台になった回数が一番多いのはもちろん日本で次がアメリカ.逆に舞台になってないのは中近東の紛争地帯とかアフリカの最貧地帯とか…どれもキッズアニメでは扱いが難しそうなんだよなぁ.一番ナイーブな場所は同制作会社の「ガンダム」に任せるとして,ドバイやカリブやモンゴルなんかは見てみたいけれど.…昔巨大隕石が落ちたらしいユカタン半島はこの先でも舞台になりそうだ.
雪遊びしていた子どもが見つけた卵カプセルは雪合戦に巻き込まれて飛んでいき,水中で開いたことでカードから恐竜が実体化.首長竜のアンペロサウルス! これを察知したDラボからは早速リュウタたちが現地へと出動.…古代博士曰く,ロシアと言えばシベリア鉄道らしいけど,確かにモスクワからウラジオストクまでの世界一長い鉄道は見所の1つではあるけれど,連想の筆頭に浮かぶほどのものか?
日本では水野映画のイメージの方が強そうな(笑)シベリア鉄道.ついついオーロラの下の恐竜などを夢想してしまうロマンチックな古代博士を,子どもたちはもちろん置き去りに(笑).…オーロラの下の恐竜は確かにロマンかもしれないけれど,恐竜の生きて行ける地域としてはオーロラが出るほど寒冷な場所は激しく不適切なわけで,そんなところに立つことになった恐竜には,ロマンよりも悲壮を感じるんだけどなぁ….
恐竜島ではやったぁ!とウサラパ様がぬか喜び.タルボーンヌが帰ってきたから掃除洗濯炊事介護の無限ループから開放されるかと思ったら…ノーピスにやられた後遺症か,ハリウッドで絡まっちゃったのかまずかったのか,高性能ロボットはなんだか激しくずれており,ウサラパ様は当然のように酷い目に遭いまくってもうダメ,全然ダメ(笑).壊れかけた家電のように叩いたら…かえって凶暴になっちゃって余計に不調.こんなこと平気でできるってことは,皆タルボーンヌがロボットだとはっきりわかってるんだなぁ.
調子っぱずれのタルボーンヌは子どもたちに勉強なんかしないで遊んできなないといつもと逆のことを言い,なぜかウサラパたちを勉強させようとするあたりが大間違い(苦笑).タルボーンヌが不調でいる限りロトたちは恐竜カード集めに集中できるし,役立たずでむしろ邪魔な3バカもタルボーンヌに捕まって現場に来ないので,カードの回収率はこれまで以上に上がりそうだ.
そして,ドクターの目を盗んでこの状況を作り出した黒いノーピス.テレビで恐竜報道を見ていた彼は,これまで探していたものを画面内に見つけてはっとする! 恐竜が出ても運行に支障はないと語る車掌の顔に「間違いない,見つけたぞ!」…その顔はこれまで何度もリュウタたちの前に姿を現した謎のじいさん! ウサラパたちも彼に会ったことはあるけれど面識はなかったみたいだし,ノーピスだけが知ってる関係者…? 一応予測はしていたけれど,本当にあのじいさんまで本筋に絡んできましたよ(笑)!
モスクワでは既にリュウタたちがアンペロサウルスに接近中.モスクワ駅で,貨車に積まれた牛の飼葉を食べているアンペロ.どんどん食べてついには貨車に入ってしまったアンペロに近づき,同じ貨車に乗り込んでみるリュウタたち.アンペロは狭いところが案外居心地良かったのか,いきなり座って眠りだして凄くマイペース.あんなに体がでかいのに….そんな悠長ぶりをのんきに楽しんでいたら唐突に閉じられる貨車! そのまま引かれて発車してします!
謎のじいさんが車掌として乗るロシア号に引かれ,モスクワを出発してしまうアンペロ入りの貨車! 下手にアンペロをこの狭い車両で起こしてしまったら,列車がバランスを崩して転覆する.このまま静かに寝かせておいて,次の駅についたら起こして片付けようと方針を決めたリュウタたちだけど…言葉のわからないガブやエースがアンペロの上で騒いで起こしてしまう.なんて絶妙なチームワークの悪さ(苦笑)!
目覚めて周囲の異常に気づき,貨車の中で暴れ始めるアンペロ.貨車の屋根は壊すし落ち着かせようにも手段が見つからないし…このままじゃさっきの懸念が現実になる! この大ピンチでなぜか唐突に前に出たパラパラは,のんきにカウカウと歌いだし…その歌声になぜか眠りだすアンペロサウルス.踊ったり歌ったりと本作の恐竜は結構芸達者なんですが,パラパラの子守唄?にあれほど絶大な威力があるなら,戦闘にも積極的に使っていけばいいのにと思います(笑).…当座の危機は回避できたリュウタたちだけれど,貨車の走る上空にはアクト団の飛空挺が迫る!

