ひよこ短評 5/18-5/22
さて,短評では「アンジェリーク」に女性向けHMX-12マルチを見ました.
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リュウタたちは八岐大蛇の勾玉が眠るという滝の裏側の洞窟に入るが,宝玉をリュウタたちに取られたくない家康は隙あらば出し抜こうとする.洞窟内では謎の悲鳴が時折響き,マルムはつい父に似ている家康にすがってしまう.我に返ったマルムは恥ずかしさから家康に紛らわしいと暴言を吐き,またも険悪になりそうなマルムと家康の関係をリュウタの唐突な行動が救った.
宝玉を探して進むリュウタたちは,先程の謎の悲鳴の主と洞窟の中で合流する.それは熊に追われて洞窟を逃げ回っていたウサラパたちだった.ウサラパたちはティラノを使って熊をボルケーノバーストで攻撃し,その衝撃で洞窟が崩れてマルムと家康と子熊が埋まってしまう.リュウタたちは協力してマルムたちを救い出そうとするのだが,エースは勝手に洞窟の奥に向かっていった.
3度繰り返してパターンを視聴者に叩き込んだところで,今度はそのパターン崩しを喜々として始める「恐竜キング」.面倒なお約束をおおよそ片付け終わった後の緩やかなパターン崩しの時期こそが,低年齢向けの作品が最も脂の乗る時期です.クライマックス間際になるとサンライズ作品は物語を真面目に語ることで手一杯になるので(笑)作品を代表するような「娯楽」回はこのくらいの時期から生まれることが多いんだけど…今回はマルムさんの父恋しさゆえのシリアスでちょっと勿体ないかも.
脚本前川淳,作画監督高橋晃・和田喜彰,絵コンテ演出工藤寛顕のおなじみダブ回.作画はまあまあ安定してますが,抜群に優れているとは言いにくいのが珍しい.…折角の工藤氏なんだから超激しいギャグ回を当ててあげればいいのに! 正直勿体ないぞ(苦笑)! 恐竜図鑑は次回登場のトゥオジャンゴサウルスの紹介です.
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部下とはぐれた家康の宝玉探しにリュウタたちは同行することになった.家康の探す宝玉は八岐大蛇の尾から草薙剣とともに出てきたという勾玉で,手にした者は天下を取るほどの力を持つらしい.日の沈む方角,七色に光る場所にある勾玉を見つけ,武田を倒し天下を取りたいと願う家康だが,リュウタたちはそんなものがなくても彼が天下を取ることを知っていた.
ザンジャークの母艦から落ちて服部半蔵たちに保護されたマルムの父は,家康の影武者として城に戻ることとなった.歴史小説好きのマルムの父は二俣城が落ちそうだという伝令に増援は必要ないと答える.戦国時代が今後どのように展開し終焉していくのか,マルムの父はその大体の流れを既に把握しているのだ.
これまでとは一味違う展開が楽しい「恐竜キング」.偶然ザンジャークの手を逃れることに成功したマルムの父こと竜野医師の動向は初の例なので先が読めなくて面白い.特段恐竜を可愛がっていない,その上他の人質を5人も抱えるザンジャークがわざわざ竜野医師を回収するとはあまり思えないのでこれはひょっとすると…と思わせておいてクライマックスにグーネンコあたりに持っていかれそうな気もするしなぁ(苦笑).立場上元鞘が確定のミハサよりも,不確定要素が大きい竜野医師の動向が凄く気になります.
脚本丸尾みほ,作画監督平岡正幸,絵コンテ演出池野昭二のサンライズ作画室回.作画は美麗…というよりは癖が結構強く,平岡氏の回だけあって,画面の脇やら端やらで人間も動物も異様に細かく遊んでるのがらしくて面白い! エンディングではサイカが前転,ティラノがピース.恐竜図鑑では恐竜絶滅の理由が紹介されてます.
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西遊記の時代を後にして新たなコスモストーンを探しに向かったザンジャーク.その母艦にはリュウタたちの両親が古代家ごと未だ元気に捕らわれていた.ザンジャークが彼らをさらったのはエンシェント博士たちの技術力でコスモストーン探知機を作らせるため.ザンジャークの一員にはあのノーピスも加わっていた.そして巨大なエネルギーを秘めるコスモストーンを7つ集めて宇宙を支配することが,ザンジャークのボスの目的だった.
