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古代王者恐竜キング 翼竜伝説#23

合わせた力もまだ足りない!

秘宝,大地の碧眼を手に入れるため,リシュリューたちは若い国王夫妻が滞在しているデュマ伯爵の城を目指す.リュウタたちとコンスタンスも同じくデュマ伯の城を目指し,さらにリュウタたちを信頼できないダルタニアンと子分たちもついてきた.ノーピスによって更に強化されたカードを持ったグーネンコとリシュリューたちに追い抜かれたダルタニアンの気は逸るばかりだ.
一刻も早く城に着こうとするあまり,リュウタたちの乗った馬車は脱輪を起こしてしまった.脱輪はすぐに修理できたものの,苛立つダルタニアンが子分を怒鳴りつける態度が許せないリュウタは取っ組み合いの喧嘩をはじめて仲間たちに止められる.そんなことをしている間にリシュリューたちはデュマ伯の城に到着して宝玉の探索を開始し,城の外ではコスモストーンを探しにきたウサラパたちとグーネンコの恐竜バトルがはじまった.

2クール目もそろそろ佳境,まったく先の見えない次章以降の伏線が張られてきてもおかしくなさそな恐竜キング.この回から敵側がパワーアップを開始するので,主役側の強化もそろそろ? ただし強化にコスモストーンが必要ならば,入手する手間を考えると主役3頭の強化される時期はそれぞれずれてくるかもしれないなぁ….逆に強化を急ぐために,一気にコスモストーンを入手するようなイベントが発生したりとか,強化恐竜を鹵獲して,そこから味方側が一気に強化されていくかもしれないけれど.
今回は脚本前川淳,作画監督高橋晃和田喜彰,絵コンテ演出工藤寛顕のダブ回…の割に微妙な顔が散見されるのがちょっと寂しいのは上海ダブのせい? 見どころは本当にどうしようもないダルタニアンと激しく怒るリュウタの実に子どもらしい喧嘩っぷり.ダルタニアンに比べれば,リュウタはリーダーとしてまだまだマシであるという事実がちょっと怖い.恐竜図鑑は恐竜の糞の話です.

