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古代王者恐竜キング 翼竜伝説#8

美麗映像で梅干しをどうぞ!

グーネンコに捕まり海賊黒髭に捕らわれてしまったジムを救うには、マルムが持っていた地図の残り半分を渡すしかない.リュウタたちは宝の地図と引き換えにジムの命を救ったが、ジムは地図を取られたこととリュウタたちがすぐに黒髭を追いかけないことが不満でたまらない.けれどジムを救うためにマルムたちの両親を取り戻すチャンスも1つ失われたことを知り、ジムはマルムに謝るのだった.
2つの地図を手にした黒髭の船は嵐に近づくが、リュウタたちの恐竜海賊船に追いつかれないように危険を承知で先を急ぐ.レーダーのおかげで黒髭の船を見失うことはないものの、大きく距離を離されてしまった恐竜海賊船はジェットエンジンを使い一気に距離を縮めるが、もう少しのところでエンジンは電池切れを起こしてしまい,黒髭たちとリュウタたちは嵐の海に翻弄されることになる.

海賊編に入ってから絶好調の「恐竜キング」! 勝手なゲストキャラにリュウタたちが引きずられていくという構造はローマ編と同じなんだけど、相手が主役と同世代な上に求愛等でより深く絡んでくると,キャラの立ち方が段違いに濃い! ソフィアさんの存在自体がいかにも強制イベントっぽかったのに比べ、マルムさんにいいとこ見せてリュウタたちから離れることしか考えてないジムの行動はウザい上に先が読めなくて…バカですっごく面白い!
今回もやりたい放題のスタッフは脚本前川淳,作画監督平岡正幸,絵コンテ・演出池野昭二…なぜにこの回で平岡さんなんて贅沢をしているのかと言えば,やっぱし作画に気合を入れたかったからかな? これまであまり描かれることのなかった水中戦や,プテラに乗ったリュウタがジムを救出するシーンなど,3Dも2Dも競うように素晴らしい映像を作ってくれてます…そんな気合が空回りして,梅干のシーンまでなんとなく頑張るのは間違いだと思うけど(苦笑).

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2008年2~3月終了アニメ雑感・1

ついに年度末ということで業務よりも事務作業に追われがちな昨今,皆様いかがお過ごしですか? 自分はつい先日,下田に研修と言う名の社員旅行に行って参りました! なぜかこんな時期に(笑)! 昼は熱海の街を駆け回り,夜は旅館貸切で大騒ぎ.翌日にはヘリまで飛んだという…自分は乗れなかったけど(苦笑)凄く珍しい体験をさせて頂きました.

 

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今回短評を出した作品は以下の通り.

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ひよこ短評 3/19-21

今日ゲームショップや家電量販店に出かけた人はびっくりしたんじゃないかな.朝から人満杯で凄いことになってたモンスターハンターポータブル 2nd Gのリリース.ヨドバシAkibaも朝から凄い行列で,帰りに寄った時はもう売り切れ&次回入荷未定という凄まじさ.そうでないソフトを買いたかった自分とかは普通に困りましたとさ.あ,自分が買ったのはこっち(笑).
さて短評では…「銀魂」で今日見たのと似た光景を見てました.

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古代王者恐竜キング 翼竜伝説#7

ウザいから求愛は後にしろ

インカの宝の場所が示された地図の半分をグーネンコに奪われてしまったリュウタたち.宝の位置を示した地図を取られたリュウタたちは,海賊に憧れるエドがつくった恐竜海賊船で黒髭たちの船を追う.ガブが地図を取られたことでリュウタとジムの仲は最悪となったが,それでもジムはマルムへの求愛をやめず,事あればキスしようとするのだった.
レーダーを使って黒髭の船の追跡を続けるリュウタたちに,黒髭の海賊船と勘違いしたイギリス軍の軍艦が砲撃してきた.ソーノイダが恐竜海賊団だと名乗ってしまったために誤解を解くこともできなくなり,やむを得ず反撃しようとしたら備え付けの大砲に込められていたのは打ち上げ花火と万国旗と鳩.リュウタたちの船は愚弄されたと怒るイギリス海軍からひたすら逃げるしかなくなった.