後半.飛空挺から貨車の中のアンペロサウルスを狙うロトとロア! ティラノとスピノを小さいままパラシュート降下させるロアは,ウサラパたちとは違って見事に恐竜を使いこなしているなぁ.しかし列車のスピードに合わせて降下することができすにティラノもスピノも地面に落下.仕方なくスピノを巨大化させて,小さいティラノを背負って列車に併走! 頑張って頑張ってなんとか小さなティラノだけ飛び込ませて…けれどその先をどうするか考えてなかったあたり,いくら賢くてもロアもやっぱしお子様で.「ロトが考えてよ」って無責任だなぁ.
窓ガラス破って列車に飛び込んだちびティラノ.しかし落ちた場所が融通の効かない車掌の前だったのはまずかった.つまみ上げられた上「ペットは乗車できません」と窓から放りだされてごろごろっと転がされて目玉ぐるぐる.スピノも走りすぎで力尽きてカードに戻り…結局何もできなかったなぁ,ロトもロアも(笑).アンペロを乗せてロシアの大地をひた走る列車はどこにも止まらずに進み続けて,やがて夕方.
夕空の下,向かってくるロシア号を線路の上で待ち受けていたノーピス.普段は後ろで糸を引くばかりの彼が,こうやって人前に姿を現すこと自体が珍しい.アクトホルダーでサイカを実体化して列車を強制的に止めさせようとするも,運転士は気が弱すぎて気絶しただけ,止まらない! 仕方なくノーピスはサイカの実体化を解除.しかしきっちり列車に取りついてデッキへと回り…「久しぶりだな」と向かいの車両に声をかける.そこにいるのは彼がようやく見つけた車掌のジュラサン….
列車の向かう先にはようやく街が見え始める.リュウタたちは列車が止まり次第アンペロを起こしてカードに戻すことにします.遺跡とか史跡を多少ぶっ壊すのはいつものことですが(笑)街に思い切り被害を出すとそこに住む人の暮らしに影響が出るのはまずいので!…結構いつもは街だって派手に壊してんだから,今更気にしなくたっていいような気もするけれど(笑).しかし列車,待望の駅には止まらずむしろスピードが増した! 運転士が気絶したせいだ!
車掌をずっと探していたノーピス,切符を拝見と言うばかりの車掌.ノーピスが後続の客車を切り離すと,車掌のじいさんは華麗に空飛んでノーピスの乗る前方車両に飛び移ってきた! その普通でない身のこなしは,彼が人ではなくドクターエンシェントのアンドロイドである証.ノーピスの研究を完全なものにするにはエンシェントのデータが必要で,エンシェントはそれをジュラサンのメモリに隠した…ソーノイダではない研究者.これまで判明した情報だけでは埋まっていなかった重要なピースが,ここでまた1つ埋まった!
「私にそのデータをよこせ!」「無賃乗車はできません! 切符のない方は降りていただく決まりです!」片や電気棒,片や金槌,それぞれに得物を持って列車の上で対峙するノーピスとジュラサン.しかし武器つきの戦いはあっさり終了し肉弾戦へと変化.研究者の癖して凄い身のこなしのノーピスはアンドロイドの後ろから組みつくも,さすがに力負けして逆に組み敷かれ…しかし跳ね返し,やがてノーピスがジュラサンを落とす.…あまりに必死すぎて痛々しくすら見えるノーピスの表情.何のためにノーピスはデータが欲しいのか.
列車が止まらないどころか加速していることに気づいた貨車の中のリュウタ.俺が見てくる!とリュウタはガブをでかくして列車の外に出る.「俺とガブがいりゃ,不可能なんてないんだ!」…これは決め台詞としてかっこいいんだけど,折角スピードが要求される状況なんだからエースを出せばよかったのに…(苦笑).列車に併走して先頭車両の様子を見ると,運転士さんが気絶している! しかも起こしたらガブを見ちゃってまたびっくりして頭ぶつけて気絶! …これはリュウタが列車にブレーキをかけるしかない.
屋根の上では未だ続いていたノーピスと車掌のバトル.実は車両からは落ちてなかったジュラサン.這い上がって周囲の様子を確認している背後から忍び寄ったノーピス! 一体どうやってアンドロイドの裏をかいたのかはわからないけれど,彼は気配を消すことが極度に巧いようです.ジュラサンの首に後ろから装置を押し付け,必要なデータを全て吸い上げるノーピス.データを奪われた車掌はフリーズして車両の屋根から落ちていく…「もうお前に用はない!」
慎重に2本のレバーを戻し,ちょっと急停止ながらも列車を止めることに成功したリュウタ! けれどこの衝撃でアンペロサウルスが目覚めてしまったので,ここでカードに戻すしかないか! エースとパラパラも大きくされて戦い参加することに.追われて逃げるアンペロの先にロトたちのティラノが登場! ボルケーノバーストでアンペロを狙うも,アンペロが火球の飛ぶ向きを変えたためにリュウタたちの方向へと青白く煮えたぎる灼熱の球が飛ぶ! …この危機を身をもって防いだのは走ってきた車掌! そのまま壊れてしまいます….

アンペロの放ったアクアボルテックスの氷雪に包み込まれてカードに戻ったティラノ.ガブがエレクトリックチャージで仕留めにかかるけど,サイカニアが唐突に登場して弱ったアンペロに止めを刺しカードに戻した! アンペロのカードはノーピスのものとなり,「君らにはそこのアンドロイドをやる.丁重に葬ってやれ」と酷薄なことを言って去るノーピス.空にはオーロラ.地にはリュウタたちが何度も出会ってきたおじさんが機能停止した姿…今日は負けた,けれど明日は負けないようにリュウタはオーロラに誓うのだ.「絶対アンペロサウルスを取り返してやろうぜ!」
…ここまでに明かされてきた様々な事実.ロトたちの両親が未来にいること,タルボーンヌがアンドロイドであること,ノーピスにはドクターとは別の目的があること…しかしここまで来てもまだ詳細が見えていなかったのが,誰が恐竜カードを作ったのかと,レックスがどこから来たのか.もしジュラサンが守ろうとした相手が「リュウタたち」ではなく「レックス」ならば,レックスの正体がかなりとんでもないことになりそうなんだけど大丈夫だろうか(笑)! ノーピスがここまで頑張る動機も結構気にしつつ,次回に続きます!

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