前半.前回のヒキでリュウタたちの乗る馬車に向かって崖が崩れてきたわけですが,どうせヒキなのでそう問題はなし.馬車は崖崩れの目前でちゃんと止まり,落石と一緒にロバに乗ったダルタニアンたちが登場したのでありました.リシュリューに孤児院を壊されてしまった彼らは,コンスタンス姉ちゃんと一緒にいくと主張.もちろん孤児院崩壊を止められなかったリュウタたちのことなんかまったく信頼していません.
この状況で追い返すのも手間ということか,結局同行することになったダルタニアンたち.わざわざ崖なんか崩してくれたおかげで馬車はすっかり遅れてしまいましたが,原因であるダルタニアンに反省の色など微塵もなし.逆に他所者が偉そうに言うなとリュウタたちに食ってかかる始末で…毎度ゲストキャラは厄介ですが,今回もまた強力だなぁ(苦笑).迷惑をかけても自分の言うことを聞けと言う彼の主張は滅茶苦茶…もちろんそれは自分が孤児院を守れなかったことを悔い怒っているのだろうけれど,本当に迷惑な八つ当たりっぷりなのです.
ザンジャークの母艦では毎度の鼻歌,けれど今回は特に上機嫌なボス,ノーピスがジャークアーマーの性能アップに成功したことにご満悦です.そろそろ夏休みだしキッズアニメとしてはパワーアップの季節なわけですが,コスモストーンを沢山持ってるザンジャーク側がかなり有利そうだなぁ.属性の都合か別パラメータの問題か,強化パーツは限られた恐竜にしか装着できないものの,とりあえず3人分は確保したノーピスには…寝返るつもりなど微塵もなさそうだ(苦笑).そしてノーピスの顔を見て頬を赤くするボスが気持ち悪い.ザンジャークも人間と美的感覚はあまり変わらないのか?
相手がパワーアップしたとも知らないリュウタたちの馬車は遅れを取り戻すために走るけれど,デュマ伯の城を目指し遅れて出発し,グーネンコとも合流したリシュリューたちの馬にここで追い抜かれてしまいます.切迫する事態の中でリュウタたちはバックランド号にも連絡を取り…馬車を諦めてバックランド号に乗り換えたりはしないのな(笑).コスモストーンを先に手に入れ,両親たちと交換したいとやっぱり考えているリュウタ.謎の翼竜の言葉なんかやっぱしあんまり重く考えてないのな(苦笑).
そしてそんなリュウタの考えに内心真っ向から反発しているソーノイダ,自分が恐竜キングになるためには,莫大な力を持つコスモストーンを渡すつもりもないのです.そこで「急にフランスパンが食べたくなったぞい!」とかわがままを言い出し.ウサラパたちを地上に買いに行かせるふりをして,実はコスモストーン確保に向かわせます.…フランスの焼きたてパン確保で偽装するのはドクターにしてはなかなかの頭脳プレイですが,ウサラパたちの乗った飛空挺は本作のお約束を律儀に外さず,燃料不足で墜ちました(笑).
リシュリューに追い抜かれたリュウタたちの馬車は追いかけて爆走.しかし急がせ過ぎてついに後輪が外れてしまいます.とはいえ車軸が折れたりはせず,はめるだけで修理完了するくらいの損傷は幸運なんけれど,警告しようとしていた仲間を「何やってんだ馬鹿野郎!」と口汚く罵るダルタニアンのリーダーシップが完璧に故障.あまりにひどい彼を止めようとするリュウタをダルタニヤンは突き飛ばし…少年らしい取っ組み合いの喧嘩スタート! ここでウサラパたちがこっそり追いついてますが,お約束で墜落するような連中にドジだねぇと言われるリュウタはかなり気の毒だ(苦笑).
ここの事情を何もわからなくても,仲間に八つ当たりしてはいけないことはわかるリュウタ.取っ組み合いはレックスやダルタニアンの子分に止められますが,「俺の言うとおりにしないからだろ!」と激しい難癖をつけるダルタニアンに対し,主役でありちっとはリーダーとしてマシであるリュウタは,「俺が俺がって何なんだよ! 一人でかっこつけてるんじゃねえ!」と正論を叫ぶ! …子どもが非常に子どもらしく子どもの考えを真っ直ぐ叫ぶ,無体な熱さがいかにも工藤演出って感じで気持ちがいいな.
さて,デュマ伯の城にはリシュリューたちが到着.マリー皇太后の名を使って城の中へと入り,グーネンコだけは城の外で待機.探すのはリシュリューたちに任せ,見つかったところを取り上げようという魂胆です.ぎっくり腰が治癒したばかりのデュマ伯は幼い国王夫妻を歓待しておりましたが,突然のリシュリューの訪問とガイアの碧眼を差し出すようにという命令にびっくり.実はデュマ家には緑水晶の大玉が家宝として伝わっているんだけれど,それは伝説の「ガイアの碧眼」なんかじゃない…なのでデュマ伯は知らないと慌て,しかし緑水晶を見た国王たちはあれのことかと勘違いします.
とはいえ母に比べてずっとまっとうであった息子の妻は,家宝を差し出させるなんて可哀想だと国王に母の命令を撤回するように求め…けれど母の命令にはヘタレ国王がまったく逆らえないのがどうにも情けない.止められなかったリシュリューたちはデュマ伯の城を勝手に探索開始.城の外にはリュウタたちを追い抜いたウサラパたちがようやく到着し,待ち受けていたグーネンコと恐竜バトルを開始.ウサラパ様がスピノを投入したのに対し,グーネンコは角竜のアンキケラトプスを投入して対抗します.