海賊編でまったく先の見えない冒険物語にその身を投じた「恐竜キング」.ローマの次が海賊とオープニングに出てくるテーマ順になっているので,ちょっと気が早いけど次編は日本かな? 強固な史実のない海賊編は色々な意味でやり放題.そもそも有名な「黒髭」エドワード・ティーチが活躍したのは18世紀に入ってからなので,リュウタたちが戦っている黒髭は完全な別人と考えるべき…じゃねえよ(笑).ちゃんと1718年って言ってたんだから,本人な上,殺される直前の可能性が高いんだなぁ,間違ってごめん(苦笑)!
脚本神戸一彦,作画監督田中ちゆき,絵コンテ・演出渡辺正樹.脚本のためか演出のせいか,前回以上にジムが激しくマルムに求愛行動を繰り広げるためウザくてたまりません(苦笑).あんな露骨な押しの一手じゃ,女の子の心は掴めないだろうなぁ.そんな求婚に巻き込まれるリュウタたちにはまったく嫉妬の様子が見えないけれど,このまま最後まで行くのだろうか? それともどちらかくらいは自覚する…? 恐竜図鑑ではジョバリアが先取りされてます.

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ひよこ短評 3/14-17

画面右側のサイドバーに「国盗りカウンターブログパーツ」ってのをつけてみました.アクセスしてくれる人たちの都道府県によってレベルが上がっていくらしいけど,果たしてどんなことになるのやら….あ,リロードしてもポイントが増えるわけじゃないようなので,これまでと同じくアクセスしてくれれば問題ないですよ.
さて,短評では「恐竜キング」#7のジムのウザさにやられてます(苦笑).

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ひよこ短評 3/10-3/12

「墓場鬼太郎」快進撃! ノイタミナ枠の歴代最高視聴率を更新し平均視聴率も新記録更新確実…なんだけど今日の最終回は50分遅れ…これが最終的な平均視聴率にどんな影響を与えるかが気になるぞ.
さて,短評では「ロザリオとバンパイア」#10の作画にびっくり!

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古代王者恐竜キング 翼竜伝説#6

一目惚れられ巻き込まれ…

謎の翼竜に危機が増したと警告されながら,リュウタたちが次に導かれたのは18世紀のカリブ海.TPSには両親たちの反応があり,両親たちをさらった宇宙海賊ザンジャークや彼らが狙っていた雷電の玉もこの世界にあることが予測された.早速地上に降りたリュウタたちは,恐竜・エドモントニアから逃げる軍人たちと親子に巻き込まれる.恐竜が消えると今度は軍人たちは少年と父親を追いかけ,少年は出会ったばかりのマルムの手を掴み一緒に逃げるのだった.
イギリス軍に追い詰められたリュウタたちと父子は,対岸から黒髭と名乗る海賊たちに銃撃された.イギリス軍と海賊たちはグルだったのだ.足場を失い転がり落ちた父・ロジャーは海賊の部下たちに捕まってしまい,リュウタたちは息子のジムとともにその場から逃げ出すしかなかった.けれど,ロジャーは海賊黒髭とイギリス海軍が欲しがっている宝の地図を持っていなかった.実は息子のジムが地図を持って逃げていたのだ.

ローマ編をクリアしたのもつかの間,コーラのせいでそのまま海賊編に突入してしまう「恐竜キング」…いいのかそんな適当で(苦笑)? 「スパルタカスの反乱」という強固な史実に乗っかったために先が見えていたローマ編に対し,今回の舞台は歴史には恐らく正確には残ってなさそうなカリブ海.海賊黒髭は実在したけれど,あの黒髭が史実にも残る名高きエドワード・ティーチと同一人物かはまだよくわからない…有名な海賊ならば虎の威を借りる奴が山ほどいたっておかしくない気もするしなぁ.
新シリーズ突入で崩した調子もすっかり復調して今回も作画良好.脚本平野靖士,作画監督金栄範,絵コンテ演出高橋順.作画監督の個性で頬がやっぱり気になりますが(笑)例の怖い顔もなく,エピソードが全体的に盛り沢山で充実度満点!…この質ならばこの先1年を十分戦い抜くことができる気がする.ちなみにエンディングではサビでスピノがずっと逆立ちして頑張ってます!