タルボーンヌとジュラサンの買い出しが終わり,エンシェント号もザンジャークを追って出発する.謎の翼竜はリュウタたちにコスモストーンを7つ揃えてはならないと言い残し,新たな時代へと導いた.1572年,戦国時代の日本では,服部半蔵たちとともに謎の勾玉を求めて武田の領地に入っていた徳川家康が,武田の女忍者たちに襲われていた.そこにコスモストーンを探しに来たミハサが鉢合わせし,恐竜をけしかけられた家康は崖下に落とされて部下たちとはぐれてしまう.
コスモストーンの取り合いは3連敗.西遊記編を終わって戦国時代編…になかなか入れない「恐竜キング」.前回のヒキは次の回の冒頭であっさり解決されるのが本作のお約束のはずなんだけど,珍しく冒頭ではザンジャーク側の説明が先行,西遊記編から脱出するのは前半の中盤となります.見所はもちろんザンジャーク側にやっぱりいたあいつ! 実は公式サイトでは既に示されていた情報ではありますが,本来の視聴者である子どもたちにこの制作側の不意打ちがよく響いているといいなぁ.これでザンジャークがエンシェント博士発案の恐竜カードと同じものを使っていた理由もはっきりしましたね.
ここまで3度コスモストーンを取り合って3度失敗したリュウタたち.残るは4個なんですがまだ2クール目に入ったばかりで,この調子だと3クール目にはコスモストーンが揃ってしまいそう.破滅が訪れた後,再度過去に戻って全部をやり直すとか,より過去に戻ってコスモストーンができないようにするとかやりはじめたら拍手したい(笑).脚本三浦浩児,作画監督田中ちゆき,絵コンテ演出渡辺正樹,中村プロ回なので2Dは安定.3Dの素早い動きも頑張ってます.恐竜図鑑はゴジラサウルス.なお,この回からミハサ役が谷井あすかから弓場沙織へ変更され,声が唐突に若返りびっくりしました(苦笑).
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自分のためにリュウタたちとザンジャークが争い,自分と間違われた者が連れ去られたことに心を痛めた三蔵は,白馬とともに一人で両界山に向かった.その途中グーネンコに発見された三蔵は,捕獲され巨大な岩戸の前に連れていかれる.この岩戸を開いたらソーノイダを返してもいいと言う恐ろしいグーネンコに向かって,三蔵は先に人質を返すように強く反論をはじめた.
ソーノイダが長々と言い争う二人を無視して自力で岩から脱出を果たしてしまい,グーネンコが三蔵に無理やりお経を唱えさせようとしたときに,三蔵が一人で行ったことを知ったリュウタたちがようやく追いついた.三蔵はこの子たちの両親を返してくれればお経を唱えると交換条件を変更.コスモストーンをどうしても手にいれたいザンジャークは,岩戸を開けるかもしれない三蔵を傷つけることはできないのだ.
西遊記編クライマックス.その暴走が事態を常に悪化させてきたヘタレお師匠様とも今回でお別れの「恐竜キング」.ラストで大きく成長を見せるのは主役たちではなく三蔵で,ここまでの展開やコスモストーンがキャラを成長させるための投資だとしたら,今回は投資先を明らかに間違ったと思います(苦笑).まあ,たったの3,4日程度でリュウタたちが劇的に成長するのもおかしいような気もするんだけれど.…これまで出てきたゲストキャラが,今後再登場するようなことはあるんだろうか?
今回の制作陣は脚本前川淳,作画監督梶浦紳一郎,絵コンテ演出高橋順.クライマックス回の割りに特に2Dの作画が今ひとつなのは,三艾動画などの海外分がいつものようにダメだったみたいですね(苦笑).その分3Dは結構頑張っており,裏アイドルであるサイカさんの活躍っぷりが素晴らしい! どうやら同じ属性のコスモストーンに触れると恐竜がパワーアップしそうなこともなんとなく描かれております.ラストの恐竜図鑑はランジョウサウルス.
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