後半.隙を突いたはずが早速恐竜戦に巻き込まれているドジなアクト団.素のスペックではパワーはアンキケラ,体格はスピノが有利っぽい.激突する2頭は早速デュマ伯の城を巻き添えという形で壊し始めているところにリュウタたちが到着,お約束のおばさん発言でウサラパの気が散ったため,緑水晶のある宝物庫が壊れてしまいます! 欲に目がくらんだか,恐竜たちが激突するすぐ近くの宝物庫へとリシュリューは早速向かっていて…いい根性してるなぁ,形勢逆転したスピノはアンキケラを踏みつけてますが.そもそも城を壊してる時点でスピノもアンキケラも両方とも邪魔です,
これ以上の被害を避けるためには,まず恐竜を建物から引き離さねばなりません.リュウタはガブを召還してアンキケラをふっ飛ばし,一応は2対1の形にしてみます.しかしここでノーピスが開発した新兵器をグーネンコが投入!…思いっきりノーピスって言ってたけれど,きっとリュウタたちは誰も聞いてないんだろうなぁ(苦笑).ティラノ強化型のギガスはこれまでよりずっと派手な鎧を最初から装備.さらにジャークランサーのカードの効果によって背中に鎧が延長した4本の棘が生えて,前方に向かって突き出していて…なんか原型がわかんない感じに凄くなってきたなぁ(苦笑).
スピノをジャークランサーの4本の槍で掴んで壁に叩きつけてカードに戻すギガス.咬ませ恐竜があっさりやられたのでレックスもマルムも容赦なく恐竜を投入します.数的には3対2ですが,ギガス1頭が何頭分に匹敵するのやら.さらにグーネンコがジャークアーマーをアンキケラに装着したので.リュウタたちもそれぞれエレメントブースターを装着.ギガスはパラパラとエースの連携で当たり,アンキケラは体格・パワーとも勝るガブが倒しにいき,ガブが転がしたアンキケラを容赦なくパラパラに蹴らせるという…かなりえげつない連携に(笑)すげえとダルタニアンまで感嘆しています.
恐竜バトルの隙に大地の碧眼を手に入れようとするリシュリューは宝物庫へ.それを見つけた一人で勝手なダルタニアンと,3人して勝手なウサラパたちも宝物庫へと.例の緑水晶を見つけたリシュリューのところへ,孤児院の恨みを晴らすために立ち向かっていくダルタニアン,小枝片手に大人に喧嘩を売るわけですが,相手はもちろん剣で対抗してくるから相手になるわけもない.…しかしそんな絶対不利をひっくり返すのが,友情…という名の数の力(笑).
子分たちは親分と同じく小枝しか持ってませんが,それでも数を頼みにリシュリューを止めることくらいならできる.仲間に救われたダルタニアンは,安堵の中でリュウタの言葉を思い出す…一人でかっこつけてるんじゃねえというあの言葉を.一人では無理なことも皆の力があれば実現できる,信頼に足りる仲間と力を合わせることができれば,「そうだぜ,ダルタニアン!」とリュウタも言う.会ったばかりのリュウタは自分を信頼して欲しいとは言わないけれど,代わりに信頼があれば何ができるのかを,仲間たちとともに見せるのです.
恐竜バトルはクライマックスへ.ギガスが洒落にならないのでリュウタたちが不利のままですが,仲間の力を見せるためには何かを倒してみせなくては! というわけでターゲットが暗黙のうちで定まったところで連携開始.エースがソニックブラスト,パラパラがグリーンインパルスでギガスを足止めし,皆の力を合わせればできないことなんかない!という熱い主張をぶつけるが如く,ガブがサンダードライバーでアンキケラを確実に仕留めます! …ノリで盛り上がって見えるものの,実際に倒しているのは敵の弱い方であるというのは,このシーンの大変重要なポイントです(笑)!
宝物庫の中では,リシュリューとダルタニアンたちが戦っているのを尻目に後ろのウサラパたちはこっそりと漁夫の利を得るつもり.しかし途中で「忌々しい孤児どもが!」とリシュリューが言うのに反応するウサラパ様.ついには大人気なく銃まで取り出し脅し始めるリシュリューの頭を後ろから壷で引っぱたいて倒す! 「飛び道具はずっこいよ!」 …いいかげんだし特に子ども好きでもないウサラパにしては結構珍しい行動ですが,詳細は次回で披露されそうですね.
それでもすぐ復活したリシュリューは念願の宝玉をゲット…でも素手で持ってる時点でコスモストーンではないわけです.大地の碧眼ではないことがグーネンコの鑑定で明らかになって,リシュリュー的には殴られ損か.それでも完璧な壊され損のデュマ伯よりはマシですが(笑).グーネンコはもう用はないと撤退を決断.残ったギガースを3体でも攻めあぐね,やられそうだったリュウタたちの目前からギガスが消えてくれました! こんなものとリシュリューがぶん投げた水晶はリュウタがキャッチ,威張ってばかりで悪かったとダルタニアンも謝って,仲間たちも許してくれたのでした.

結局コスモストーンは手に入れられなかったものの,デュマ伯に家宝を守ってくれた御礼としてフランスパンを一杯もらったウサラパたち…本当は家宝がコスモストーンならば盗もうとしてたんだけどね(苦笑).アンヌ王妃はヨーロッパ統一を目指すの野望のでかさに呆れて困ります,伝説のガイアの碧眼は凄い力を持つというんだから,コスモストーンに違いなさそうです…誰でも知ってるくらい有名なコスモストーンは久しぶりだ.そしてデュマ伯は,余程家宝を守ってもらったのがうれしかったのか,ダルタニアンたちに少年従士の装束を授けてくれました.
装束をもらったダルタニアンたちは王と妃を守る少年従士隊を早速結成して盛り上がる! さらにダルタニアンたちはリュウタたちにも同じ衣装を差し出し.「頼む,俺たちに力を貸してくれ」と素直に頼んでくるので…ここでコスプレを断るのも無粋ってもんです(笑).早速着替えてお約束の「一人はみんなのために!」をダルタニアンとやったリュウタたちの後ろから崩れてくる壁,逃げ遅れたリュウタが下敷きに…なるわけないよねヒキなんだから.これで偶然窓のところで当たらなかったという以外の展開があったら逆にびっくりするなぁと思いつつ(笑)次回に続きます.

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