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ひよこ短評 3/8-3/9

全自動百科事典『オートペディア(Auto☆pedia)』が面白い.入力した単語で検索してWikipediaっぽいページを自動生成してくれるんだけど,たとえば「陰陽大戦記」とか検索しちゃうとこの始末.「日本の機能的なネクロノミコン、観葉植物」って一体どこから出てきたのやら.それに「冒険王ビィトの分野で高い評価を得ている」って意味わかんねえよ…(苦笑)と楽しむものなのです.
さて,短評では「D.Gray-man」を3本まとめ見しています.

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ひよこ短評 3/5-3/7

あまりにもレベルの高すぎるクラウザー様.ここまでのものを見せつけられてしまうと,さすがに見に行きたくなってしまう映画DMC.松ケンの化けっぷりが抜群なのは間違いなさそうですが,キャスティングではどうしても見逃せないのが社長役の松雪泰子…どこまでハメを外してドSを演じてくれるのか,あるいは本性を出してくるのか(笑),大変に楽しみです.
さて,短評では「結界師」をラスト3話をまとめ見しています.

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古代王者恐竜キング 翼竜伝説#5

属性なんて関係ねえ!

スパルタカスを残してローマ軍から逃げるリュウタたちは,雷電の宝玉を狙う宇宙海賊ザンジャークのミハサが操る,ヤンチュアノサウルスの襲撃を受ける.そのドサクサでソフィアをさらったミハサは彼女を脅迫し,雷電の宝玉がスパルタカスの手にあることを聞き出す.リュウタたちに助けられたソフィアは,改めて兄を助けてほしいとリュウタたちに頼むのだった.
闘技場での試合をリュウタたちに台無しにされ,スパルタカスにも逃げられそうになったことで怒るスッラは,ウサラパたちをもう一度捕まえて恐竜とスパルタカスを戦わせるように命令する.ただ一人で闘技場に入ったスパルタカスは,自分より遥かに大きなスピノサウルスと,生身の体と剣,そして妹に渡された雷電の宝玉で戦うことになった.

新シリーズの第1章,古代ローマ編のクライマックスを迎える「恐竜キング」.新しい敵の紹介を交えつつこの先も続くショートシリーズの基本的な形を確立するためのシリーズだったので,色々と無理やりな展開も見られたのは無理もない…っていうかいつものことか(苦笑).基本的に登場人物のうかつっぷりはあんまり変わっていませんが,リュウタの言動が前シリーズよりも主役らしくなっているような.でもその熱い台詞もまだまだ状況に合ってないことが多いんだけど(笑).
クライマックスらしく作画は前回程ではないものの好調! 脚本前川淳,作画監督高橋晃・和田喜彰,絵コンテ演出川村智之のダブ回は,主役以上にスパルタカスとミハサのシリアスな描写に気合が入ってます! もちろんコメディも抜かりなく,どうしようもないウサラパたちやソーノイダのダメな活躍ぶりもしっかり描写してますが…なぜか自分が一番爆笑させられたのは,ラストでのレックスのごく当たり前の一言でした(苦笑).

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ひよこ短評 3/2-3/3

広川太一郎氏死去.68歳没なんですね…まだまだお若いのに,惜しいなぁ….ハイテンポかつ駄洒落満載の華麗な台詞回し「広川節」は彼でなければ出来ない素晴らしい宝でしたよ! アニメで近年…となると「MEZZO」になっちゃうけど,特に70年代のアニメを語るならば決して避けては通れない,真に偉大な声優の一人でありました.…最近出た「モンティ・パイソン」の日本語吹替版BOX,買ってしまおうか.
さて,短評では「きみある」のネタ拾い食いに感心してます(苦笑).

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ひよこ短評 2/27-2/29

アニメ好きならばアニメ関連企業のIR情報を把握するのは当たり前(笑).実は最近経営的に大変気になっていたのが「マイメロ」シリーズでおなじみのウィーヴ.去年2月には「「それゆけ!徹之進」、「魔弾戦記リュウケンドー」の2枠については、「広告代理店機能」「版権管理機能」が充分機能しておりません」というぶっちゃけで特別損失を発生させていましたが,今年2月にも「パートワーク「毎日おいしい! はなまるレシピ」の売上が計画に比べ伸び悩んだこと等によるもの」で特別損失発生.さすがにヤバそうだなぁと思ってたんですが,上場時価総額が5億円以上になったことで上場廃止回避に成功したらしい.これで「マイメロ」継続は確実?
さて,ひよこ短評では「カイジ」に夢中! このあたりの展開は大好きだ.

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ひよこ短評 2/23-2/25

最終的にはスポーツどころかルールすら突き抜け「全国」の「テニス」のレベルの高さを見せ付けた「テニスの王子様」が堂々完結.これも9年越しの大連載で…でもまさかニュースになるとは思わなかったけど.全国大会に入ってからの超展開ぶりは各所でも取り上げられていましたが,その常識の超えっぷりは「リンかけ」以上で…何度爆笑させられたかわかりませんでした! これまでありがとテニプリ!
さて,短評では…「レンタルマギカ」19・20話が大変不本意です(苦笑).

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古代王者恐竜キング 翼竜伝説#4

勝手に動いて捕まるのはヒロインの仕事です

剣闘士にさせられた兄,スパルタカスを救うために家宝の宝玉を渡そうとしているソフィアの旅に同行することにしたリュウタたち.ソフィアを狙う宇宙海賊から,さらわれた両親たちの情報を掴むこともできるかもしれない.彼らが目指すローマの闘技場には,既にウサラパたちとティラノが運ばれていた.檻に閉じ込められたウサラパたちはティラノをカードに戻すこともできず,明日ローマ軍との戦いを控えたティラノは,餌も与えられないまま檻の中で暴れて次第に弱っていく.
ローマに到着したリュウタたちは,既にローマ軍がティラノを捕まえていることを知った.ソフィアとともに闘技場に侵入したリュウタたちは,囚われのスパルタカスとティラノを探す.ティラノとローマ軍の戦いの後,圧倒的に不利な戦いを強いられるはずの剣闘士スパルタカスは,その戦いを計画した残忍な独裁官スッラから最後の勇姿を見せろと宣告されていた.

1話完結からショートシリーズへと鞍替えし,その最初のシリーズのクライマックスが近づいてきた「恐竜キング」.今回は脚本丸尾みほ,演出菱田正和,絵コンテ仙山人,作画監督石川てつやで…で,作画美麗! 演出が菱田監督なので動きもいちいち良いわけですが,作画も下手したらここまでの4話で一番良いかも…これは作画監督とすたじお牙鳴の力だろうなぁ.元々映像のレベルが高めの作品の中でも,今回は無駄に頑張りまくりです!
前回から悪い意味でヒロインらしい活躍を見せているソフィアさん.リュウタたちと一緒に兄のところまで行くはずなのに,隙あらば単独行動を取ろうとする困ったさんで(苦笑)兄の命がかかってるんだから早く逢いたい気持ちはわかるけどあまりにも自分勝手.余計なことし過ぎじゃないですか? …まあ,自分は最終回で包帯を外すような燃え状況に,決戦直前に怪我なんかしてんじゃねえとツッこんでしまうタイプなので余計そう見えるのかもしれませんが.ちなみに恐竜図鑑では,次回登場のヤンチュアノサウルスが先行紹介されてます.

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ひよこ短評 2/19-2/22

コミックブレイド連載中の「ARIA」がついに最終回.これも「AQUA」の頃からだと7年以上の長期連載.しかも本誌記事中より,アニメも原作と合わせて3月にフィナーレを迎えることが確定したようなので,ファンにとっては商品ラッシュがうれしい,けれど別れのさびしい春になりそうだ.
さて,ひよこ短評では「銀魂」94話冒頭の線撮りに呆然…いや,それ普通よりもむしろ手間がかかってるから! 時間稼ぎにはなってるけど手抜きではないから(苦笑)!

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